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逵(つじ)志保のページです

子育てセミナー、参加者の声から

2005-06-18 11:03:27 | シホのホ(雑記帳)
6月16日、子育てセミナー(稲沢市)で「子どもは育つ」と題して講師をつとめた際、
みづろうさんにも応援参加いただきました。
みづろうさんは私が高校講師時代の教え子で、当時から保育士になると宣言していてみごと実現。
縁あるもので、ワタルとサホはみづろうさんの教え子です。
縁…というより、みづろうさんのいる幼稚園だったら間違いない!と入園させた経緯があります。
そのみづろうさんは、現在1歳の娘の育児奮戦中。
持ち前の明るさで、育児も本当に楽しんでる様子がわかって嬉しいのですが、
保育士の立場と母親の立場を併せ持ち、且つみづろうさんの気張ってない雰囲気に、
こういう人の話を聞いたら、きっと子育て中のママは元気になれるよなーという予感があって、
いつか一緒にできたらいいだろうなあという思いから、強引に誘って参加してもらいました。
その晩、こんなメールをもらいました。


  今日は本当にありがとうございました。
  私だけじゃないんだ!と共感する内容であっという間の1時間半でした。
  
  「一人で行きたいラーメン屋」!!
  私は休日の朝一番のスーパーが唯一一人になれる時間で、ゆっくり買い物しようと思いつつ、
  いつもの癖かさっさと済ませてしまうんですけどね・・・。
  ワタルくんが入園したときに先生が感じた「決して焦らなくてもよかった」。
  焦らなくていいよと少し余裕を持てたらナ・・・。
  たぶんまたスーパーに飛び出しそう?!

  今日も「どのくらいですか(歳)?」から始まる出会いでした。
  娘と同じ12月生まれで話が弾み、こうやっていつも知り合いになっていくのですけど、
  私の携帯のアドレスには、「~ママ」とメモリーしてあって
  結局ママの名前ってほとんど知らないんです。
  先生に言われてほんとドキッとしましたよ!
  出会いのきっかけはきっかけとして、
  もうちょっといろいろ知ってみようかな、そこからいろいろ広がるかも★

  「私の夢は・・・」に困らなかった私にはプラス20点。
  今日の講演をはじめ、あちこちの児童館・支援センター・保育園等で、
  保育士さんの接し方・保育内容・環境構成・ママたちの素の意見、
  きっと子育て前の私よりそれをプラスにできるはず!

  「一日クリアしたな」にまた泣く系を見せてしまいました。
  カレンダーを真っ黒にして、毎日楽しく過ごしてるって胸を張って言えるのに、
  夕飯でデザートにヨーグルトを食べさせてるころ、ほっとしてる自分がいる。
  楽しいはずなのに涙が出るなんてなんで??って自分でもびっくりしました。
  どこかで、「娘のためにいろんな経験!やれることはしなきゃ!」って
  頑張りすぎてたのかもしれません。
  今日のぽれぽれ先生の話を聞けたことはクリアしたほっとした感じじゃなく、
  次にあなたが広げられることは何ですかって宿題をもらったような感じ!
  先生に会って話すたび、睡魔が襲う・・・じゃなくて、
  自分が少しずつ脱皮する力をもらっているような感じです。ほんと。

  初めての託児も経験でき、今日のひとつ山を越えたこの成長は、
  娘だけのものじゃなく二人の成長かな★なんて。
  いつもより仲良し気分で昼食&昼寝しました。(2時間!←これはポレポレのせい?)

