【スーパー北斗】走る

2014-05-06 | 鉄道模型
編成収納箱を開発しています。

1/87日本型用と1/80日本型用が先行しています。

既に発売して進行中ですが実際使ってみて改良の余地が有ればどんどん修正していくつもりです。

IMON製キハ281系【スーパー北斗】は韓国Ajin製造で、ウレタン(スポンジ)を使った箱に入っています。 まずこれを急いで『編成用紙箱』に移す必要が有ります。


元箱と7両用編用紙箱です。

体積にしておよそ2.5~3:1の差が有ります。


1号車を開けてみました。 うわっいきなり本題と違う展開!

車体内側に車体を包む紙が回って居り、ネジが外され、カプラーも外されています。

この私の編成は開けていなかったのですが、開けてびっくり玉手箱!まともな完成車両じゃないのが我家には来ていたのか?


7号車です。 札幌方先頭車です。

お客様のところへ行く普通の状態です。

シールを剥がし、ビニールシートを解き、車体包み用の紙を外し、幌を保護する低発泡ウレタン(経年変化しない硬いスポンジ・・・KATOやTOMIX等Nゲージ大手も使っているモノ)を取り外して初めて線路に載せられます。

収納するときは全行程を逆にたどる必要が有り、綺麗に収納するには‘プロ’の技が必要です。


編成収納箱を開けてみます。 低発泡ウレタン片(別売り)の屋根押さえは低屋根用、妻板押さえは21.3m級用12個、20.5m級用2個をそろえてあります。

キハ281系先頭車は先頭が丸いので大きいウレタン片を使うと丁度良い事が調査済みです。


何やら不思議な状態の1号車は後で診る事にして7号車で当たり等を再確認します。


妻板押さえに両面テープを貼ります。

厚い紙製の「内箱」の内側に貼ります。 (大きい方が先頭部用)

【スーパー北斗】では起こり難い事ですが、編成替えするときは車両と内箱を一緒に引っ越しすれば良い様になっています。
最初4両編成を組んでいた車両を7両編成に入れるときは内箱ごと引っ越しすると上手く行く様になっています。


先に左右の妻板押さえを貼るのがセオリーかと思います。

私も経験が浅いのでそのまま貼ってしまいましたが、内箱を取り出して平らなテーブル上で「取付」を行った方が綺麗に速く出来ます。


屋根押さえに両面テープを貼ります。 (5mm幅の両面テープを使っています)


貼りました。


収納しました。 こんな具合になります。

妻板押さえは幌までよりも低い高さになっていて幌を守ります。 (この車の幌はシリコン製です)

屋根押さえの長さは200㎜あります。 パンタ2丁の車両は半分の長さが妥当ですし、通常は1両用を半分にしても何の問題も無いかもしれません。
しかし、このキハ281系はとても重いのです。


2~6号車は屋根押さえが丁度ど真ん中に来るように工夫します。

内箱内側の端から紙製「専用定規」を作って「ど真ん中」揃いにします。


次々に隅出し・・・


この隅出しもテーブル上でやった方が良い事に気が付きました。


妻板押さえもどんどん両面テープで貼って行きます。


怪しい1号車を含めて収納してみました。


韓国モデルのパターンとして予備パーツが各車両箱に入っているのを集めてパーツ箱に入れてしまいます。


このカプラーカバーは良い出来です。

TNカプラー先端に取り付けるモノです。


使用前


使用後


2mmビスはストックの中に加えます。


分解しなくても出来るところまで紙を引き出しました。


結局分解しました。 IMONの最近のHO1067製品と同じような構造をしています。

最近のIMON製品の場合は輸出品フェロー・スイス向けの構造から来ていますので


床下機器へのレタリングはよいでしょう?


