IMONカプラーHO 続編

2009-08-27 | 鉄道模型

続行して開発中のケーディー#5、#8に相当するHO-1
特許出願番号2009-188371
特許に値するコンパクトなカプラーポケット構造のおかげでケーディー30番台の置換えも可能です。

#711の場合と違って、ナックルの大きさそのものが大きく変わってくるので連結面間が詰まって実感的になります。
その時、僅かとはいえ伸縮する構造が活きてくると思います。



ケーディー#7に相当するHO-2
ケーディー#7は上方シャンクとして最も一般的なケーディーですが、何故か#6や#8等の普通のカプラーと長さは全く無関係、極端に短いカプラーです。
何か事情があってこの長さにしたのでしょうが、現在の私たちにとってはカプラーシステムとして使いやすいとは言い難いと思います。

IMONカプラーに於いては、HO-1とHO-2は同じ長さです。
「普通」と「上方シャンク」だけが違います。
取付穴からナックル背面までの長さは#5に合わせ、連結面間は#7に合う寸法を選択している格好です。



ケーディー#16に相当するHO-3
HO-1同様にナックル背面までの寸法で#16を意識していますが、#6がケーディーの主流であった時代は連結面間は鷹揚であったことを踏まえて零コンマ何ミリか短くしています。

もっと具体的に言えば、ケーディー#6といえばアダチや天賞堂蒸機が思い起こされます。
これらの連結器が少し出過ぎていると感じています。
胴受けが表現されたこれらの蒸機を引き立てる連結器になると考えています。




HO-101類とHO-1類の大きな違いは、取付ビスが1.4mmか2mmの違いです。
HO-1類のポケットは30番台ケーディー置換えを意識してより小さく作られています。
設計の面での苦労は取付ビス穴を2.2mmとしているのが大きかったのです。
これはアメリカ市場を意識したものです。

発売時期は、先行するHO-101、HO-102が今年秋、HO-1、HO-2、HO-3は来春早々と考えています。

そして、気になる値段は  200~300円/1両分を想定しています。
私の希望は 210円/1両分 です。