農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

私が現在の日本不耕作栽培普及会にかかわるきっかけの写真です

2022-07-02 10:17:41 | 日本不耕起栽培普及会
晴天、真夏日が続いて2週間連続して働くのには危険を感ずるので一休み、自宅で資料を見ていたら2001年6月9日香取の藤崎芳秀宅でメダカの泳ぐ水田を見学に出かけた写真が出てきた。すでに21年の月日が過ぎ去った。当時まだ教員現役の時代であった。有機でアイガモ水田を観察したりしていたので水田でメダカが増殖するなんて信じられなかった。見学に行った生徒よりも私自身がカルチャーショックを受けその後この水田づくりにはまっていった。現在では多古の桜宮自然公園の天井田でもメダカの学校の姿を観察できるようになっている。オタマジャクシの数もハンパでない状況である。不耕起水田では春先藻類が繁殖し無肥料でも光合成活動が起こり窒素を固定してイトミミッズの活動も活発となる。藤崎さん宅では現在でも除草剤は使わずジャンボたにしを上手に使って草取りをお願いしている。また無肥料・無農薬の水田を10年近く継続しジャンボタニシの働きぐわいを観察している。数年前から藤埼宅では不耕起はやっていない光合成細菌の活用など有機、棚倉ミネラルなど品質維持に心がけている。
バスタブや桶で冬メダカを飼育していた。