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新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

枯れた百日紅

2007年12月12日 08時13分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

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百日紅の実と枯れ枝 2007.12.10

 春夏秋冬を怠りなく備える家では、この季節、このような百日紅を晒したりはしないでしょう。

 花時が過ぎたら、剪定作業をしたのではないでしょうか。

 植木屋さんにも見捨てられたわが家では、百日紅の実が存在感を誇示しているのです。

 逆光気味だったため、墨絵を見るような風情になりました。

 昨夜来のテレビニュースによれば、5000万件の浮いた年金の名寄せは、60パーセント程度しか出来ないそうです。

 つまり40パーセントの年金は、宙に浮いたままとなります。誰の懐へも入りません。

 もともと不十分な形でコンピュータに投入していたので、無理だという話です。

 そんなことだろうと思っていましたので、特別には驚きません。ヤッパリねーっといった気分です。

 このようないい加減さは、社保庁だけではありません。

 戦後60年が過ぎ、国民が平和ボケをしている間に、官僚機構がだいぶ腐っていたようです。

 いまさら遅いかも知れません。

 しかしこのまま放置していたら、もっとひどいことになります。

 安倍さんが唱えた「戦後レジームからの脱却」は、やはり必要だったのです。

 マッカーサーと東京裁判によって洗脳された私たちは、もっと早く目覚めるべきでした。

 気付くのが遅かったかも知れませんが、気付かなかったよりはマシです。

 官僚を監視できるマトモな議院内閣制を、早急に再確立すべきです。

 そのためには、……… 議員さんにしっかりして貰わないと………となると、いませんねー。

 だからといって、このまま不作為を続けていると、日本はさらにひどい役人亡国になります。

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 写真俳句とエッセーを「到るところ青山」に載せております。
 お時間の許す方は、どうぞお出かけ下さいませ。

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女郎蜘蛛にぞっこんです

2007年12月11日 08時11分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

 玄関先に、2匹の女郎蜘蛛が棲んでいます。

 今朝は少し風が吹いていたので、巣が風に揺すられ、蜘蛛も揺れておりました。

 ひと頃は4~5匹ほどが巣を作っておりましたが、ここのところは2匹です。

 今日の写真で、そのうちの1匹を紹介します。

 以前にも紹介いたしましたので、今日は3度目となります。

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女郎蜘蛛(表) 2007.12.1
 

 上の写真は、背中から撮ったものです。

 折しも右手の方角から太陽光線が入り、ご覧のような状況になってしまいました。

 蜘蛛の糸が7色に輝きながら、風に吹かれています。

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女郎蜘蛛(裏) 2007.12.1

 2枚目の写真は、腹側から狙ったものです。

 風に吹かれても動じません。動けなかったのでしょうか。

 今年の師走も、もう1/3が過ぎて行きます。

 何をしようとしていた1年だったのか、何も出来ずに過ぎて行きそうです。

 私の歳ともなれば、時の移ろいのスピードったらありません。とにかく早い。

 女郎蜘蛛はゆったりと構えているように見えます。

 実のところは、考えあぐねているのかも知れません。

    陽を受けてあぐねゐるなり冬の蜘蛛  鵯 一平

 過日、「到るところ青山」(http://hiyodori.blogzine.jp/seizan/)  に、上のような俳句を載せました。

 冬の蜘蛛は、悟り切れていない哲学者です。

 じっと考えております。

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ご迷惑とご心配だけか?

