徳川のお姫様

2008-10-20 17:49:34 | 塾あれこれ

昨日は法事がありました。

「乗り放題3千円」というJR乗車券で、ついでに
福山まで足をのばし歴史博物館を訪れたのです。

「初音の調度」を久しぶりに見ることができました。
本当にため息がでるような御品ですね。

他にも、よい意味でのセレブなものが一杯です。
目のお宝でしたね。

篤姫さまもそれらのお宝がひしめく徳川家に入る
のですから大変だったことでしょう。


これらのお宝を支えるのが有名無名の職人たちです。

良いものができれば、それだけで満足する人々がいた、
もちろん世界中に数多くいたのです。

名前を残そうという発想はカケラもなかったでしょう。

考えてみればうらやましい生き方ですね。
自分の中で満足を完結できるのですから。
これほど充実した仕事は、ないでしょう。

現代人が戻ろうとして戻れないユートピアかもしれ
ません。


あえて言えば会場の規模が小さすぎるためでしょうか
展示品が少なかったですね。

え?これでもう出口?
・・1000円は高いんじゃないかな。

常設展は10年以上前とそれほど変化もないようです。
初めて行く人ならば面白いでしょう。
こちらはお客が少なくノンビリと見られます。

とゆーことは・・?


入場料の話はケチくさいですけれども、
徳川の名品を理解するには、その量も必要だろうと
考えますから展示品の少なさはかなり残念です。
圧倒的な量を見せ付けられて初めてわかるスゴサが
ありますから。