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ミツビシ ギャランラムダ

2011年09月29日 | クルマネタ

1976年12月、三菱から新しいスペシャリティカー、ギャラン∧(ラムダ)が発売されました。
同年5月にギャランのセダンはギャラン∑(シグマ)にモデルチェンジされましたが、ラムダはそのシグマをベースに2ドアハードトップ化されました。
それまでの系譜からしたら先代のギャランに設定されてたハードトップのモデルチェンジ版といえますが事実上ギャランGTOも吸収統合されたカタチとなりました。

この個体は2008年12月撮影。1600SLです。



見てのとおり直線基調のシルエットで角型四灯式ヘッドライトがよく似合ってます。全体的にシャープかつモダンな雰囲気で1970年代後半の当時の国産車の中でも最先端を行ってた気がします。
内装はステアリングが1本スポークになる他、上級モデルは本革シートが装備されるなど色気を醸し出してました。
エンジンはアストロン80と名付けられた直列4気筒で2リッターと1.6リッターでした。静粛性を保つためにサイレントシャフトが内蔵されてました。駆動方式はオーソドックスにFRでした。


こちらは以前も掲載しましたが今年5月に撮影した2600スーパーツーリングです。



これは1979年に追加設定された最高級モデルでエンジンはデボネアと同じ2.6リッターが搭載されてました。ゆえに3ナンバーとなります。フェアレディZやセリカXXに対抗するために大排気量のエンジンが搭載されたわけですが、ただし、ライバル各車は6気筒なのにこちらは4気筒でしたが…。
前後バンパーが大型化された他、2トーンのボディカラーが施され、アルミホイールも装備されるなど最高級モデルにふさわしい豪華な出で立ちであります。


それと画像はありませんが、1978年に発足した新しい販売系列『カープラザ店』向けに姉妹車としてギャラン∧エテルナが発売されました。

コメント (5)
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