2007年12月10日 09時47分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

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隣家の柚子  2007.12.9

柚子は下向きになるものだと思っていたのだが、写真の柚子は、空に伸びている枝の先にも、沢山ついている。まずはビックリした次第。

 新聞によると、前総理の安倍晋三氏が、病気以来はじめてお国入りをしたそうだ。

「皆さんにはご迷惑とご心配をかけ申し訳なかった」、と言って詫びたとか。

 詫び方が変だねえ。

 安倍さん個人の問題ではなかったにしても、変な大臣たちの失態によって、参院選で自民党が大敗し、挙げ句の果てに総理の座を放り投げた。

 その結果が今の政治混迷なのだ。

 確かに、「迷惑」と言えば「迷惑」だが、それだけの言葉で表現するのはいかがなものか。

 私は安倍氏の国家観に期待していたし、今後も期待している。

 しかし、言葉の軽さにはうなずけない。

 一国を預かる人としての言葉の重みが感じられない。

 政治活動に戻るのであれば、政治家としての言葉の重みをどのように備えるかが、大きな課題ではないか。

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私の不明と誤った先入観

2007年12月09日 10時49分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

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黄水仙  2007.3.16

 紅葉やら落葉では、それが今の季節感とは言っても、やはり華やかな花も見て頂きたくなった。今年の早春に咲いていた水仙である。

 風の強い朝だったが、レンズのほうを見てくれた一瞬を捉えたつもり。少しブレたかな。


 先入観は恐ろしい。とんでもない事実誤認をしでかすことがある。

 昨日の夕方、都内の私鉄車内でのこと。

 土曜日だったのだが、夕方だったせいか少し混んでいた。

 池上駅から鎌田駅までの2区間だったし、私にはもともと座りたいと思っていなかった。

 でもまあ、優先席付近に乗り込んだ。ホームの都合上、乗り込みやすかったのだ。

 案に違わず座れなかった。若い人や老人たちが、すでに座っていた。

 座れなかったことが不満だったわけではない。念のため。

 このブログは、またもや携帯電話の問題。

 その私鉄の優先席は、4人掛けの向かい合った椅子だから、8人が座っていた。

 座っている8人のうち、3人がケイタイを手にしてなにやら操作をしていた。

 ケイタイを見せ合って操作をしていたのは、絶対に60歳を越えているはずの2人の老女。

 白髪婆が霜降り薄毛婆に操作を教えている様子なのだ。メールのことが課題だったのだろうか。しきりにお互いのケイタイを覗きあいながら、なにやら熱心に話している。

 もう1人は50代女性。こちらもメールだ。やはり、ピコピコと操作している。

 ヤレヤレ、若ものだけが非常識と思っていたのは、私の大きな思い違いであった。

 白髪婆も霜降り婆も婆候補も、なんの躊躇いもなくケイタイメール操作をしているのだ。

 白髪婆と霜降り婆にいたっては、メール操作を説明しあっている。罪の意識も遠慮の雰囲気もない。

 つまり彼女たちは、「優先席付近では、携帯電話の電源を切って下さい」という注意事項を知らないでいるらしい。知っていたら、あのように堂々としてはいられない。

 分別ある年代なのだ。しかも、いい加減に生きてきた人生を持っているとも見えない。

 車内では再三再四放送している。電車に乗るたびに聞いている。

 しかし、「そのほかのところでは、マナーモードに切り替えて下さい」だけを聞いて、「話をしなければ迷惑かからないわ」と思い込んでいるのではないか。

 私に十分な知識があるわけではないが、ペースメーカーは微弱な電波によっても誤動作をする。

 メースメーカーを埋め込んだ人は、電磁波を使うMRI検査は受けられないと聞いている。

 だから、そのような人が乗り合わせているかも知れない「優先席」では、携帯電話を使ってはいけないのだ。音を出さないメールでも、やってはいけないのだ。

 音の迷惑とは違う。電波によりペースメーカーが誤動作し、健康障害を起こすのだ。

 多くの人はそれを知らない。だから、マナー問題だとだけ思っている。メールは音をださないのだから、迷惑をかけていないと思い込んでいる。

 放送内容が不十分なのだろうか。

 それとも聞く側の理解不足なのだろうか。

 それとも、知りながら平気でやっている間なのだろうか。

 若者の携帯電話使用を、無礼、非礼、傍若無人とばかり思っていたが、昨日の私鉄車内の模様から、私の不明を知った。

 不明に基づいた誤った先入観で、若者を批判していた。

 申し訳ないと思う。お詫びをしたい。

 だが、悩みはさらに深くなった。

 どうなっているんだろうねえ。

 このようなハンチクな人が、息子・娘、時には孫にも影響を与えるのだから、いい世の中は期待できないなあ。

 万事が万事なのでしょうから……。 

 

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もう一つの電車風景

2007年12月08日 08時06分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

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井の頭公園の紅葉  2007.12.1

 12月1日に撮った井の頭公園の紅葉です。

 日の光がまともだったので、輝き過ぎです。カメラマンの腕前に疑問を感じます。ゴメン!

 電車の中は、さながら街頭の縮図。社会の縮図とも言える。

 車内で騒がしい種族がいる。

 まずは男子高校生と女子高校生。

 彼や彼女だけだったらそれほどでもないが、近傍に異性の高校生がいると、ヒートアップする。でもこれは仕方がない。自然な行為だ。

 次は、アルコールが入っている3~4人の中年サラリーマンだ。

 上司の批判やら同僚に対する侮蔑的評論が多い。酔っているから大声になる。

 さきほどの高校生とは異なり、大人なのでみっともない。

 サラリーマンのストレス解消法に、「酒を呑んで上司の悪口を言う」というのがある。

 酒場でやってきたのに、まだ不足だったので、車内延長戦に持ち込んだケースだ。

 私もやっていたに違いない。周囲の乗客には迷惑を掛けたと思う。いまさら詫びても遅い。

 3番目は40代以下くらいの女性グループで、仕事の研修会かナントカ会の帰り。

 あちこちに話は飛ぶが、行き着くところはファッション談義にはいる。

 とにかく仲間を褒めちぎる。「あなたのその花柄がかわいいわねえ」とか、「スカートがスッキリしてるわね」、といった按配だ。本当はもっと具体的なのだが、私には知識がないので、再現できない。

 どこで買ったのかという点も云々される。もちろん価格は重要な課題だ。

 恐ろしいのは、前回の会合でどんな洋服を着ていたかが、立派な話題となることだ。よくよく見ているらしい。

 早く降りようものなら、すぐに批判の的にされる。欠席裁判めいてくる。

 50代~60代の女性も、負けず劣らず騒々しい。

 席が空いていようものなら、まず誰かを座らせるための騒動が起きる。自分は座ろうとしない。

 先日、6人が乗ってきた。席が2つ空いていた。

「○○さん、どうぞ」、と、これはスンナリ決まった。○○さんは杖を使用していた。

 もう一つがなかなか決まらない。

「▲▲さん、どうぞ!」

「いいえ、私は大丈夫よ!」

「××さんだわねっ」

「なぜ?▲▲さんが座らないのに、私が座れないわ!」

 とにかく延々とやっていて、騒がしい。

 彼女たちの「着席順位基準」があるらしい。前回とか前々回の貸し借りもあるかも知れない。

 かく言う私はどうだろうか。

 この頃は一人で乗るか、またはカミサンと二人連れだ。もはや人陰でヒッソリとしていて、弱々しい存在だ。声も出せないでいる。

 それはそれで情けない。この頃遠慮っぽくなった弱い自分を感じて、少し淋しい気分だ。

 それにしても、このようなブログを書いてはいけないなあ。

 もっと男性の悪い例を挙げるべきだった!

 キット袋叩きに遭うね。

   

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