農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

冬型の寒かった春の訪れは椿の開花でやっと始まる、健康をを考える

2022-03-05 08:20:55 | 日本不耕起栽培普及会
やぶ椿のつぼみが長いこと硬いまま開かなかったが昨日一挙に開花を確認できた。突然夏が来なければと心配である。
塩谷信男さん大健康法を読み返して改めて排便のリズムなどをたしかめる。正心調息法という深呼吸法であるが先生は脳の活動が年齢とともに30%以下に停滞し老化を早める。肺、横隔膜、臍下丹田、肛門それぞれがバランスよくかどうする。普通の呼吸と深い呼吸の差とか理屈で区別がつかなかったが、東京FMの住吉ミキさんの腸ヨガの実践で肛門を閉めた時腸が硬くなるのでわかりやすい。その時腸をさすってやればよい。
塩谷さんは大事なこととして玄米を毎日食べることを勧めている。私も発芽玄米がいいから8時間水に冷やしてそれからなでしこ炊飯器で55分で炊きそれを3日置き酵素玄米としていただいている。
そのほか入浴時まず風呂に入ったら風呂の中でスクワットを30から50回行っている。うちの風呂は旧式で深いので両手を支えてできるので安全である。これで足の痛みがなくなった。

土気の柳町さんが不耕起栽培を15年続けている。やはり深い田になっている

2022-03-02 07:18:22 | 日本不耕起栽培普及会
里山の環境保全型の水田である。最近は若い青年たちが何人か酒米を作って楽しんでいるすがたもみかける。多少の変化もでてきているそうだ。湛水を維持しているので水田は次第に深くなり腰までくるそうだ。藻類の発達で無肥料でもそこそこ収穫はある。日本赤ガエルの産卵が訪れた2月22日にすでに多く観察された。

大原幽学記念館江戸時代の農学者の偉人を偲んで

2022-03-01 16:55:22 | 日本不耕起栽培普及会
江戸中期農村が荒れてやくざの世界が幅を利かせ若者は九十九里の漁村や銚子の醬油工場に出稼ぎにでかけた。幽学は名古屋の武士の出であったが近しい仲間を殺して父親から勘当され、さすらいの旅に出て35,6歳まで関西から長野まで歩く、その後滋賀県の寺のていしゅう住職に師事を受けお布施のない農家周りを数年おこない、徹底的に搾取される農民の苦労を感じ取り、農村の指導者として生きる方向を身に着け、若いころ先進地の農業の実態を観察し身に着けていたので千葉県に行ってからも大きく役立った。農具の開発、水田の基盤整備のしかた、農業協同組合の設立、子育てとして親子の組み合わせを変える換子教育など斬新なことをおこなった。めざましい地域の発展で江戸の役人の目に止まり、5.6年も江戸にとじこめられた。その後せっかくの実績が元の木阿弥となり、寂しく干潟の地で自害した。この地に記念館が立ち博物館となっている。農業に関心のあるかた、是非おとずれてください。旭市の東部の千葉県の図書館には大原幽学の資料がおいてありますので参考にしてください。