♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■心に留める神  / 板倉邦雄

2012年01月25日 | Weblog
2012/1/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は「心に留める神」という題でお話しましょう。ノアの大洪水で箱船は今のトルコ領アララテ山頂にとどまりました。洪水後5ヶ月後です。旧約聖書の創世記8章1節からはこう書いてあります。「神はノアと、箱舟の中にいたすべての生き物と、すべての家畜とを心に留められた。神が風を地の上に吹かせられたので、水は退いた。また淵の源と、天の窓とは閉ざされて、天から雨が降らなくなった。」(口語訳聖書)

 神様がノアとその家族すべての生き物、爬虫類から鳥類に至るまでですが、すべての家畜とを心に留められたのです。心に留めるとは無視したり通り過ぎたりしないということですね。

 ではどんなふうに具体的なことによってノアと動物・家畜たちを神は心に留められたのでしょうか。

 まず第一に、弱肉強食の生活とならないように神の保護があったのです。約半年にわたる箱船での漂流生活を想像して見たいのです。百獣の王ライオンから羊やウサギに至るまでの動物や生き物が生活していましたね。

 次にノアとその家族の生活の営みも神様の守りと支えがありました。閉じ込められた漂流生活を考えて見ましょう。私たちは困難を通して家族が一致団結することがあります。しかし、逆に困難な生活、避難生活を通して不一致やまた離婚に至る場合もありますね。神様が心に留めてくださるように祈りましょう。

 そして第三に、環境が整えられてゆくことでした。風が吹いて地上の水が引いて行きました。縁の源と言われる海やまた水や地下水が閉じられたようです。そして天の窓が閉ざされて天からの雨が降らなくなったとありました。神様は風も水も雨もすべてを支配し心に留めておられるのですね。たとえ不自由な生活を強いられ状況は険しくなりましても、主なる神様は私たちと家族そして動物たちを心に留め覚えていてくださるのです。

 ( PBA制作「世の光」2012.1.25放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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