農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

南房総の五十嵐さんの水田で稲刈り

2020-09-02 14:06:29 | 日本不耕起栽培普及会

8月29日南房総の五十嵐水田でイネ刈をおこなう。今年はコロナ禍で塾生を呼び入れることもできず田植えもあくまでも実験的に植え付け間隔を広げ坪当たり60株、30×18を60×60、48×48などいろいろの挑戦を試みた。結果はいずれ報告されるでしょう。今年の気候が梅雨が長く8月1日まで続き、その後からから天気が続いた。8月3,4日には水を切り水田の周囲の土を上げた。粘土質の表土はイトミミズの糞で固められ下層部は固い粘土層である。植え幅が広くなると未熟粒が増え米の品質がわるくなる。また収量よりも水田管理のしやすさを五十嵐さんは選んで8月の早い時期に水をきっている。2月春先水を入れる直前米ぬかを10a当たり150キロ入れるそうである。

多古や佐倉では冬期湛水と言っても厳密ではなく、雑草との関係も秋には適度に生えていたり。真夏の8月第1週のころは一度亀裂ができるほど乾かしてみたりと、岩澤信夫さんの理論からは離れている面もある。温暖化で極端な温度差があるので稲にダメッジが来ない範囲内で工夫が必要である。


腹式呼吸で「通る声」、マスク越しの会話 訓練で楽に(東京新聞)

2020-09-02 12:48:55 | 日本不耕起栽培普及会

コロナ対策として従来と異なった観点での攻め方、愛知医科大学三鴨広繁教授(感染症学)「腹から声を出せば、大声でなくとも遠くまで響くんですよ」マスクをしてそう話す庄野さんの声は声量が少なくても、こもらずはっきりと聞き取れる。ポイントは複式呼吸で発声すること。声の出し方は音読を通して練習してほしい、と呼び掛ける。

たびたび取り上げるが、塩谷信男さんの「大健康力」で紹介されている正心調息法で複式呼吸を元にしているが、そもそも複式呼吸と普通の呼吸でいう空気に差があるのかと考える。塩谷さんが言うのは、あくびをした時横隔膜が開くその時の空気を丹田まで押し下げる。そこで1拍して肛門を閉じる。それから空気を吐き出す。その時想念と言って思いを患部にめぐらす。空気の出し入れはともに鼻呼吸とする。1日25回を目標に適度に繰り返す。脳と肺、横隔膜、丹田、腸、肛門などそれぞれの器官が総合的に働くことで脳の細胞は30%止まりであるが私は勝手に50%まで活動域を広げることになる、塩谷さんは103歳まで生存できたが70歳台でヒマラヤまでフライトし高山病で同乗者はダウンしたが彼は平気だった。また100歳までゴルフを楽しみ本人が医者であったから白内障や前立腺などもこの呼吸法で克服してきた。食事は幼少のころから虚弱体質であったから野菜、玄米で休みなく働いた。