農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

香取藤崎水田も出穂直前、光合成細菌で土の浄化

2022-07-11 08:07:13 | 日本不耕起栽培普及会
出穂直前の水田では間断潅水を軽く行っており、土を見るとわずかな亀裂のあるところに新たな水で満たされていた。この時期土の中の有機物の分解を促進させ泥臭い微生物を光合成細菌で抑え浄化する繰り返し光合成細菌を水田に流し込むあとは河川水にふくまれる、微量の肥料成分でイネは育っていく。雑草はジャンボタニシを上手に水管理で利用している。イネの成長が順調であれば生き物の生態系も安定し畦際には日本アマガエルが行き来していた。写真はf-1、f-2の正面の水田の様子である。
f-1水田のほうが充実しているように見えた。出穂は間もなくである。

和田実験田100坪、最速の出穂、7月8日頃から動きがあり10日確認

2022-07-11 06:58:16 | 日本不耕起栽培普及会
例年コナギの除草で四苦八苦していたが今年は下駄除草を1回だけ行っただけで推移し前半は藻類で覆われた。昨日7月10日1株20本前後の本数で4,5本の穂を確認し開花が確認できた。株の間ではクモが巣を作り産卵を始めている。藻類も多少ある。昨年までのコナギ、マツバエで苦労した状況とは大きな様変わりである。田植え前半月ころ水田に水が入りコナギの発芽を確認出来て刈り払いとレーキでコナギを抑え込むことができた。長年の課題がやっと克服できた。
クモが生息できる豊かな水田である。