「解明されるティーンズの脳」

2011-09-30 14:17:26 | 塾あれこれ
ナショナルジオグラフィック10月号
表紙に大きく「解明されるティーンズの脳」という
文字が目立ちます。

サイエンス・ライターのデビット・ドブズさんの記事が
7ページと、写真多数です。
私には写真はピンときませんが、記事は興味深いですね。

ティーンズはとかく無謀に走り易く、大人から見ると
厄介でもあるのですが、脳科学や精神科学などの研究で
脳や精神に欠点があるというより、建設的な可能性がある
と見られるというのです。

例えば脳内の処理速度は12~25歳で急速に上昇する
それは個人や人類にとってプラスであるはず、と考える
のです。

そういう方向からの記事で、教育という面から見ても
たいへんに示唆的です。

面白い記事で、お勧めですね。


私には「5600万年前の気球温暖化」という記事も
面白かった。

何らかの原因で始まった温暖化によりメタンハイドレートが
急速に融解して大気中にメタンが放出され、
一気に大気の温暖化が進むのです。

素人考えですが、何やら現在のCO2他温暖効果ガスの
著しい増加と異常気象、地球温暖化の近い将来を思わせる
ではありませんか。
激変は怖いですね。


東電がこの夏の節電を分析し、一番の課題であった
消費ピーク時の節電には家庭はあまり寄与していない、
と発表しています。

「関係のないところで」節電した、とは失礼な。
(記事を良く読むと、直接のデータではなく推量)

諸事情の下で、5%でもカットするのは大変なのに
役に立たなかったと言わぬばかりの報道は・・

家庭の節電はピーク時の危機を乗り越えるためだけで
やっていたわけではないでしょう。

浪費をやめCO2排出も下げたいとの思いもあった筈。
驚くべき節電をこそ、まず評価すべきです。
次いでピークの問題になるはずですよね。

どうも東電→政府→マスメディアは鳩山のCO2カット
という政策目標が気に入らないようですね。

本当に温暖化であるのか。
異常気象との関係はどうなのか。
原因はCO2なのか。

結論が出ていないことかもしれません。
しかしだからといってかなり疑わしい物を無視してても
よいのでしょうか。

たとえば、もしCO2が異常気象の原因だと分かった時に
手遅れで間に合わなかったらどうする?
原発があるから、という考えは破綻しました。
あっても増えることを止めるだけで減らせるわけでは
ありません。

メタンハイドレートの爆発的融解を止められるか?
吸収したり温暖化を止める手立てがあるか?

今はまず浪費をチェックし、エコを考えるべきでしょう。

手がつくところから、少しずつでも実行あるのみ。
たとえ「関係ない」と揶揄されても、エコバカと
指をさされようと、爺さんは子・孫のために。

あ?
私には子も孫もいないんだった・・・