私がよく行く川べりも、万物枯れた様相でした。
そんな中、小さいセイタカアワダチソウが、踏ん張って立っていました。
仲間たちはすっかり枯れ果てていました。もちろん死んだのではなく、冬眠なのでしょう。
あれほど目の敵にしていたセイタカアワダチソウなのですが、このような状況を見ると、健気さに心打たれます。
つい、手をさしのべたくなるのです。
いかなる存在に対しても、こちらから否定してはいけませんね。
自分が否定されない秘訣ではないでしょうか。
たとえセイタカアワダチソウであっても、彼や彼女たちの存在は否定しないこと。
分かってはいるのですがねえ……。
つい邪険にしていしまう気持ち。
絶対に止めたいと思います。
お暇の節は、「到るところ青山」にもお立ち寄り下さいませ。
写真俳句を楽しんでおります。
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