本日DD51が2機種発売となりました。
DD51742[五稜郭](三つ目)と
DD511146[鷲別](新A更新色)です。
C62亡き後、重連で山線(←函館本線の長万部~小樽間は山越えの連続でこう呼ばれました)経由の急行〔ニセコ〕牽引に活躍した三つ目DD51の登場です。
DD51742は1972年から冬季降雪時の視界確保のためボンネット上先端中央に3つめのヘッドライトを装備した5両(710・716・741・742・745)の中の一両です。
山線区間は小樽築港機関区のDD51と重連でした。
IMONの三つ目DD51の開発は難産でした。
2012-06-12 DD51745(東新潟・JR時代)の試作品。
三つ目DD51は当初から使って居る「径1.2mm・1.5V」ミクロライトを使って製作する筈で進行していたのです。
これはその試作品です。
中央のライトが大きいです。
また、ミクロライトは大きくて正面に向けることが出来ないのでなかなか左右のヘッドライトと同じ明るさにするのが困難でした。
しかし朗報が入りました。
数年前から開発してきた極小のチップLEDの「色」問題が解決して使える様になったのです。
2012-07-10 DD51745(東新潟・JR時代)の試作品。
完全に同寸法(乃至実物より厚い「塗装」を考慮して心持ち小さい位)で作った中央ヘッドライトです。
中央シールドビームのレンズ回りはステンレス色を再現する塗装もがしてあります。
全体の雰囲気です。 JR時代の試作品です。
今日発売のDD51742です。
中央ヘッドライトレンズ回りは洋白挽物が採用されて随分すっきりしました。
運転室正面窓のツララ切りも良い感じです。
ラジエーターグリルは撤去され、ラジエーター剥き出しで活躍していました。
(新品のラジエーターの銀色 ← アルミ色に塗っては行かんと思います)
DD51742 日立製作所水戸工場=20090-2
1971-05-21 製造→配属;旭川局→ 配置;旭川
1971-10-01 五稜郭
(?五稜郭→ 旭川?)
1986-10-22 秋田
1987-04-01JR 東日本に移行
1992-01-24 日本車両豊川工場改造;DD182→ 配置;山形電車区
2007.10.15 廃車 山形電車区
(沖田祐作編 機関車表/NEKO より)
ヘッドライト点灯時。
HO1067ですから正面から見た感じは宜しいです。
1986年秋【北 海】〔ニセコ〕が廃止されて山線が一気にローカル線になってしまいました。
この時に秋田に転属し、その後JR東日本に所属、なんと標準軌に改軌して山形新幹線除雪用のDD182となった機関車なのです。
DD511146 日立製作所水戸工場=20720-4
1975-07-18 製造→配属;札幌局→ 配置;岩見沢二
1985-03-20 鷲別
1987-04-01JR貨物へ移行
2005-10-31 車両更新;苗穂工場
このDD511146はA更新機です。
DD51を延命させる更新工事には機関までも換装するB更新とエンジンは換装されず老朽部品や配管の新品への交換を中心とするA更新があります。
元々のA更新は2002年以降北海道地区と本州で実施されており青15号を基調に前面点検扉をクリーム色(クリーム1号)、屋根を従来と異なるねずみ色(4号)とした塗装になっています。
DD511147[鷲別]A更新色 (申し訳ありません完売になっています)
2004年、広島車両所で実施された愛知機関区のDD51892以降、A更新の塗装はオレンジを基調とする新A更新色(赤A更新色)に変更されました。
新A更新色は従来凸形だからといってスイッチャーDD13類似の塗装が為されていたDD51に対してDD50、DF50といった本線用DLに施されてきた塗り分けを採用したものです。
DD50(HO1067FAB製品)
このDD511146は間違った製造銘板が付けられている変な機関車です。 三菱が付いているのです。
製品の製造所銘板は実車(2011年時点)通り[三菱]を貼り済みとしてあります。
本来の製造所である[日立]に交換するための部品をが同梱されていますので貼り替えられます。
何故、製造所が入れ替わったのかは諸説ありますが、“1165機と入れ替わった ”説が有力です。
私は国鉄標準色より遙かに恰好が良いと思って居ます。
DD51が落成当初からこの塗装であったならもっと遙かに人気のあるカマになっていたはずだと確信しています。
EF57に比べ、DF50に比べ、EF58に比べて今まさに消えようとしているDD51に対する鉄道ファン達の冷淡の原因はあの格好悪いスイッチャー塗装にあるのではないかと感じます。
(あのスイッチャー風塗装=国鉄標準色に郷愁を禁じ得ないのも事実ですが)
2007-10-21 生田原~常紋(信)
実物の“猛烈なシンガーフィニッシュ”にびっくりですね。
