農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

稲敷、金江津の福田さん宅で露地、プール育苗で播種は3月22日

2020-05-16 17:05:08 | 日本不耕起栽培普及会

播種から54日目の苗ということで5.5葉まで進んでいる。今年は継続した曇天がなく朝晩は冷えても昼間温度が高くなるという経過だったので割と苗が素直に育ってくれた。いづれの品種も5.5葉まで展開している。この後5月20日の水曜日に田植えの予定である。現在のところ水田には雑草があるので18日に事前に除草する予定である。苗は5葉目にサインペンで印をつけ、1本植えにして7から10日ごと観察したいと準備している。


露地での稲育苗でも5葉展開イセヒカリです

2020-05-15 07:11:31 | 日本不耕起栽培普及会

60g播きの疎植、3月22日播種、昨日で54日目の苗で5葉です。5葉目にサインペンで印をつけ、1本植えにして以後の生育調査を行う予定です。とりあえず佐倉の実験田3か所と多古ではイセヒカリとミドリマイでチェックを行った。

前日の水田では在来の日本ザリガニとアメリカザリガニが共存している。子供たちはこのザリガニ釣りに夢中になる、あたりめを餌に50匹は釣れる。水田わきの池の競演でした。

 


コロナのなかでも楽しい田植え、ほんとにイイの

2020-05-14 08:17:09 | 日本不耕起栽培普及会

自分でも信じられない田植えイベント、総勢22名でした。乳のみ子を抱えるお母さん、そして子供たち、田植え機を操作するおじさんたち、コロナで孤独を押し付けられているこんな時に、例年だと2,3人でしんどい思いでやっていたことが楽しい田植え作業に変わった。お昼には小林ひで子、英夫さん夫妻が作った山菜弁当と棒モチ(せい学)入りの味噌汁で腹をみたした。これでざっと多古の田植えは終わった。


満月モチの田植え、この水田は多古で不耕起で16年目になる

2020-05-10 07:27:43 | 日本不耕起栽培普及会

今年は露地で3月22日に播種して今日で50日目、1昨日機械植えしてまばら過ぎて昨日補植して準備中であるが、とりあえずまばらのままの撮影です。1箱60グラム播きで4葉か4.5葉までは育った。昨年は5月2日の段階で3葉であったから今年のほうが稲にとっての天候は順調に推移した。発芽させるのに、福田さん宅の芝生の上で最初から平置きで行ったが、108枚を100枚分のハイマットに収めるためにコシヒカリを置いた位置が日陰になったためにコシヒカリは生育が遅れてしまった。こうした最初の発芽遅れが以後の生育遅れになることが大きな失敗につながることを体験した。

今日はこの満月モチの補植とミドリマイの水田の田植えをこれから予定している。コロナの影響で三密のない水田で7,8人集まって田植えを予定している。歩行用の田植え機と手植えで里山の天井田で、雑草はフサモとミゾソバ、スズメノテッポウなど湿性雑草がある。おおざっぱには5月5日に除草をおこなった。いずれも手作業である。満月モチの水田の雑草でクレソンが幅を利かせている。


水田の色が光合成細菌と乳酸菌の働きで緑、赤に染まる

2020-05-04 09:34:53 | 日本不耕起栽培普及会

佐倉の斎藤和さんから1昨日の電話で乳酸菌除草のために光合成細菌と乳酸菌を混ぜたものを培養することで活性化が高まりイトミミズなどの活動が活発化する。水田の水の色が着色し赤くなったり緑に染まったりとかなり芸術性を感ずる状況になっていると連絡を受け昨日須崎弘さんと朝でかけた。斎藤さんの案内で総武線の列車のわきの3枚の水田で着色した水田を観察できた。これを確認してドライブハローで2回目の代掻きを行う。昨年はこれで田植え後全く雑草がはえなかった。静岡の松下さんの乳酸菌抑草の応用であるが水田のアートとしても面白い。様々に水田の色がかわる。