ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

夏帽子はキャップで

2005-06-21 20:43:09 | シホのホ(雑記帳)
6月になって、子どもたちは通学の時に黄色の夏帽子を被ってもいい時期になりました。
それまでは?…はなわの「SAGA」の歌にもでてくるヘルメット通学なのです。
高層ビルから物が落ちてくるわけでもなし、
田んぼの中をヘルメットで通学というのもいかがなものかと思うのですが、
小学生になるとこの格好というのがあまりにも定着していて、
子どもたちは好んで被って出かけていきます。どんな時も・・・。

さて、今年は暑いのに、いっこうにヘルメットから帽子に替えようとしないサホ。
なぜ?と聞いてみると「幼稚園帽子みたいで女の子の帽子はいや。男の子はいいなあ。」
といいます。
確かに首にゴムのある黄色のハットは幼稚園と同じみたいですし、
ワタルを見ていると男の子の被っている野球帽はすっきりとして見えます。

「キャップが被りたい」とサホがいうので、春にもらった服装の覚え書きを見てみました。
そこには「布帽子」としかありませんでした。
よかったねえ、というわけで、担任の先生に「サホがキャップを被るといってますので
よろしく」と連絡網にかきました。先生からもOKサイン。

男の子だから、女の子だからという点で問題にすることもできるでしょうが、
ここはサホの素直な思い:「キャップがいいなあ」で乗り越えてみることができそうです。

ワタルからも「キャップの方が似合う人、女子にも多いと思うよ」と言われ、
サホはお兄ちゃんから、ちょっとツバの部分をかっこよく整えてもらっていました。
「学校で何かサホが言われたら頼むよ」とワタルに言いつつ、
「何か言われるかもしれないけど、気にしなくていいよ」とサホを励ましました。
するとサホ、「だってお母さん、誰かが被らなきゃ、ずっと誰も被らないままだよね。」

明日の朝、サホのキャップデビューです。



コメント (7)
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子育てセミナー、参加者の声から

2005-06-18 11:03:27 | シホのホ(雑記帳)
6月16日、子育てセミナー(稲沢市)で「子どもは育つ」と題して講師をつとめた際、
みづろうさんにも応援参加いただきました。
みづろうさんは私が高校講師時代の教え子で、当時から保育士になると宣言していてみごと実現。
縁あるもので、ワタルとサホはみづろうさんの教え子です。
縁…というより、みづろうさんのいる幼稚園だったら間違いない!と入園させた経緯があります。
そのみづろうさんは、現在1歳の娘の育児奮戦中。
持ち前の明るさで、育児も本当に楽しんでる様子がわかって嬉しいのですが、
保育士の立場と母親の立場を併せ持ち、且つみづろうさんの気張ってない雰囲気に、
こういう人の話を聞いたら、きっと子育て中のママは元気になれるよなーという予感があって、
いつか一緒にできたらいいだろうなあという思いから、強引に誘って参加してもらいました。
その晩、こんなメールをもらいました。


  今日は本当にありがとうございました。
  私だけじゃないんだ!と共感する内容であっという間の1時間半でした。
  
  「一人で行きたいラーメン屋」!!
  私は休日の朝一番のスーパーが唯一一人になれる時間で、ゆっくり買い物しようと思いつつ、
  いつもの癖かさっさと済ませてしまうんですけどね・・・。
  ワタルくんが入園したときに先生が感じた「決して焦らなくてもよかった」。
  焦らなくていいよと少し余裕を持てたらナ・・・。
  たぶんまたスーパーに飛び出しそう?!

  今日も「どのくらいですか(歳)?」から始まる出会いでした。
  娘と同じ12月生まれで話が弾み、こうやっていつも知り合いになっていくのですけど、
  私の携帯のアドレスには、「~ママ」とメモリーしてあって
  結局ママの名前ってほとんど知らないんです。
  先生に言われてほんとドキッとしましたよ!
  出会いのきっかけはきっかけとして、
  もうちょっといろいろ知ってみようかな、そこからいろいろ広がるかも★

  「私の夢は・・・」に困らなかった私にはプラス20点。
  今日の講演をはじめ、あちこちの児童館・支援センター・保育園等で、
  保育士さんの接し方・保育内容・環境構成・ママたちの素の意見、
  きっと子育て前の私よりそれをプラスにできるはず!

  「一日クリアしたな」にまた泣く系を見せてしまいました。
  カレンダーを真っ黒にして、毎日楽しく過ごしてるって胸を張って言えるのに、
  夕飯でデザートにヨーグルトを食べさせてるころ、ほっとしてる自分がいる。
  楽しいはずなのに涙が出るなんてなんで??って自分でもびっくりしました。
  どこかで、「娘のためにいろんな経験!やれることはしなきゃ!」って
  頑張りすぎてたのかもしれません。
  今日のぽれぽれ先生の話を聞けたことはクリアしたほっとした感じじゃなく、
  次にあなたが広げられることは何ですかって宿題をもらったような感じ!
  先生に会って話すたび、睡魔が襲う・・・じゃなくて、
  自分が少しずつ脱皮する力をもらっているような感じです。ほんと。

  初めての託児も経験でき、今日のひとつ山を越えたこの成長は、
  娘だけのものじゃなく二人の成長かな★なんて。
  いつもより仲良し気分で昼食&昼寝しました。(2時間!←これはポレポレのせい?)

