9600キット組立⑦フロントデッキ3

2017-04-07 | 鉄道模型

フロントデッキの続きです。


フロントエンドビームをデッキに対して直角に強固に密着させる為に色々な大きさの木片やベークライト片を利用してやります。 直角は目視しかないと思います。


この機関車の場合北海道なので機関士席側のステップが重要になります。

まずは穴を開けて


糸鋸で切り取り


ヤスって整えました。

北海道形ステップは巨大でデッキを大きく削り取って誘導員の立ち位置を作る感じになります。

69620の解放梃子ホルダーは4本ともフロントビーム取付。

結局フロントデッキは此処までの作業として残りは後で考えることにしました。

黒いパーツはABS製の台枠前部分です。
これはネジ止めでフロントデッキに付けるのですが、そのネジを誤ってコレを壊してしまうことになります。

メジロのめ次郎さんが言っていた意味がよくわかります。

急いで作業すると大変な痛い目を見ることになります。


後日=近日の姿です。

フロントデッキから台枠が浮き上がっています。 驚くべき大惨事!

なにげにフロントステップはデッキに取付済みになっていますね。

洋白帯板0.2×0.8は助士席側のランボード表現補修用(2段目が引っ込みすぎているので貼り重ねて調整します)

小さな小さな真鍮 0.5mm 角材はL側北海道ステップの脇に貼ります。


正面から見たところです。

ABS製の台枠をねじ込むつもりで裏からビスで留めたつもりが、ビスが長すぎてデッキを破壊、徹夜状態の私は其れに気がつかなかったのです。

50歩まで歩いてきたのに4歩後退、いや、取り返しは付かないかもしれません。


ネジによる変形部=径2mmの真鍮棒と木槌で叩いてOKにしました。

そしてステップ脇の0.5mm角材のハンダ前を示しています。

フロントデッキの修理は成功裏に終わり、昨夜キサゲしました。

今夜は洋白薄板と角材作業でした。


これが今夜の姿です。

L側ランボード下前半部のパイピングは芸術祭一週間ほど前に曲げ終わっていたモノです。

シリンダーブロック真横のランボード下にこのパイピングが入り込む溝(0.6mm幅)が有るのが見えますでしょうか?

キットの指示は0.8mm角線を貼るべき所を0.6mm角線とその外側の0.2mm×0.8mm帯板に置き換え、このシリンダーブロック脇の部分だけ0.6mm角線が無い様にしてお板のです。

なかなか苦難の道を辿っている感じです。

急いじゃ駄目だという教訓が身にしみました。