組み立てるだけは組んだのですが、1号車は大丈夫かなァ。


蓋を閉めて


スリーブに入れます。

スリーブの大きな欠き取りは、こちらが「上」という事を表せて、スリーブではなく中身の箱を手に持たせようという作戦でこうなりました。


1号車キハ281-5 583g(M車です)


2号車キハ280-108 386g


3号車キロ280-3 393g


4号車キハ280-105 389g


5号車キハ280-3 388g


6号車キハ280-110 386g


7号車キハ281-902 581g


手前キハ281-902

奥キハ281-5

900番台;試作車は肩にはっきりしたラインが無く全体が丸い。 量産車は肩にラインが有る。


試走するチャンスは今日(と言いたいところですが昨日になってしまいました)

湘南鉄道模型クラブの運転会です。


加藤おやびんにも食べていただきました。 シウマイです。


【スーパー北斗】が線路に載っています。


なんとか走りました。


15~20周目にトラブルが発生しました。

モーター軸とユニバーサルジョイントが「空回り」となってしまっています。

次にお持ちするときはもう少し良いパーツにさしかえてもってくるべきか?

モーターDN16 → ?
TNカプラー → ISカプラー
Ajinギヤボックス → IMONギヤ

パネルライトや行先表示板を照らす光を電球色 → 白色にしたいです。

湘南鉄道模型クラブの運転会は今日もやっています。





そして【あけぼの】復活?

2014-05-04 | 今鉄
「今日“たぬき”に行ってきます」

「“たぬき”ですか。 【あけぼの】が終わったから“たぬき”に行っても寂しいですね」

「今日は臨時【あけぼの】が走るンです」

「・・・・・!!!!!」唖然呆然

‘一般ピープル’の皆様から見るとこのGWの時期【あけぼの】臨時が走るというのはまさに驚天動地の様です。

あんなに

「さようなら」とか

「ありがとう」とか
           言って、見送ったのにもう同類項が走るというのはトンデモナイ裏切りに遭った気分の様です。


【北斗星】です。 田島さんを見習って粘り強く狙いました。 もう1秒、出来れば10秒早く来てくれたら・・・・

この日、京浜東北が遅れて「これは上手い具合にホームで行ける」と思ったのですが19:13発1748Aが余にも素早く後を追って来てしまったのです。


なあに、我々には“たぬき”があるさ。


最近撮っても掲載省略だったアジの刺身です。


そして消費税UPを受けて値段が変わっています。 なかなか衝撃的です。


左;定期【あけぼの】最終日の入場券領収書。 【あけぼの】は上野発21:16です。

右;臨時【あけぼの】運転初日の入場券領収書。 【あけぼの】は上野発21:33です。


うわっ、ぜんぜん気合が入りません。


だめだだめだだめだだめだ! (クリックするとポップアップします)


あああっナンバープレートはEF641031と読めますぅ


皆どうだったんでしょうか・・・

燃え尽き症候群かもしれません。

【あけぼの】などで燃え尽きるとは思っていなかった野郎どもですがこんなに世界が変わって見えてしまうとは・・・・


メンチカツ


オムそば、オムそばです! “たぬき”のオムそばです。 駒八じゃないです。

“たぬき”初のオムそばです! もちろんメニューに載っているわけがないです。


卵の衣がとろっとろです。 そんなの有るのか?というノリで作ったとは思えないオムそばです。


美味しいです! で、また駒八とは全然違う感じです。

“たぬき”を食堂化している仲間たちの話では“たぬき”の“ヤキソバ”はこれまた美味しいのだそうです。
シェフの作戦は、その具を思い切って減らしてオムレツに入れてみたというもので極めて妥当な判断だったと思います。


燃え尽き症候群と戦うリベンジのチャンスはすぐにやってきました。 4月30日です。 


最近は撮っても載せないアジの刺身・・・・


関西風焼き鳥380円/4本。


メキシカンあたりめ


アジの骨揚げ。


【あけぼの】  今日は何とかなったか!


EF641052


源家とんこつ・・・以前はこんな看板無かったですよね。


カレーうどん

お客さんがうどんを買って来たら食べられるメニューという噂もありますがどうなんでしょう。


右端に見えるのは急斜面のスキー場ではありません。 私のお腹です。

なんと先発組が帰宅してから気が付いたのです。

4/25も4/30も記撮を撮るのを忘れているのです!!!! それを報告する意図の写真です。

これまでそんな事は一度もなかったのに・・・

      燃え尽き症候群の被害は甚大です。


前回と比べてぐっと小さく作ってもらった“たぬき”流オムそばです。

オムそばは我々が(私が?)無理に頼んで作って貰っているのです。


そして“たぬき”で食べるのは2度目になる味付き半熟卵です。


絶品の味つけ、卵を沸騰水に入れてから何分何十秒待つかを10秒単位で実験して熟成された究極の味付け半熟卵(名称は「茹で卵」かも知れません)

