ときどき「生きる」ことの意味を考えたりする。
なぜ生きているのだろうか？
戦争中は軍国少年だった。特攻隊員として、敵艦にぶつかることを夢見ていた。生きることは、戦争で死ぬためであった。
戦争に敗けた。
何のために生きるのか、何のために勉強するのか、かなり漠然となってしまった。
社会人になった。
食べるために働いた。遊ぶためでもあった。
結婚をした。子供が生まれた。
「家庭のため」や「子供のため」という意識が強く働いた。当然のことながら、「会社のため」という意識もあった。「国の再建のため」という動機も、十分にあったように思う。
組織の中で、責任が重くなるにつれ、「会社のため」を強く意識するようになった。
バブルが崩壊した。さまざまな価値観の転換があった。市場原理主義が叫ばれる世の中となって行った。
「他人くたばれ、我繁盛！」が横行した。あらゆる面において、モラルの崩壊が見られた。
やがてリタイアする年頃になった。世界的な規模で、不況の風が吹き荒れた。
今も私は生きている。
「何のために生きているのか？」
そんな問いかけがあったら、どのように答えるのだろうか。
「死なないために生きている」と、答えるかもしれない。
私の生死は、「神」や「み仏」や「天」のご意志が決めて下さっている。
その「ご意志」に従い、生き続けなければならないのだ。
妻や子や孫やさまざまな人たちにとって、私の存在が真に必要なのであれば、「ご意志」は私の死を認めてくださらないはずだ。
その場合、私は力の限りを尽くして、生きて行かなければならない。
妙な笑い草だなァ。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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私は生まれてきたから生きていると思って深く考えない事にしています。生存期間においての行動、足跡は舞台の上で芝居を演じているようなものと思います。観衆に感動を与える芝居の、または社会的に名誉ある主人公役等々演じても、舞台を降りればただの人、やがて忘れられていくでしょう。たとえ後世に名を残し讃えられても本人は知る由も無いのですから虚しいものです。いろいろ言っても理屈にしかなりませんが・・・、生きている間は楽しく生きたいものです。
おっしゃるとおりだろうと思います。
言いたかったことは、生かされている限り、精一杯に「生」に拘りたいということでした。
「生きる」ということは、単に「死なない」ということではなく、執拗に「生」を追及することではないかという屁理屈です。
言わずもがなのことでしょうが。
どん底まで落ちたときに一筋の光明が見えました。
光明とは家族であり、自分自身です。
３０代を取り戻すように、それからというもの、かなり貪欲に「生」の追求をしています。
色々な意味において欲張って生きています。欲があるうちは生きていけるような気がします。
「光明は家族」というお話、よく分かるような気がします。
最後に頼るのは自分自身のように思います。
しかし、その自分の寄る辺は、やはり家族だったのでしょう。
「生」に向かって貪欲に生きることで、また新たな光明を見出し、さらに貪欲に進む。
そのような繰り返しが人生のようです。
しかし、私ほどの年齢になると、欲張りでなくなってきます。
どのようにして貪欲になるか？
難しいテーマです。
どちらにしても、それが最後の役目なのだろうと心得て暮らしている。
その役目が終えるときまで、出来だけ生きることを楽しもう。と、生きています。
昨秋、危篤状態だった父が回復しました。
今は年齢相応に元気です。
私の息子はお爺ちゃん子ですが、息子は常々、
絵で成功しお爺ちゃんを喜ばせたいと言っています。
又父も孫の成功を見届けたいと、強く願っています。
父の寿命は神様がそれまで引き伸ばしてくれているような気がします。
せめて孫がもう少し大きくなるまで生きていることができたら、もう他には何も望みません。
逃げの菅総理が、逃げて国会を閉じました。
サッカーの勝利、相撲界の賭博報道に、与党の横暴さを批判する声もかき消されたかのようです。
小沢に代わって輿石が強引に選挙へと向かわせたのでしょうか？
先日、長い間意識不明だった義姉を、義兄が見送りました。
「コイツを置いては死ねないよ」
９０歳の彼の口癖でした。
私はカミさんに見送ってもらうつもりです。
カミさんもそのつもりで、自信満々なのがかえって心配です。
すべてを神様が取り仕切ってくださるように思っています。
生かそうと思って下さっているのに、その思し召しを認識もせず、自滅的な日々を送るのは困ります。
お父上の危機脱出はよかったですね。
神のご意志とお父上の意欲の賜物と思います。
私と同じようなことを考えておられますね。
わが家の孫はまだ５歳。
先が長いので、途中でカミさん一人に委ねるかもしれません。
「逃げの菅」が、野党の挑発に乗らずに逃げています。
彼の心中は、とりあえずは参院選で勝利すること。
国策より選挙の日本は、国民が哀れです。