絶えず、思い違いや勘違いをしている。極めて日常的なことだ。
昼飯を食べたのに、「まだ食べていない！」、と言い張るほどの思い違いはいない。
だが、「内科の検診日は、えーっと来週だっけ？」 のような思い違いは多い。
十分な確認をせずに、あっさりと口に出す。
電気の消し忘れは、間をおかずに繰り返している。
（カミさんが言うのであって、私にはその自覚がない）
「痴呆症………？」
カミさんが五月蠅くて仕方がない。やむをえず検診を受けたら、まだ大丈夫だった。
「まだ大丈夫」と表現するところに、私の微妙な心境が現れている。
つまり、「絶対に大丈夫！」、と言い切る自信はない。
先ごろ、７０歳代の老人が、自動車の運転中に、ブレーキとアクセルを踏み間違えた事故が、連続して起きた。
一つは店の中に突っ込んでしまった事故だった。
乗用車がすっぽりと店内に入ってしまった。幸い怪我人が出ただけで済んだ。
二つめは路上で起きた。２人の老女が亡くなった。
急にスピードが出て、路肩を歩いていた人にぶつかったのだ。
いずれも、ブレーキとアクセルの踏み間違いと思われる。
幸い私は、そのような間違いを、まだ起こしてはいない。
しかしこれこそ、「絶対に大丈夫！」と言い切ってはいけない。
「身体で覚えているのだから、間違うはずがない」と人は言うが、「身体で覚えた」を、自信の根拠にしてはいけない。
老人の身体は危うい。
その前提に立って、日常の運転をしようと心がけている。
他の人は知らないが、私の場合、すべてに「絶対」はあり得ない。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
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ひよどりさんは奥様がしっかりされていて、お幸せです。
夫婦は、どちらかが「しっかり」していてバランスがとれるのでしょう。
「うるさい！」と怒鳴れないところが、笑えます。（失礼！）
普通の生活に戻れたら、「絶対に大丈夫！」と過信しない運転に、心がけます。
わが家は「割れ鍋に綴じ蓋」夫婦です。
どっちもどっちですね。
私よりカミさんのほうが、几帳面です。
しかし、細部にこだわるのが欠点です。
すべてクリアして免許証の更新を済ませたのなら、すこしのんびりして療養してください。
焦ったらいけませんよ。
ものが覚えられません。
覚えるのをあきらめて、いちいち書いたものを見ます。
たとえば、リサイクルごみの出し方などです。
この町では、細かく分類しなければなりません。
割れたビンと、割れ茶碗は、いっしょにしてよかったのかな？などと悩みます。
メモを頼りにしたほうがいいと思い、メモをしますが、それを忘れたり・・・。
今のところ、決定的なミスはないので、まずまずと思っています。
老いるのは仕方がありません。
最近、思いついたことなど必ずその場で直ぐに行わないと忘れるようになりました。
効率を重視して後回しにすると、忘れてしまって後戻りすることが多くなりました。
二度手間、三度手間を惜しめなくなりました。
私の家内の物忘れは、私に輪を掛けています。
私は思い込みが多くて我ながら呆れています。
私は昨年末、50年間持っていた運転免許証返納いたしました。
数年間迷っていまして、何度もＨＰの雑記帳やブログにその心のうちを書きました。
来年は80歳なので思い切りました。
息子も娘も返納に反対しませんでした。
まったく同感！思い至るところ大ありです。
効率的な行動を考え、「後回し」にしたことは忘れます。
手間がかかっても、その都度、一つ一つ処理する方がいいようです。
困ったものです。
運転については悩ましいですね。
私はまだ運転をしております。
写真が趣味なので、遠出をするときに車が便利です。
今７５歳。
あと５年は乗るつもりで、今年免許証を更新し、車も替えました。
笑われそうですね。