IMONカプラー107,207

2017-04-13 | 鉄道模型
IMONカプラーの107、207は「間もなく発売」という謳い文句になってから何ヶ月も経っています。

もしや忘れられているのでは?

と思って調べてみたらもう既に出来ていました。

ただし、失敗作で作り直し中です。


左から一番、三番(黒い2つ)がHO-207です。 2番、4番はHO-205です。

205と209の丁度真ん中サイズが207です。

1mm違いで5種類が揃うことになります。


左が207、右が205です。 ポップアップします。


HO-207のヘッドのアップ

(深度合成する前の画像をUPしてしまった大失敗の様です)

IMONカプラーは最初のモデルHO-101(ケーディー#711相当)から新しいモデルが出る度に、そして追加生産する度に少しずつ改良してきました。

今回HO-107、207では型の出来が悪く、作り直し中です。

最高の精度で発売できるように全力を尽くします。 悲しいかな発売5月20日かもしかすると6月になると思われます。

105、205に相当する密自連(HO-125、225等)も制作中でしたが、しわ寄せは避けられないと思われます。









9600キット組立⑧ ボイラー&ランボードに突入!

2017-04-12 | 鉄道模型
組立説明書には組立が何処まで行ったら次は違う図解のパートへ行け等と書いてありません。


此処まではシリンダーブロックなども縁が切れている部分なので組立説明図に載っているそのまま全部を組んでいましたが、フロントデッキは大雑把なところまで組んでボイラーへ転戦することにします。


それはやはり当然の選択だったようです。 大きな熱を加えてハンダを一杯流さなくてはいけないところや、長い距離に渡って半田を流さなくてはいけない所、などは早く組んでいくべきですし、2カ所のハンダで位置が決まる場所は先に付けてしまって構わないと思います。

破損し易いモノは最後に付けるべきです。

つまり組立説明図は順番を指定してあるモノではないという当たり前のことです。


実は最近になってIMONの9600のポイントはランボードとフロントデッキの半田付けで有ることが判りました。

まあ早速突入します。


主要な(大きな)パーツを出してみます。


ランボード上板は洋白、非常に薄いです。
(エッチングで強いボルト表現がありますので元はよくわかりません0.3mm?)
厚さは0.15mm程度です。

下板は0.4mm程度の真鍮板。 ランボード縁板表現は下板ではなく下板の外側に付く0.8mmの角材です。 非常に薄い上板故の構造だと思います。


ランボード上に設置するエアタンクの確認のため湯口を切り落とそうとしたらニッパーが湯口に負けて命を落としました。


儀式じゃないのですが、メインのパーツなので尊重して糸鋸でランナーから切り出しました。


前部をマスキングテープで固定して火室脇から半田付けして行きます。 こうしてみると棒ハンダ使ってますね。


ランボードのメインの部分半田付け終了。

真っ直ぐを意識したのですが少し反っています。 (問題はありませんでした)


次はボイラー


ウェイト載せ台を兼ねた繋ぎ板を使って丸いボイラーを確定させます。

一番前の穴に位置決め用にビス、ナットを固定します。


後から始めてハンダたっぷり流して固定します。


後ろから見た図


前から見た図


シリンダー蒸汽送り管カバーというか、ボイラー台というか。 磨いています、ぴったり吸い付くように!


北海道どんぴしゃの煙突パーツ(右)に交換します。


ドームは磨いてつるつるに近づけます。


ボイラーと隙間が無くなるようにヤスリで整えます。


写真に撮って拡大すると隙間があるところが判ります。


まだまだ削ります。


この辺で観念でしょうか。


でかいパーツを並べてみています。 ウェイトはタングステン製。 原宿店店頭で分売してます。


新しいニッパーが到着しました。

篠原模型店のレールカッティングニッパーです。

これは優れものです。 お薦めします!


モーターツールでスチームドーム手摺の穴開け。 0.3mmです。


調子に乗っていたら反対側で折ってしまいました。


サンドドームにはボルトの様なモノが植わっていますので慎重に万力で咥えてモーターツールを使います。


手摺、ボルトが植わった(ハンダはこれから)ドームの裏からの眺めです。


ドーム裏側にはウェイト兼用で出来るだけたっぷりハンダを流し込みました。


外から見た状態です。


載せてみます。 ハンダはまだ。


蒸汽管覆いをランボードに載せて確認、このハンダ付けはずっと先です。


こんな眺めです。 棒ハンダを流し込む準備です。


蒸汽管覆いからハンダ付け! 一杯流し込みます。


キサゲてランボードとの合いを確認。 当然大丈夫。


木片を使って煙突ドームをボイラーにハンダ付け、木片には焦げ付かないようにハンダ用マスキングテープを被せてあります。


ハンダ付け終了。


前側から覗き込んだボイラー内側の様子です。

手前にゴロンと何か転がっているように見えますが・・・コレ(多分ハンダ)は使わないで摘出したのか?

此処までは素組みという感じです。

突然ですが現時点の姿をちらっと・・・


数日前の姿です。 (台枠+シリンダーブロックの上にボイラー置いてみただけ)

芸術祭の時に慌ててやった作業の修正をチョットやりました。

現在コレに2つ組み合わせのパーツが2カ所加わっています。





13㍉ゲージ運転会の宴会に行って参りました

2017-04-09 | 鉄道模型
大阪、中央区民センターで開催された13㍉ゲージ運転会(運転会に参加はしたと言えない)の宴会に参加して参りました。


家辺(やべ)さんが2輌同時製作中(凄い!)のC51の空制バージョンに使う複式コンプレッサーです。


スタイラスTG-3の焦点深度合成を使うとこんな感じになります。


そのC51は1/24です。 ディアゴスティーニスケールです。


これはHarryさんのEB55?