  来週のコンサートも楽しみにしています。
  また助手させてください!ありがとうございました。


みづろうさんもホロッと涙が出るときあるんだなあ、あのころの私と一緒だなあ。
初めて出会った私たちは、セーラー服姿のみづろうさんと「現国」の先生。
でも10年以上も互いに年を重ねて、子どもを抱えて同じところで涙したり喜んだり。
いまは私にとって、仲間です。
出会いって決して一瞬のことではなく、その出会いを本当の出会いにする熟成期間があるのでしょうね。

今日は爽やかな初夏の風が吹いています。
きっとみづろうさんはRちゃんを自転車に乗せて公園に走っていることでしょう。
走れ!みづろうママ!
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7 コメント

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みずろうさんのメール (ことこ)
2005-06-20 09:49:33
「脱皮する力」という言葉がとても印象的でした。みずろうさん、これからより楽しく育児ができそうですね。



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ことこさんも (シホ)
2005-06-20 09:57:16
ことこさんは看護士だもの、

みづろうさんとはまた違った場面で子育てを見てますよねー。

なんか私の周りだけでも面白いことができそうな気がしてきたぞ!

返信する
保育士 (みづろう)
2005-06-21 09:14:23
ことこさんありがとうございます。子育てしながら思うのは、それまでの職種にかかわらず子育て中もしくは子育て終えたお母さんたちに保育の仕事をしてほしいな~と。だって絶対短大出のねえちゃんより絶対「いろんな感覚」が知らない間に身についてると思う!机上の知識では身につかないものが・・・。だから実習があるんだとは思うけど、いやいや世の中のママたちにはかなうまい!

所属してるサークルはおしゃべり広場みたいな感じだったけど、この4月から交代で絵本の読み聞かせや手遊びをすることになったんです。実習生がよむよりずっとあったかいママパワーを感じるんですよね~。
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想像力だね (シホ)
2005-06-21 14:44:01
要は想像力なんでしょうね。

以前、学校の教員は社会を知らないと言って、

デパートで研修したりするニュースを見ましたが、

そんなこといってたら、社会知ってる人っていったい誰なの?って思ってしまいます。

互いに自分の及ばないところを…やっぱり子どもたちに若さは換え難い武器だよなあって思うもの。補っていけるといいですよね。



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みづろうおばさん? (みづろう)
2005-06-21 23:33:41
短大出で読み聞かせのへたくそだった頃の自分を振り返ってみました。確かにあのころは一日走り回っても、ひと晩寝れば次の日も同じように走り回れたっけ。

若さかあ~。かなわないな。負けず嫌いでがんばるところも少し衰えちゃったかな。

世の中の頑張る「ねえちゃん」ごめんなさい。子どもたちを思う気持ちは同じですね。仲良くしましょ。それにしても何かを得れば失うものもあるってこういうこと?(違うかな)
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互いに補う。 (ことこ)
2005-06-22 14:20:30
以前長女が通っていたH保育園は7人の保育者中、6人が独身、残る一人が定年後のおばあちゃん保育士でした。私もよく思いました「独身で子供を育てたことのないあんたに何が分かるかー!」って(笑)母親の目線だけではなく、別の角度から、いや社会全体で子供を育ていくとなると、H保育園でも良かったのだけれど、色々な理由も含めて結局は転園させました。でも、独身先生に補われていた部分は多大にあったんでしょうね。



体力的な差はあるけど、子供好きな保育者ならずっと心身ともに元気な先生なのかな、って保護者の私は勝手に思っています(笑)

何が言いたいのか分からなくなってきました。



↑「何かを得れば何かを失う」んー、みずろうさん、書き込みやメールを読ませていただく限り、若さは失ってないと思いますよ(笑)サークルでの活動、頑張ってくださいね。

返信する
おばあちゃん先生 (シホ)
2005-06-22 16:55:18
そういえば、幼稚園の延長の時に、おばあちゃん先生がいらしていて、

いつもそのおばあちゃん先生にはすっごくワタルやサホが甘えていたように覚えています。

去年だったか、幼稚園にコンサートのチラシ配布をお願いに行った時、その先生とお会いしたんですが、

別れたあとにさっと駆け寄ってきてくださって、

「私が焼いたパン、ワタルくんとサホちゃんのおやつにどうぞ」ってナフキンで包んで持たせてくださいました。

ほんわかと温かな手の上のパンに、なんだかとっても嬉しくなったのを覚えています。

きっとこれはいい先生とであったからなんでしょうネ。
返信する

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