♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主が救ってくださった / 福井 誠

2016年07月14日 | Weblog
2016/7/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主が救ってくださった」です。それでは第一サムエル記11章13節から読んでみましょう。

 しかしサウルは言った。「きょうは人を殺してはならない。きょう、主がイスラエルを救ってくださったのだから。」

 サウルが王様になる前のことですが、アモン人ナハシュがイスラエルに戦争をけしかけてきました。ナハシュは残虐な人物で、ガド人とルベン人を虐待し、ヤベシュ・ギルアデに住む人々に降伏を迫ってきました。

そこでヤベシュ・ギルアデの人々は自分たちを救い出してくれる人たちを探しましたが、状況は絶望的で、誰にも助けてもらえない事態に陥ったのです。ただこの窮状はこれからイスラエルの王となるサウルにも知らされたのです。

するとサウルに神の霊が激しく降り、彼はこの戦いのために立ち上がりました。かつてサウルが王となることについて、この者はどうして我々を救えよう、と言って軽蔑する者たちもいましたが、実に図らずもサウルは王としての指導力を発揮し、具体的に侵略者から国を守る力があることを示す機会を得ていくのです。

こうして初めはサウルを王として認めたがらなかった者も、彼を王として認めざるを得なくなり、今やイスラエルのすべての者によってその王権が認められていくのです。神様はサウルが自分で画策することなく人々に認められていくように導かれたのですねえ。

 神様が世界を支配しているというのはこういうことですね。どんなに知恵を使って動き回ったとしても物事は思うようにはいかないことがあるものです。しかし何の画策をせずとも、また圧倒的に不利で何もできないような状況にありながらも、何か神風が吹くと言うべきか、物事が自然にある方向に向かって動いていくことがあるものですねえ。

 この世の物事の一切を支配し導いておられる神様がおられることを分からなくてはなりません。そしてその神様はいつも私たちに最善をなし、良きことを惜しまず、呼べば救い出してくださる愛の神であることを覚えたいものです。その神様に対する深い信頼を抱くことがあれば、私たちに怖いものなしですねえ。主を信頼して歩ませていただきましょう。

(PBA制作「世の光」2016.7.14放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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