農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

水面を自由に歩くクモの存在

2020-09-28 10:31:59 | 日本不耕起栽培普及会

秋から冬にかけて活発に動き回るクモたち、本来クモの巣を張るクモ、ところが秋の水田に入って草取りを始めると目に付くのがクモの巣を張らないクモたち、名前は忘れてしまったが、畦周りに生息するトビムシを餌に活発に動きまわる。7,8月に稲の間に産卵しその後冬の寒さもものともせず生き続ける。農薬には敏感で慣行田には数がかぎられる。ここ多古の里山では農薬や化学肥料を使わないから彼らの自由である。カエルやアマガエル、カマキリ、などと益虫としての意味が大きいと思うが農薬万能の世界ではほとんど顧みられない。除草剤も本来使うべきではない。農村の高齢化が農薬、除草剤の使用を許しているが生き物にとっては住みづらいことである。日本人の潔癖さが影響しているのかな。1箱60グラムで4.5葉の成苗苗を植えれば病気にも害虫にも強いコメが採れるのに残念なことである。

とりあずクモの写真を参考にしてください、キズキグモ?