新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

和の國の崩壊

2007年12月05日 11時04分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

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山茶花 2007.11.25

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山茶花  2007.11.25

 散策の折りに撮影した山茶花。

 大部分は日陰になっていたが、一部の枝や花に陽が当たっていた。

 陽を浴びている花は、至極上機嫌に咲いていた。

 
 日本は和の國であった。

 十七条憲法を持ち出すまでもなく、農耕民族としては、「和」によって社会を構成していたのだろう。

 「和」をもって発展してきた國であった。

 その日本が、今、大きく揺らいでいる。

 社会は殺伐としてきており、目を覆いたくなる悲惨な事件も多発している。

 総中流化と言われていた社会が崩れ、格差社会と言われ始めて久しい。

 閉塞感が社会を覆っていて、なんとなく息苦しい感じだ。

 和の國が崩れ始めているのだ。

 経済至上主義や競争原理主義が、かつての日本の麗しい国柄を、無惨に破壊し始めているのではなかろうか。

 市場競争の結果を「善」とした考え方は、日本の國に相応しい「哲学」ではなかったのかも知れない。

 この状況を無策のまま放置していたのでは、社会はどんどん崩壊し、とんでもない國になって行くのではなかろうか。

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コメント (6)
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