ネコ化け

2016-05-26 13:29:47 | 塾あれこれ
江戸の昔から猫好きな国民です。
近年になってからの話ではありません。
ワンコと狩りをする人種じゃない。

日本の文化にある「緩さ」に関わります。


猫も年を取ると言葉を解するようになるとか
喋る、とか言いますが、ある部分本当ですね。

人間のような言語は猫にはありません。
ただ、人間が喋っているのを見ているうちに
「ははん、これだな」と気づくのですね。

(ヒトってのは声を出して意思疎通をする)

猫同士ではほぼ「ニャー」などと言わないのに
人に向かっては鳴く訳です。

何か伝えたいことがあるのですね。
「腹減ったぞ」とか

人間との間でコミュニケーションが成立するので
ネコが喋るようになった、と思うのです。


猫は自分のことで精一杯ですから、それを
人間から見ると、我がままに見えるのでしょう。

ツンデレと言われます。

でも気まぐれではありません。
自分の人生を生きているだけで、そこに人間との
接点があれば気持ちの伝えあいが成立します。

ネコは唯我独尊。

そこで生き物の生き方が明らかになるのですね。
ワンコは賢く人間に合わせてきます。
「生きるとは」がその分不鮮明になります。

ネコと暮らしてみると、生きるということが
とてもよく分かるようになります。

生まれてきたからには精一杯生きる
お迎えはいつか来るので心配無用。


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