(8)読み取り

2006-10-18 20:08:14 | 考える

④読み取り

これは③の「例」と順番を逆にすべきですね。
②「グラフ」の後に「読み取り」がくるのが自然
でした。

グラフのところで、すでに読み取りとグラフ化が
切っても切れない関係にあることは触れました。

ただ、読み取りはグラフを読むだけでなく、その相手
は図や表、地図、絵画的表現など数多く存在します。
したがって、読み取る方法も様々あるハズです。

何が平均的で、どこが特異な点か。
どういう共通点がどこに見られるか。
こういう辺りから始まり最後は資料などを作成した
意図を考えるまで幅広いことをしなければなりません。

予め課題を提示された読み取りもあります。
自らが目的を持って「読む」こともあります。

入試問題では何らかの特徴を探せ、という出題がよく
あります。
社会では特殊な部分に注目し、理科では反対に特異な
部分をカットして考えると、言われていますね。

自分が何を考えるのかによって読み方は変わります。

また、相手が何を伝えたいのか、どこにサインがある
か、どう読むべきか、考えなくてはいけないことも多
いのです。

考えた自分の結論を確かめることが難しいので「読み
取り」の習得には指導者の手助けが必要ですね。
9.20


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