秋の薔薇 10月22日撮影
連日のように偽装のニュース。ミートホープの社長ら4人が逮捕された。
宮崎のうなぎ、比内地鶏、赤福など、次々と暴かれる。暴かれ始まると、追い打ちを掛けるように新事実が暴かれる。
まるで、「まだまだあるんだぞ!」と言わんばかりだ。内部告発があるのだろう。
4~5日間姿をくらましていた比内地鶏の社長が、記者会見をした。
「死のうと思って、4~5日間家内と山の中を彷徨っていました。どうもすィませんでした」という会見であった。
その会見によれば、「比内地鶏薫製」は、売り出し時から「廃鶏」だったと言う。つまり消費者は、「廃鶏」を「比内地鶏」と思って食べていたのだ。味なんか分かりはしなかったということにならないか。騙して売りつけていた会社はとんでもないが、知らずに、「旨い、旨い」と食べていた消費者の舌もいい加減なものだった。
我々は、ブランドに弱すぎないか!
私は味にうとい。比内地鶏であろうが名古屋コーチンであろうが、安全であれば文句は言わぬ。その代わり、値段はそれ相応のものでないと困る。味にこだわる人は、大いにこだわっていけばいい。当然のことながら、こだわりの人はその分値段も高くなる。
偽装の素地作りに、我々も知らず知らずに、かかわっていたのではないか!
旨いものを安く食べようというのは、これもまた消費者としては当然のこと。
同じものを余所より安く売って、売り上げを伸ばそうと考えるのは、これもまた、商売の常道だ。
そこのところから偽装の問題が出てくる。
「同じものを余所より安く売って……」から出発して、「少し質を下げても消費者は気づかないのだから……」となり、「偽装して高く売ろう」になっていく。
赤福の問題は、それとは異なるようだ。「売り上げ量の日々の変動に、効果的に、かつ経済的に対処しよう」という観点から出発し、次第に麻痺し、あそこまでいってしまったのだろうか。
偽装せずに堂々と明示し、価値判断は消費者に委ねるようにしてほしい。
外国産を国内産と偽るなど、もってのほかだ。
私にとっては、安全が第一。二番目に値段。味はそこそこ。ブランドは分からない。
ニュースは賑やかですねぇ。
政治家も役人も食品に携わっている人間も、欲の皮が突っ張り放題です。
薄ら寒い季節に薄ら寒い出来事ばかりが目について、風邪を引きそうです。
ここのところ特にイヤなことが報道されます。
なにかのキャンペーンのようです。きっと内部告発が多いのだと思うのですが。ドンドンばれて、早くすっきりしないと、消費者の神経がおかしくなります。
内部告発する人の勇気だけは買いたいです。
良心の呵責を覚えながら仕事をしている人は、
まだまだいるのでしょうね?
ブランド志向もよくないのですね。
ブランド品にもはずれはありますのに・・・
まだしばらくは、偽装問題が続きそうです。
ミートホープの逮捕は、問題発覚から4か月後です。
慎重捜査なのでしょう。
防衛省や厚労省の問題もあるし、こちらがのんびり構えないと、血圧が上がりそうです。
でも、やはり、国民の監視の眼が成長しないと、官僚は悪いことをします。
不二家、白い恋人、赤福
食べ物以外にも耐震偽装問題
血液製剤、数えたらきりがありません。
世の中の箍がゆるんでしまったのでしょうか。
出るだけ出して、あとがスッキリできるなら、そのほうがいいのですが、キリがないですかねえ。
我々がしっかりする以外、方法がないのかもしれません。
「忍を以って歩となす」苦しくとも近道ならず、そこに
明日への希望が生まれる。消費者は馬鹿じゃないですよ!消費者に向いて仕事していればこの様な結果にならなかったのに残念!(利益集中主義に走りすぎたかな)?
消費者不在の官界と業界が、こんな結果を出しているように思えてなりません。
たそがれ清兵衛さんのおっしゃるとおり、消費者を向いて仕事をして貰いたいものです。