農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

6月10日大豆播種、6月28日前後畑に定植の苗

2015-07-16 06:19:52 | 日本不耕起栽培普及会

佐倉の辻さんが植えている大豆苗と多古の染井の畑の大豆の現在の植え付け後の様子を紹介します。辻さんの方は虫ーカメムシもつかず順調な生育である。一方多古の染井の畑ではカメムシが発生している。染井では昨年のこぼれだねが速く生育しそのままにしておいたらそこにカメムシがついていた。そこから新しい苗に移って、広がりをみている。辻さんの畑でも昨年のこぼれ種からの大豆苗も本数多く植わっているがそれにはまったくいない。わずかな環境の違いで虫の発生の違いがでている。岩澤信夫さんは6月22日の夏至をさかえに大豆の種を播くといい、害虫の発生との関係でカナブンやカメムシを気にかけている。種まきを遅らせた方が虫の被害は少ないというが、定植の時期で梅雨が明ける時期との関係で完全にあけてしまうと、畑に灌水が可能ならいいが年によって20日程度まったく降らないことがある。千葉では6月中には定植したいところである。写真は最初の2枚が辻さんのところ、最後がスギナやヤベイズルの雑草が残っているのが多古・染井の大豆で葉の数は展開葉5枚の状況でそろそろ肥料を与えたい時期である。