模型工作室からレ2900など

2015-11-06 | 鉄道模型
地道に数ヶ月遅れの工作レポートをお届けする“模型工作室から”のコーナーです。


モデルワムのコキ5500とアートプロのコキ25500を比べてみます。

1種5tコンテナ(10.8ft;C10、C11等)5個積みで造られたコキ5500形です。(汚してある方)

コキ50000形と一緒に登場してきた2種5tコンテナ(12ft;C20やC21等)4個積載に改造した物がコキ25500形です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%82%B3%E3%82%AD5500%E5%BD%A2%E8%B2%A8%E8%BB%8A

改造は蒸機末期時代ですので私の場合は両方に興味があります。


ブラスモデル同士で全く互換性に問題が無い事を確認しました。

全貨車コンテナ満載ですので適当に空きを作ってという形には成りません。

後日纏めて汚しを掛ける事にして今日は何もしませんでした。


以前に少し汚してあったモデルワムのトキ10形と、増備する事になったトキ25000形を同時に触ります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%83%88%E3%82%AD15000%E5%BD%A2%E8%B2%A8%E8%BB%8A


トキ10は表記文字が「35t」積みなので、これを古い貨車群に混ぜる目的のために「35噸」積み表記に換える必要があります。

そして脱線の危険を減らすための工夫が出来れば良いのですが。


一寸此所で寄り道です。 老眼鏡が壊れて修理しました。

私は各種老眼鏡が無いと何も出来ません。

壊れているのが作業用のメインの老眼鏡で、+7.0以上あるものです。 私の普通掛けている眼鏡は右+2.0、左;+3.5程度です。 右に見えている軽そうな老眼鏡は右で+3.0程度の軽い老眼鏡で、落としたパーツを探すときはこれを使わなくては全く無理です。

工作用老眼鏡は15cm以遠は全く見えませんので老→老のかけ直しをして探す事になります。

+7.0でも最近は全く不足で左上に見えている眼鏡の上に掛ける老眼鏡を付け加える必要があります。

左上以外の老眼は眼鏡屋で乱視も全て補正した個人用老眼鏡である事は言うまでもありません。 こういう老眼鏡を知らないと全く見えないはずです。


ムサシノのレ2900の1群です。

ムサシノが黒染車輪でHO1067を発売したので意気に感じて買った分です。


既に汚しを掛けて居ますが、レ5000で味をしめたスミ入れでドアを浮き立たせる手法を使ってみる事にします。


こちらは初期車です。


意外に彫りがが浅くて大変です。 乾燥させて拭き取るなど色々な手法で弄ります。


おりあえず少しはドアらしくなったでしょうか・・・


トキ25000の分解開始です。


トキ10


インレタ・・・難しいなあ。


モデルワムのレム400も少し手を入れて置くことにします。 汚しを入れて拭き取りします。


白い貨車は汚し過ぎたくないので慎重に吹付も加えておきます。


マスキングテープと縁が切れたところで手摺の黒塗りをしておきます。 白や銀の貨車は昭和40年代初、新表記に変るときに手摺が黒になって居ます。


毎度使う緩いマスキング用のボール紙。 マスキングペーパーで止めてある小さなベークライト片の分だけ車体から浮き上がって境界をぼかした塗り分け・・・汚れの濃淡表現に使います。


吹付に行き、帰ってきました。


左は黒ニッケルメッキの車輪、右はニッケルメッキ車輪をいさみやの黒染液で染めたものです。 染めた車輪の黒が青いので錆色(ミディアム)を塗付けて強く擦って色合いを多少整えます。


レム400です。


4両のレ2900とレム400が仕上がりました。


汚れ色を吹き付けた台車に車輪を組み込みます。


そしてセンターピンは過剰な位緩いばねでそっと押さえて自由に動ける台車にします。


半分に切ったスプリング使用は定番なのですが、その場合この様にマクラバリに食いつくバネが現れてきます。


時折スピードコンテスト用車両の工作が入ります。


だるまやのねじ込み車軸は昔の日本型ねじ込み車輪とはネジのモジュールを含めて全く合いません。