昨日は法事がありました。
「乗り放題3千円」というJR乗車券で、ついでに
福山まで足をのばし歴史博物館を訪れたのです。
「初音の調度」を久しぶりに見ることができました。
本当にため息がでるような御品ですね。
他にも、よい意味でのセレブなものが一杯です。
目のお宝でしたね。
篤姫さまもそれらのお宝がひしめく徳川家に入る
のですから大変だったことでしょう。
○
これらのお宝を支えるのが有名無名の職人たちです。
良いものができれば、それだけで満足する人々がいた、
もちろん世界中に数多くいたのです。
名前を残そうという発想はカケラもなかったでしょう。
考えてみればうらやましい生き方ですね。
自分の中で満足を完結できるのですから。
これほど充実した仕事は、ないでしょう。
現代人が戻ろうとして戻れないユートピアかもしれ
ません。
○
あえて言えば会場の規模が小さすぎるためでしょうか
展示品が少なかったですね。
え?これでもう出口?
・・1000円は高いんじゃないかな。
常設展は10年以上前とそれほど変化もないようです。
初めて行く人ならば面白いでしょう。
こちらはお客が少なくノンビリと見られます。
とゆーことは・・?
○
入場料の話はケチくさいですけれども、
徳川の名品を理解するには、その量も必要だろうと
考えますから展示品の少なさはかなり残念です。
圧倒的な量を見せ付けられて初めてわかるスゴサが
ありますから。