遠方から見ていてなんだろう・・・こちら三橋さんのOJのコンソリ。

最初台湾のアルコのキューロク(台湾総督府鉄道600形蒸機)を作ろうと思い立ったものの意外な格好悪さを修正してこの姿になったというものです。


格好良いです。

 
三橋さんの解説とクラーケンこと内田さんの2-6-2タンク機

動輪の厚みをほぼスケールの1.6mmにした実験機です。

JM統一規格の車輪の厚み2.0mmなので相当薄くて、ポイントを通過出来るかが見どころでした。

http://kraken.cocolog-nifty.com/blog/13mm/index.html




これまた深度合成の見本です。




こちらも! 深度合成は当たるも八卦当たらぬ模八卦!です。

 
                         今日の運転時間が終りました。
 
地下鉄、谷町四丁目→天王寺に乗車、飛田新地まで歩いた様な気がします。


飛田新地、大正時代の遊郭を改装した料理屋“鯛よし百番”


登録有形文化財に指定されている建物です。


一番に『じゅうそうクラブ』の文字!


                         鍵付きの下駄箱
 




我々の部屋は1階の一番大きな部屋です。


中庭?


トイレの天井が感動モノです。

 

 

 
乾杯の練習をします。

 

 
本当の乾杯です。


鍋毎に具材がいろいろですが基本は鯛です。 我々の所は鯛オンパレード!

 

 
現役の芸子(芸妓)さん同席!

 

 


宴会場入口のふすま、大変年季が入っている感じ・・・

 

 
2階がまた見ものだという情報を聞きつけ関東組の一部で見物に行きます。



























 
飛田新地のど真ん中を歩いて動物園前に向かいます。


西成区のマンホール

 
興奮気味の一行は帰路に就きがたく・・・


こんなお店に・・・ここはここで良い味出しています。

 




最後は深度合成してみました。

印象度抜群の強烈な宴会で大満足です。






9600キット組立⑦フロントデッキ3

2017-04-07 | 鉄道模型

フロントデッキの続きです。


フロントエンドビームをデッキに対して直角に強固に密着させる為に色々な大きさの木片やベークライト片を利用してやります。 直角は目視しかないと思います。


この機関車の場合北海道なので機関士席側のステップが重要になります。

まずは穴を開けて


糸鋸で切り取り


ヤスって整えました。

北海道形ステップは巨大でデッキを大きく削り取って誘導員の立ち位置を作る感じになります。

69620の解放梃子ホルダーは4本ともフロントビーム取付。

結局フロントデッキは此処までの作業として残りは後で考えることにしました。

黒いパーツはABS製の台枠前部分です。
これはネジ止めでフロントデッキに付けるのですが、そのネジを誤ってコレを壊してしまうことになります。

メジロのめ次郎さんが言っていた意味がよくわかります。

急いで作業すると大変な痛い目を見ることになります。


後日=近日の姿です。

フロントデッキから台枠が浮き上がっています。 驚くべき大惨事!

なにげにフロントステップはデッキに取付済みになっていますね。

洋白帯板0.2×0.8は助士席側のランボード表現補修用(2段目が引っ込みすぎているので貼り重ねて調整します)

小さな小さな真鍮 0.5mm 角材はL側北海道ステップの脇に貼ります。


正面から見たところです。

ABS製の台枠をねじ込むつもりで裏からビスで留めたつもりが、ビスが長すぎてデッキを破壊、徹夜状態の私は其れに気がつかなかったのです。

50歩まで歩いてきたのに4歩後退、いや、取り返しは付かないかもしれません。


ネジによる変形部=径2mmの真鍮棒と木槌で叩いてOKにしました。

そしてステップ脇の0.5mm角材のハンダ前を示しています。

フロントデッキの修理は成功裏に終わり、昨夜キサゲしました。

今夜は洋白薄板と角材作業でした。


これが今夜の姿です。

L側ランボード下前半部のパイピングは芸術祭一週間ほど前に曲げ終わっていたモノです。

シリンダーブロック真横のランボード下にこのパイピングが入り込む溝(0.6mm幅)が有るのが見えますでしょうか?

キットの指示は0.8mm角線を貼るべき所を0.6mm角線とその外側の0.2mm×0.8mm帯板に置き換え、このシリンダーブロック脇の部分だけ0.6mm角線が無い様にしてお板のです。

なかなか苦難の道を辿っている感じです。

急いじゃ駄目だという教訓が身にしみました。






9600キット組立⑥フロントデッキ2

2017-04-06 | 鉄道模型
最近車の混雑が酷いです。

午後9時過ぎの話ですが・・・

大井町から自宅の渋谷に帰る道すがら、かつては想像の出来なかった交通量が多くて信号1回待ちが必ず有るようになりました。

皆帰路を急ぐのでかなり信号無視ぎりぎりまで頑張るのですが、なにぶん車が多くて1回の青信号では行ききれない・・・

小売りは不況を感じるかもしれませんが、不動産業側から見れば馬鹿景気で狂乱状態に近い感じがします。


はてさてフロントデッキ


手摺はこんな感じで付くのです。


メジロのめ次郎さんに「無理に急ぐと雑になって後悔しますよ」と注意を受けていたのですが、昨日も報告の通り、ねじ寸法を間違えてフロントデッキを壊してしまいました。

それから見ると「綺麗なもんでしょう!」というこの姿です。

丸い挽物は半田付けします
其処にメスネジが有って、台枠、せん前端部



端バリを真っ直ぐに取付


このねじ穴だらけの補強を真っ直ぐな位置に半田付け。

このねじ穴に長すぎビスをねじ込んで壊すことになります、




ああ綺麗だったなあと思いながら・・・

今日は修理後のキサゲ作業をみっちり2時間。

修理作業そのものは大成功でした.