書写山圓教寺

2016-11-12 08:37:56 | 塾あれこれ
唐突に姫路、と思いつきました。

学生のとき一度城を見に行きましたが、
ほぼ記憶に残っていません。

なのに、なぜ姫路?今ごろ

知り合いの方に「書写山は良いよ」と教えて
戴いたのが大きいですね。

西へ博多も良いのですが、ほぼ同じ距離を東に
姫路があることに思いが及んだのです。

となると本格的な紅葉シーズンになる前に=
静かなうちに、ですよね。

ほぼ予備知識が少ないまま出かけました。


山には紅葉した木もちらほらありましたが
まだまだシーズンじゃりません。
人は少なかったですね。見込み通りでした。

JR駅の北口からバスに乗りこみ
山麓からはロープウェイ。

もちろん有料の連続

金がかかりますね。

体力さえあればロープウェイはパスできますが
もうもう無理。
文明の利器に頼りました。

4分で上に着き、さてお寺は?と少し行くと
入山料を請求する関所がありました。
「バスと合わせると一人千円、どうされます?」

引き返しにくいところで金を要求されるのは
関西の文化ですかね。

断固、マイクロバスは拒否し
徒歩で寺を目指しました。

私はここんとこ足が痛いので山道はキツイのですが
勢いで歩くことになりました。
(やはりシンドかったですね)

その代わり、深い緑の参詣路に明るい日差しが及び
・・久しぶりでした。
空気もきれいだし、観光客は少ないし、
マイクロバスじゃ損をしそうです。

かなりシンドイながら最後の山道を行くと
じわーっと

「おお、これだったね」

この感じは写真でも映画でも伝わりません。
大変に劇的なロケーションでした。

きっと、山道を歩いた人だけの特権、
古人の素晴らしい発想です。

昔の人は偉かったのですね。
ロープウェイなしの時代なら
今よりもっと感動が大きかったでしょう。

ホウ・シャオ・シェンも感心したのじゃないかな。
『黒衣の刺客』でロケしていましたね。

関西の人はご存じでしょうが全国的には知名度が
まだまだです。
人には教えたくないのでしょうか。


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