選挙結果

2013-07-22 20:20:23 | 塾あれこれ
少し遅いですが本日3本目の投稿で「選挙」です。
今更、何を書くっちゅー話ですが。

おおむね予想されていた通りになりました。
マスメディアは、これからの政権運営がどうなる、と
常識的な話題でお茶を濁しています。

しかし、今回はおよそ50%という低い投票率で
多くの政治に関心のある人間が、投票する先がないと
投げ出してしまった結果、組織票に頼る政党が
比較的、多数を頂いただけという大問題には触れず
民意だとか審判だとか、半分の事実ばかりを言います。

これもある種の意識操作でしょうね。


以前は、旧来の自民党政治にじっと付き合ってきたものの
さすがにこれでは行き詰まりだと(小泉でもあれだ!)
そこで民主党に託して見た。
けれど、ひどかった。

鳩山、菅ばかりを叩きますが、野田がキチンとしてれば
ここまでの不信は招かなかったでしょう。
公約を守らないどころかマギャクをやらかした・・
景気政策は手をつけなかった・・

ここまでくれば解党的出直し、となるはずのところ
「執行部は変わらず結束を固める」ということらしい。
まるで反省していない、ように見えますが、ね。

結局、労働組合の政治部代表として一定の機能を
はたしていればそれで良いのでしょう。
いっそ名前を「労組党」にしちゃえばどう?


昔は、新聞がA有利と事前予測をすれば
反対にBが伸びるなんてことがよくありました。

あるいは「今でも基本は自民だけど今回だけは社会に」
なんて人もよくいました。

近頃は、新聞の予測通りに結果が出ます。
何だか、一種のコントロール下にあるのではないか?

統計の精度が上がっただけなのか。
組織票以外の人でも結局操られているのか。


今回、投票を済ませたら「出口調査」っちゅーのに
ひっかかってしまいました。

よほどヒマそうに見えたのでしょうね。
何でオジサンをゲットするのだ。

瞬間、ウソ答えようか、と考えました。

けれども、そうして何か得があるか?と思いなおし
正直に「調査され」ちゃいました。
女の(子?)だったしね。

殆どの人間はこうなんでしょうね。
だから新聞の予測も当たるのか、と納得した次第。
少しウスッペライかな、この社会。

新聞の日本語はひどい

2013-07-22 18:36:00 | 塾あれこれ
お前ごときに言われる筋合いはない、と
叱られそうですが、新聞の日本語がひどい。

(TVなどもひどいですが)

言葉が滅びる時、その民族の文化が絶え社会が死滅します。
しかし近頃の新聞ときたらまったく無頓着ですね。

もともと文化に弱い産経新聞は以前から御粗末でした。
漢字の使い方は部分的に他より進んでいるそうですが
それ以外の日本語は無残。
産経系ウヨクというものがあるならば
その日本語が怪しいという変な話です。

他の四大紙も似たり寄ったりです。
「それはよくないだろう」という日本語の多いこと。

多くの学者も同罪です。
大学の先生など、ご専門は別として、通常の日本語が
これまたひどい。
若い子のような舌足らずを平気で使っておられます。
或は今時の若者に媚びているか。

国語専門の先生からして「正しい日本語なんて無いんだ」と
口走ります。
「時代とともに変わるのが日本語」

確かにそうなのでしょうが「ヤバくね、ハンパないし」
という風な日本語を仲間内だけでなく無自覚に口にするなど、
現実では即時性の高いメディアが発達していることも踏まえた
日本語崩壊を助長してどうする。。。

言葉がゆっくりと変わってゆくのは当然のことでしょう。
「あらたしい」→「あたらしい」
などの変化が社会に混乱を招いたことはなかったでしょう。

しかし、今、漬物を食って「ばあちゃん、これヤバイよ」は
変化というには速すぎて、もう言語の崩壊現象でしょう。
言語構造が残っていればよい、というものではありません。


先日、朝日の地方記事面にこんな見出しがありました。

『小津監督 感謝を伝える』

かなり大きめの活字で目に飛び込んできたのですが
頭がクラっとしました。

小津さん「が」感謝を伝えるのか
小津さん「に」感謝を伝えるのか

記事本文を読まないでは、どうしても判断がつきません。
文の流れでしか意味がとれないなんて・・
これでは中国語でしょう。

中国人がすぐにカッカとするのは、日本語とは違う
彼の国の言語にも原因があると考えます。

こんなに、きちんとしない日本語では、中国の言語文化を
笑えませんね。


上記朝日の見出しは文字数の制限があって助詞を
抜いたわけではないと思われます。

『小津監督が感謝』もしくは『小津監督に感謝』でも
見出しとして十分に意味を伝えます。

それを、妙な意味不明の日本語に仕立てちゃうのは
(オレの言うことが分からんか)という思いが激しいから。
そういうタイプはカッカときやすいでしょうね。

助詞、助動詞というものがある日本語を十分に使えば
もっと明確な意思疎通ができるのに。

I call you.
私はあなた「に」電話する・
私はあなた「を」呼ぶ・・・いったいどっちなの?でしょ。

助詞があるということは便利ですねえ。


日本語には、助詞・助動詞は欠かせません。

山口仲美著『日本語の歴史』岩波新書に
ひらがな、カタカナの成立に助詞助動詞の存在が
拘ると指摘されています。

韓国語とは違う日本独特の言語世界の優秀性は
書き言葉にも由来する処が大きいでしょう。

そんな大きな役割を持つ助詞を捨ててどうしますか。


実は朝日のネット版では助詞を入れた表記になっています。
誰かが気付いたのでしょう。
てことはマズイと認めたんだ。

他の新聞でもしばしば見かける助詞の省略。

「大鵬柏戸殺す」

一体だれがどうなったのか不明、という表記が
いやになるくらい多いのです。


TVはもっともっとひどい。
「そんな日本語があるか」とつっこんできましたが
最近は諦めてきました。

団塊に属す、まだ多少日本語がマシな人間が
若い人にチェックを入れないのです。
嫌われたくないから。
年寄りは嫌われるのがお仕事なのにわが身大事と
何も言わないのでしょう。
「え?そんなミスあったの、気づかなかったなあ」
これを、世も末と言います。

♪バカは死ななきゃ治らねえ

ザックは下手

2013-07-22 10:29:56 | 塾あれこれ
ザッケローニは悪くはない。
しかし限界だ。
レベルアップするために監督を交代してほしいね。

コンフェデ杯で問題がハッキリと分かったけれど
今回もまた同じ間違いをしています。
一流とは言えないでしょう。

コンフェデの第3戦で旧来のメンバーで戦い
戦果がなかった。
一刻でも早く新しい戦力を築かねばならぬのに。

現ザックジャパンの薄い選手層がW杯の時に
故障していたらどうするんだろう。
調子を悪くすることだってありえます。

今回、東アジア杯では仕方なく若手で臨んだのですが
なぜ栗原なのか、駒野なのか、
結果が示していますね。

まったく新しいチームだけにベテランを数名、という
発想、これはもう古いでしょう。


選手交代も相変わらずです。

換えて出した選手が全く活動出来ていません。
また換えるべきであったかどうかも疑問。


守備の崩壊も改善されていません。

外からフリーで放り込まれて、ピンチ
この対策が出来ていない。

バックが後ろから追いかけるのも相変わらずです。


若い人でも一定のメドが立つのは良さそうですが
それはザックの手腕じゃありません。

半年後になって監督を換えたって遅いからね。