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農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

銚子の兄弟谷津田を見学、稲は大変調子よくそだっていた。

2024-07-22 19:40:43 | 日本不耕起栽培普及会
私の管理する多古の桜宮自然公園や佐倉の和田小学校脇の実験田など大変類似した谷津田で既存の農家の人たちは作業性とか収量の点などですでに20年前にはそこから撤退していた。そこからまた20年現役世代が60歳から80歳へと年月を重ね、慣行の業も見切りをつけようとしている。今現在年配の方々の所有している施設を有効に活用させていただける可能性を残しておいてほしい、
農薬、除草剤、化学肥料を使わなくても可能な範囲の技術を追求し、反当たり5,6俵程度の収量で家族が生活できるコメ作りを目指していきたい。1960年代のコメであれば玄米菜食で癌にならない生活を続けることができる。銚子でも作付け放棄された谷津田であるがヤマサ醤油や銚子駅からも比較的近いところに位置している。4年前から佐久間さんが中心に呼びかけ2反歩(20a)前後の作付けを行っている。苗は私たちの福田宅で請け負って作っている。今現在コシヒカリの穂が出かかっている時期だが、トンボが飛んでサヤ緑やアカウキクサが田んぼを覆い雑草は少ない、よく管理された状況である
コシヒカリ開花が始まっている
さやみどろが広がり窒素を補給してくれる
アカウキクサ古代からのシアノバクテリアで窒素を同じように補給してくれる。
イネ水ゾウムシにやられた株もあった

佐倉の実験田でもイノシシ対策,畦を掘り返される

2024-07-19 09:35:22 | 日本不耕起栽培普及会
2,3年前から畦を掘り返されて奴らはミミズを食べるらしい。そして周辺にふんをして縄張りを主張する。多古も、佐倉も同じパターンである。生木(針葉樹)の灰汁の強いタールを活用して周辺に匂いを漂わせて猪を追い払う戦術である。多古では入山するとき爆竹を鳴らして追い払うこともやっている。周りでウリボーが4,5頭歩いていたという情報もある。office tryの敦賀智行さんの指導で佐倉と多古の桜宮自然公園で同様の谷津田という条件で猪に居すわられている。ここ1カ月の間に敦賀さんの指導で経過をみている。少しでもすきを与えると彼らは付け込んでくる。別のルートから侵入をこころみる。

畦を掘り返される、これは佐倉だが多古も同じである。
アライグマも足跡で来ていることを確認できる。
新たな課題で開花した花の香りに集まるメイチュウ、どのように対処すべきか
山側にタールを仕掛けてある。
5セの水田の4周に2メート置きに柱を立てペットボトルの空き瓶にタールを1センチ程度入れてつるす。ガスは出入りできるように切れ目を4か所つける。

我々の血圧とは何か?

2024-07-07 18:02:35 | 日本不耕起栽培普及会
妻が健康診断で血圧を測定したら、高くてかかりつけ医に回され血圧降下剤を処方された。その後旭の救急棟に2回ほど通ったりしたが、その後自宅で寝たり起きたりして過ごしている。私が週1で鍼灸医に通っているので見様見真似で妻にも私が千年灸ですませている。そこで血圧とは何かという疑問に答えるべく自分でデータ化して自分で血圧計を2台買って入浴前と後、カーブスで簡単な30分のトレーニングを済ませた後に必ず記録を残すことにしてとりあえず今年の正月からはじめた。私は従来から低血圧傾向、妻は高血圧傾向。とりあえず私の5月6月のデータを紹介します。それと合わせて体温の測定も記録している。私が83歳妻は79歳である。医者は150以上あると血圧は高いと診断するがそれは明らかに間違った診断である。最近やっと私が測定を勧めると従うようになった。妻のデータは150から153で安定している。私の場合123が入浴まえで入浴後は平均して110ていどまで下がる。風呂の水温もあついかぬるいか、入浴時間も関係する。こうしたことから自らの健康管理は自分で管理すべきだと考えている。男性用のカーブスに通い最近はプロテインを勧められ筋肉をつけることを勧められている。これもありかなと従う私であった。昨年11月軽い脳梗塞を発症うしそれから仲間からすすめられたミミズの酵素(クリールベール)を毎日1粒づつ服用している。また水分の服用と植物性のタンパク質は心がけて摂るようにしている。

大豆の種まき後に発生するハモグリバエの被害にどのように対処するか

2024-06-29 17:11:04 | 日本不耕起栽培普及会
検討中の課題であるが皆さんと考えていきたい。健康な大豆苗を作れば資材を使わなくともできると考えているが、これまで斎藤和さんのところで使っているサクラ酵素、有機カルシュウム(牡蠣殻にクエン酸で溶かしたエキス)
、スーパーER、などで稲の苗にも使っている。現在可能性として検討中であるが猪対策として敦賀智行さんがオフィストライという研究所を開いて扱っている生木を燃やしたタール状のガス化した匂いがこのハモグリバエの忌避剤として使えるのではないかとおもう。実際の効果はこれからであるが皆さん試していただきたい。とにかく大豆は気難しい作物で連作している畑では冬作の小麦との輪作で何とか続けてきたが、異常気象の昨年はいづれも不作だった。ところが水田の畦では何の問題もなくよくとれた。これまではなえの植え付け時、もみ殻たい肥とクンタンを施肥するのと、その後ボカシ(自家製)を施している。クンタンはアルカリ性で土の中の虫たちの忌避剤という感覚です。また根に酸素を多く与えるために部分的に高畝にする。耕したくないが根に酸素を多くあたえたいという考えである。