DD51742[五稜郭](三つ目)と
DD511146[鷲別](新A更新色)です。
C62亡き後、重連で山線(←函館本線の長万部~小樽間は山越えの連続でこう呼ばれました)経由の急行〔ニセコ〕牽引に活躍した三つ目DD51の登場です。
DD51742は1972年から冬季降雪時の視界確保のためボンネット上先端中央に3つめのヘッドライトを装備した5両(710・716・741・742・745)の中の一両です。
山線区間は小樽築港機関区のDD51と重連でした。
IMONの三つ目DD51の開発は難産でした。
2012-06-12 DD51745(東新潟・JR時代)の試作品。
三つ目DD51は当初から使って居る「径1.2mm・1.5V」ミクロライトを使って製作する筈で進行していたのです。
これはその試作品です。
中央のライトが大きいです。
また、ミクロライトは大きくて正面に向けることが出来ないのでなかなか左右のヘッドライトと同じ明るさにするのが困難でした。
しかし朗報が入りました。
数年前から開発してきた極小のチップLEDの「色」問題が解決して使える様になったのです。
2012-07-10 DD51745(東新潟・JR時代)の試作品。
完全に同寸法(乃至実物より厚い「塗装」を考慮して心持ち小さい位)で作った中央ヘッドライトです。
中央シールドビームのレンズ回りはステンレス色を再現する塗装もがしてあります。
全体の雰囲気です。 JR時代の試作品です。
今日発売のDD51742です。
中央ヘッドライトレンズ回りは洋白挽物が採用されて随分すっきりしました。
運転室正面窓のツララ切りも良い感じです。
ラジエーターグリルは撤去され、ラジエーター剥き出しで活躍していました。
(新品のラジエーターの銀色 ← アルミ色に塗っては行かんと思います)
DD51742 日立製作所水戸工場=20090-2
1971-05-21 製造→配属;旭川局→ 配置;旭川
1971-10-01 五稜郭
(?五稜郭→ 旭川?)
1986-10-22 秋田
1987-04-01JR 東日本に移行
1992-01-24 日本車両豊川工場改造;DD182→ 配置;山形電車区
2007.10.15 廃車 山形電車区
(沖田祐作編 機関車表/NEKO より)
ヘッドライト点灯時。
HO1067ですから正面から見た感じは宜しいです。
1986年秋【北 海】〔ニセコ〕が廃止されて山線が一気にローカル線になってしまいました。
この時に秋田に転属し、その後JR東日本に所属、なんと標準軌に改軌して山形新幹線除雪用のDD182となった機関車なのです。
DD511146 日立製作所水戸工場=20720-4
1975-07-18 製造→配属;札幌局→ 配置;岩見沢二
1985-03-20 鷲別
1987-04-01JR貨物へ移行
2005-10-31 車両更新;苗穂工場
このDD511146はA更新機です。
DD51を延命させる更新工事には機関までも換装するB更新とエンジンは換装されず老朽部品や配管の新品への交換を中心とするA更新があります。
元々のA更新は2002年以降北海道地区と本州で実施されており青15号を基調に前面点検扉をクリーム色(クリーム1号)、屋根を従来と異なるねずみ色(4号)とした塗装になっています。
DD511147[鷲別]A更新色 (申し訳ありません完売になっています)
2004年、広島車両所で実施された愛知機関区のDD51892以降、A更新の塗装はオレンジを基調とする新A更新色(赤A更新色)に変更されました。
新A更新色は従来凸形だからといってスイッチャーDD13類似の塗装が為されていたDD51に対してDD50、DF50といった本線用DLに施されてきた塗り分けを採用したものです。
DD50(HO1067FAB製品)
このDD511146は間違った製造銘板が付けられている変な機関車です。 三菱が付いているのです。
製品の製造所銘板は実車(2011年時点)通り[三菱]を貼り済みとしてあります。
本来の製造所である[日立]に交換するための部品をが同梱されていますので貼り替えられます。
何故、製造所が入れ替わったのかは諸説ありますが、“1165機と入れ替わった ”説が有力です。
私は国鉄標準色より遙かに恰好が良いと思って居ます。
DD51が落成当初からこの塗装であったならもっと遙かに人気のあるカマになっていたはずだと確信しています。
EF57に比べ、DF50に比べ、EF58に比べて今まさに消えようとしているDD51に対する鉄道ファン達の冷淡の原因はあの格好悪いスイッチャー塗装にあるのではないかと感じます。
(あのスイッチャー風塗装=国鉄標準色に郷愁を禁じ得ないのも事実ですが)
2007-10-21 生田原~常紋(信)
実物の“猛烈なシンガーフィニッシュ”にびっくりですね。