今からちょうど30年前の1980年10月にフルモデルチェンジされて登場した4代目マークⅡを取り上げてみましょうか。
ハイソカーブームの火付け役となって大ヒットしたモデルであります。これ以降日本の道路は白色の4ドアセダン/4ドアハードトップで埋め尽くされるようになりました(もちろん白色以外の塗色もありますが)。4代目のトピックスは4ドアハードトップの登場、搭載エンジンでもターボ付きやツインカム24の登場など高性能化が進みました。さらにチェイサーに続いて第三の姉妹となるクレスタが登場しました。
以下、画像を並べてみますが、まずは売れ筋だった4ドアハードトップです。上級モデルのグランデです。1982年にマイナーチェンジされた後期型で鋭い顔立ちからかイーグルマスクとも呼ばれています。しかし、売れ筋の仕様だったにもかかわらず何故かハードトップはまったく網にかからずワタシが撮ったモノでは掲載画像が唯一です。今年5月撮影。
反対に4ドアセダンの方が遭遇する確率が高かったりします。セダンの前期型はヘッドライトが角目4灯です。画像の個体はバンパーが無塗装の黒色で見てくれが安っぽいことから廉価グレードのGLあるいはGRでしょうか。2006年3月撮影。
同じく4ドアセダン、グランデです。フルカラードバンパーは似合わない気が…。2008年10月撮影。
後期型のセダン、フォグランプ内蔵の2灯式ヘッドライトの採用で顔つきがスッキリしました。これもグランデです。2008年1月撮影。
ついでに第三の姉妹車として登場した初代クレスタも掲載します。今年10月に撮影しました。
上記マークⅡ(とチェイサー)より先行して1980年3月に登場しました。同時開業したビスタ店のメイン車種として登場、マークⅡ/チェイサーとは少し異なる独自の4ドアハードトップのボディを採用しました。上記のマークⅡのハードトップと比較するとイメージが異なるのが分かると思われます。
ただ、この代のチェイサーだけはまったく見かける事がありません…。