  来週のコンサートも楽しみにしています。
  また助手させてください!ありがとうございました。


みづろうさんもホロッと涙が出るときあるんだなあ、あのころの私と一緒だなあ。
初めて出会った私たちは、セーラー服姿のみづろうさんと「現国」の先生。
でも10年以上も互いに年を重ねて、子どもを抱えて同じところで涙したり喜んだり。
いまは私にとって、仲間です。
出会いって決して一瞬のことではなく、その出会いを本当の出会いにする熟成期間があるのでしょうね。

今日は爽やかな初夏の風が吹いています。
きっとみづろうさんはRちゃんを自転車に乗せて公園に走っていることでしょう。
走れ!みづろうママ!
コメント (7)
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6月24日 成人大学講座(教養講座)in稲沢市

2005-06-17 00:26:41 | 徐福伝説
6月24日(金)10:00‐11:30 稲沢市民会館小ホール(愛知県)にて
平成17年度成人大学講座(教養講座)連続講座のひとコマを担当します。
テーマは「徐福伝説‐不老不死の薬を求めて‐」です。

この講座、一講座受講でも連続八講座受講でも1500円という受講料とのことです。
ちなみに私は第七回目、その次の講座(最終回)は
塚本隆敏先生(中京大学教授)「中国経済の高度成長のもとで、光と影」です。
中国つながりですね。
詳しくは稲沢市教育委員会生涯学習課 TEL0587-32-1111まで。
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子育てセミナー「子どもは育つ」in稲沢市(愛知県)

2005-06-16 01:55:37 | シホのホ(雑記帳)
本日、稲沢市勤労福祉会館にて、子育てセミナー講師を勤めてきます。
テーマは「子どもは育つ」。

毎度なのですが、子どもを育てるなんていう気負いからちょっと抜け出して、
自分自身のことを考えてみよう。そんなことを話しています。
つまり、ちっとも子育てセミナーではなかったりして。

でもいつも思うのは、ほんの数年前の自分が机の向うにいること。
熱心に耳を傾けてくれる方たちの、その毎日が手にとるようにわかります。
だからあの時の毎日を思い出して話をしています。
そして毎年同じ時期に話をしている私は、
去年の自分と同じではないかなと自分自身を思い返す
いい物差しにもこの機会をしています。

子育てしてても、ではなく、子育てしてるから乗り越えられることも実はたくさんあるはず。
今回はどんな方たちと出会えるのか、楽しみにしています。
コメント (8)
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武寧王生誕祭in加唐島

2005-06-11 16:03:49 | 百済王伝説
加唐島(佐賀県唐津市)に行ってきました。
今回の目的は武寧王生誕祭。
加唐島には朝鮮の王さま(百済25代の武寧王)が誕生したという伝説があります。
1971年に韓国の公州で武寧王陵の墓誌石が発掘され、
日本書紀にある武寧王の記述が年代的にかみ合ってきたことから、
その伝説が注目され、
日韓の研究者の間でもおおよそこの島なのではないかということになっているようです。

私が注目しているのはその真偽ではなく、
武寧王伝説を加唐島の方たちがどのように語って来たのか、
そして現在語っているのか、今後語ろうとしているのかという、
地域と伝説との関係です。まあそれは論文に書くことにして、
今、お世話になった方たちに礼状を書いているところです。

今回、わずかな時間でしたが、加唐島の方々、また生誕祭に向けて尽力されてる方々にお会いし、
その想いに触れることができたことは、大きな収穫でした。
しかし、調査なのですから、一時でも長くペンを走らせるべきところなのでしょうが、
加唐島に渡った途端、不思議な安堵感に包まれてしまい、
加唐島に流れている時間の刻みに自分の身を預けてしまうと、
日頃の慌しさにどれほど疲れていたかに気付かされました。
振り返ってみれば、私は今回、加唐島でゆっくりと休ませていただいて、帰ってきたような気がします。
(いや本当に、深く深く眠りました。)

海鮮バーベキューは今までに見たこともない量のサザエや獲れたてのアジ、
「でも朝獲ったのを昼食べるんだから」とまるで新鮮でないようにおっしゃるのには驚きました。
海の幸、そしてなによりも人の幸、
泊めてくださったS本さん家族の本当に暖かなおもてなし、
夏みかんを手渡してくださって、「島のこと思い出して」と言ってくださる方、
本当にみなさんありがとうございました。
加唐島小・中学校のみなさんの歌や踊りに観光客が本当に感激していたのを見て、
この武寧王伝説にはこの子どもたちが欠かせないと思いました。

あっという間にいつもの慌しい毎日にもどりましたが、
加唐島のことを思い出し、ゆっくりと時間を刻むことの大切さを
忘れないようにしたいと思っています。
加唐島のみなさん、ありがとうございました。
コメント (2)
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