忘れられない衝撃の美味しさです。

ただし、これは茹で時間管理が厳密なので忙しい時間帯には絶対に発注できません。

目安としては22:30以降かな~。


いちど燃え尽きてしまうと「臨時」が走るぐらいではなかなか立ち直れないのだと思い知らされた【あけぼの】でした。

その「意外」に尽きるその喪失感の大きさにただただびっくりするばかりです。

臨時【あけぼの】の運転日は

下り;5月6日まで
上り;5月5日まで
です。
首都圏に置いておく気はない様です。





【あけぼの】最終日・・・たぬき

2014-05-02 | 今鉄
いよいよ3月14日最終日です。


【北斗星】は京浜東北と並走で来ました。 今日のカマは北斗星色です。


ホームだったら半分被った感じです・・・

【北斗星】はゆっくり来るのです。 3分前に上野を発車した【あかぎ】が赤羽停車ですので。


今日はホワイトデーです。 皆を代表して水沼先生から“たぬき”女性スタッフに手渡されます。


乾杯! おっ!【北斗星】撮影組以外はビールが進んでいます。


最近はわざわざ撮らない定番、アジの刺身です。


そして定番ハマチと中トロの背中合わせ重連。


新しい仲間の到着でまた乾杯! お酒が焼酎に変わっていますね。


【あけぼの】の時間が近付いて来ました。


普段は人が居ない場所にも撮影者が居ます。


今日も皆様真面目に構えています。


ホーム赤羽方にも撮影者が!


アウトカーブ“ひがじゅうカーブ”に頑張っている人達。 (ポップアップします)


我々の一行です。 ほろ酔いで絶好調です。

被られる可能性はあります。 でも最終日は一番普通の場所で普通に撮りたい!


21:21発大宮行1900A が発車するのを待ちます。 恥ずかしさはなかなかのものです。


次は【あけぼの】です。


凄いカメラの砲列を見て‘一般ピープル’の皆様が「何が来るのかな?」と覗き込んでいます。

田島さんのカメラはCanon1DX、レンズは50mmF1.2です。


うわわわわわわ~~~~21:26発南浦和行1914Bが入線してきてしまいました。 


そして下り最終【あけぼの】通過! 右にEF64-1000が見えます。

最後も被られてジ・エンドです。 田島さんは何か画像をチェックしていますが。


‘驚き’はエスカレーターを上がって橋上駅舎に入ってからでした。 なんとあの状況で田島さんは撮って居たのです。


これが神ショット!(廣田尚敬さんの言われる「己の指に神が宿った」ショット)撮影;田島常雄

このカットでも判る様にアウトカーブも湘南新宿ライン2800E籠原行に被られてアウトでした。


高架通路で記撮です。


拉致されて来た人も入って再度乾杯! うわっ・・私のグラスが日本酒に変わっています。


其処へ上野駅で撮影していた都築さんも到着!!


更に乾杯!


こ、これは?・・・明太子スパゲッティーですか?


箸入れ!


メキシカンあたりめ


つくねも行っちゃいます。


そしてカレーうどん。


これが絶品のカレーうどんです。 1/2の大きさです。


そして森岡シェフが自ら持って来たのは“海鮮チャーハン”です。


“海鮮チャーハン”です。 『アド街』で私が“あんかけチャーハン”と言ってしまい変な別名が付いてしまった絶品裏メニューです。


盛り上がりも最高になってきました。


三本締めです。 お店に迷惑が掛からないように指で三本締めます!


もう一回三本締めます!


いつものように十条まで歩いて帰ります。


ご機嫌なので乗る電車も撮ってしまいます。


全員ご機嫌です。


被られ覚悟で何時もの場所へ → 被られ → 驚異の田島さんが一矢報い → 超盛り上がり・・・


さようなら【あけぼの】は一般雑誌でも大いに取り上げられました。


左;フラッシュ(撮影;都築雅人、矢野登志樹、石井尚顕)

右;週刊朝日(撮影;持田昭俊、廣田尚敬、中井精也)