ご存じの方は人物が直ぐ判るかと思いますが、谷川雄介さんの仮住まいをお借りして“G.O.Model”の残された資料を検分することになりました。
G.O.Modelの後藤春三社長のお嬢さんの息子さん(お孫さん)古屋さんから、日本鉄道模型博物館への収蔵を仲介したのが谷川さんです。 後藤さんの住居跡から出てきた設計図面や輸出していた相手先からの注文などの書類と若干の模型や写真が残されていました。
こんな環境で午後2時から5時半まで検分しました。
松本謙一さん、平井憲太郎さん、IMONから宮代博之、イモンと社団財団担当の髙場が録音しながら書記として参加です。
欧州、スイスのフルグレックスからの書類です。
米国のN.J.インターナショナルからの書類です。
設計図面の上に置かれているのがG.O.Modelのメモ用紙です。
パーツを貼り付けた指示書。
G.O.Modelは天賞堂製品も数多く手掛け、DF50、国鉄軽量客車、ED42,【こだま】の中間車(先頭車はフクシマ)など色々あります。 谷川さんが掲げているのは電動客車ですね。
天賞堂では千葉工場と呼ばれ20人ほどの規模で作られていた様です。
コレはロストの原型を組み立てたモノに注意書きが書かれています。
天賞堂DF50や、試作したものの製作に至らなかった試作品です。
こんなに散らかした状態で、打上の時間が迫ったこともあって片付けることもなく谷川さんに片付けて貰います。
トラットリア“DA LUIGI”で打上です。
まだ人を増やしながら調査を継続しなくてはなりません。