3月3日、三次市十日市町の天輪(てんりん)にて、
大山百合香×Sora Two-man Live~天の音 輪る音~ テンノオト メグルオトが開催されました。
今まで何度もお会いしたことのある、シンガーソングライターの大山百合香さん、フルート/篠笛奏者の麻美mamiさんが出演されるということで、また、出演者よりお誘いをいただいたので、行ってまいりました。駆け足ながら一部始終を。
会場となった天輪。もともとは醤油の倉庫だった建物を改装したお店で、普段はバーとして営業されています。住宅街のど真ん中に立地するので、場所がやや分かりにくいですが、隠れ家的なお店といえます。
このライブは、大山百合香さんとSora、ツーマン形態で行われました。
前半はSoraから。
Soraは麻美mamiさんとサンミさんのふたりで、篠笛とカヤグム、つまり、アジアの民族楽器を奏でるデュオであります。麻美mamiさんは何回もお会いしてるんですが、このユニットはワタシ個人的には初拝見となりました。サポートを迎えたバンドスタイルでの演奏でした。
篠笛とカヤグムの繊細な音色は木の温もりを感じる建物の空間に調和してました。彼女たちの感性で生み出されたオリジナル曲は情緒豊かで、懐かしい感じもあってホントよかったですねえ。
後半は大山百合香さん。こちらもサポートを迎えたバンドスタイルでした。
鹿児島県奄美群島出身の百合香さんは、2005年にメジャーデビューされ、その後縁あって広島県三次市へ移住され、現在は神戸在住であります。久しぶりに三次市でのライブとなりました。
今回は私的なテーマとしてルーツを掲げ、生まれ育った故郷の奄美、第二の故郷といえる三次を想いながら、大切な音楽仲間と共に、南国の空気感を詰め込んだ唄をたっぷりとお届けされました。これまで歌われてきたオリジナルやカバー曲のほか、新曲も披露されました。同じく木の温もりを感じる建物の空間にピッタリでしたねえ。
全員は写ってないですが、終盤では百合香さんとSora、つまり出演者全員での一大セッションもありました。
ということは、篠笛、カヤグム、百合香さんの三線、バンドの和太鼓という組み合わせが実現したというー。
いろんな縁が重なりあって、今回のライブは実現し、またそこから新たな縁に恵まれ、幸せな笑顔が広がった素敵なひとときでした。
出演されたみなさま、運営に携われたみなさま、来場されたみなさま、おつかれさんでした。
以上終わり。