私の管理する多古の桜宮自然公園や佐倉の和田小学校脇の実験田など大変類似した谷津田で既存の農家の人たちは作業性とか収量の点などですでに20年前にはそこから撤退していた。そこからまた20年現役世代が60歳から80歳へと年月を重ね、慣行の業も見切りをつけようとしている。今現在年配の方々の所有している施設を有効に活用させていただける可能性を残しておいてほしい、
農薬、除草剤、化学肥料を使わなくても可能な範囲の技術を追求し、反当たり5,6俵程度の収量で家族が生活できるコメ作りを目指していきたい。1960年代のコメであれば玄米菜食で癌にならない生活を続けることができる。銚子でも作付け放棄された谷津田であるがヤマサ醤油や銚子駅からも比較的近いところに位置している。4年前から佐久間さんが中心に呼びかけ2反歩(20a)前後の作付けを行っている。苗は私たちの福田宅で請け負って作っている。今現在コシヒカリの穂が出かかっている時期だが、トンボが飛んでサヤ緑やアカウキクサが田んぼを覆い雑草は少ない、よく管理された状況である




