オハネ17(2)

2009-10-22 | 鉄道模型

半田付けが終わった室内装置
FABの旧製品にはなかった室内仕切りが新製品になって入るようになりました。

インテリアは井門の領域というわけか、組屋さんは手を付けませんので半田から始める事になります。

線路上に乗せている時は見えない窓の上の部分の仕切りは切り落として仕舞っています。
私は窓の上側の部分の室内装置に必要な仕事は、室内灯の光を満遍なく回す事だと思っています。


塗装が終わりました。
向こうに見えているのはIMONハネ椅子です。
見栄えが良くなるように「白いシーツ」を描こうとしています。


ハネ椅子の一部に白を塗ったところ。
マスキングをした後、このように下地の色が透けやすい「角」にまず白を塗ります。


その後マスキングに掛かるようにべったり筆塗りします。
白を吹き付けるのは余りぞっとしないので筆塗りです。
また、16番時代は「リキッドペーパー」修正液を使って居ましたが、最近は扱い難いけど仕上げが「より美しい」エナメルの白を塗る方向になってきています。


シーツが被さったハネ椅子。
もちろん、本当のハネ椅子ならば、座面と背もたれの間から仕切り壁の色が見えるべきなのですが、そこまで凝ったインテリアにすると負担が大きくなりすぎるのでこの程度が宜しいと考えています。




10系ハネは「ヒルネ」状態の時、寝台間仕切りを開放出来る様になっていました。

IMONのハネ内装製品はというと、当初こういう開放状態を表現していましたが、量産品では「閉」状態にしています。

FAB製品の室内仕切り板には寝台ランプが附属していますが、手間と自分の腕、仕上がりの予想と効果を勘案して省略しています。

この仕切り板は「糊代」が有り、ボンドクリアなどのゴム系で出来るだけ正確な位置に慎重に接着していきます。




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