D511151 囚 の撮影をしていて気になるのは従台車の黄色さです。
初期のIMON国内生産品のシンガーフィニッシュは汚れ色が黄色いのが気にかかります。
ブラグドン・インターナショナルの調色粉で色音を変えてみます。
シリンダーブロックも色を調節、エコーのウェザリングブラックを掛けた後、地道に擦っていると良い雰囲気の煤けに近くなりますが、ウェザリングブラックの後「ブラグドン」の黒を掛け、筆で少し擦ると遥かに早くより良い感じになります。
(こんな感じです)
黄色くなくなりましたが、色はあまり要らなかったかもしれません。
D511151が大事にされていると感じるのはこの十文字の煙室ハンドルです。
落成後1年程で人吉(昭和20年)以来大畑で働き続け、途中でボイラー交換されたりして最後まで人吉に居ました。 無煙化後南延岡区、日豊本線で余生を過ごしました。(余生と言っても宗太郎越えのきつい仕事です。 宗太郎越えのD51が何故集煙装置を使わなかったのか不思議です)
撮影も末期になるといちいち模型に手を入れたくなっていけません。
ブラグドン・インターナショナルのウェザリング用品
このガラス瓶は私が東急ハンズで買ってきてそれに入れ替えたものです。 ドンピシャだったと思います。
手前の3つが錆表現、左奥2つが埃泥、右が無彩色系。 確か4色セット✖2でこうなっているはずです。
エコーのウェザリングベンガラよりはずっと使えます。
C57180[新]現役時代に手をつけます。
何やら面白いベルクランクです。
実はさっさと撮るつもりだったのですが、白線を入れ直すという暴挙に出てまだまだ終わらない感じです。
なかなか個性的な後面。