新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

魂の一行詩

2008年05月26日 07時32分00秒 | 写真俳句・エッセー

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葉桜の明るき闇やおのが胸

 あれほど妖しく私を沸き立たせた桜が散って、今は葉桜が茂っております。

 でも、「鬱蒼たる」と表現できる状況とは言えません。むしろまだ明るい感じの茂りです。

 それでいながら、その葉桜の内側には、空虚さを感じさせる明るい闇がありました。

 まるで、私の胸の内とそっくりなのです。

 希望を失っているわけではありません。

 失恋の深い傷を負っているわけでもありません。

 しかし、葉桜の茂りに、明るさの中の虚ろな闇を感じます。

   葉桜の明るき闇やおのが胸   鵯 一平

 俳句とも言えぬ私の五七五は、角川春樹氏の「魂の一行詩」運動に共鳴しての作句です。

 角川春樹氏といえば、もと角川書店社長であり、コカイン問題で刑務所生活を送ったことのある、あの俳人角川氏です。

 氏の運動は、日本文化の根源とも言える『いのち』と『たましひ』」を、「一行詩」として詠もうというものです。

 運動に共鳴したものの自信があるわけではありません。

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コメント (22)
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