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農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

楽健法の山芋、リンゴ、ニンジン、ごはんを元だねとするパン作り

2024-10-09 13:02:25 | 日本不耕起栽培普及会
野菜とごはんをベースにしたパン作りを開発した山内幽嚴さんの発想は時代を超えて達人である。ホームベーカリーで280グラムの粉に150グラムの元だね大匙1の砂糖と米ぬか、小さじ1の羊水塩、オリーブオイルを1cc、水70ccでセットしてから4時間で焼きあがる。焼きあがってからは次回を考慮して箱をオリーブオイルでふきとっておく。
元だねの増量は凡そ週1程度で行う。昨年の秋巨峰のブドウの実から酵母菌を再チャレンジに挑んだが同様に成功した・粉は自国産にこだわるがグルテンの含量でふくらみを考慮すると、半々程度で我慢している。北海道産で春よ恋などの品種で市販されている。私はゆめしほうという品種を使っている。畑での栽培から挑戦している。私は性格的に大雑把ではあるがパン作りのレシピについてはある程度シビヤーに続けている。パンダネの増量は山芋、リンゴ,ニンジンとごはんでそれぞれ100グラムないし130グラム程度であとは砂糖大匙2杯、羊水塩小さじ1である。水は200ccていどである。
焼き上がりの状態
焼き上がりの後水で洗ったりしないでオリーブオイルで布で拭く
ペットボトルの大を使い上を切り雑菌を気にしながら冷蔵庫の脇で保存、ぬかずけ菌は気にかけた方がいい。
酵母菌の増量時間は2時間単位で持ち上がりお玉でかき混ぜさらに2時間置く半日置けば完成する。

イノシシ被害を考える、佐倉の実験田では敦賀さんの木酢タール液で撃退できた

2024-10-09 09:21:48 | 日本不耕起栽培普及会
昨年からイノシシ被害が始まり畦周りでミミズを探すために畦を壊された。しかし今年の春、敦賀さんの情報を得て、多古の桜宮自然公園の天井田とt-s水田で最初に木酢タール液の設備をとりつけた。佐倉では成功したのは谷津田の規模が大きく点在しているために和田地区がだめなら八木地区へと移動が可能で猪が移動していったと思われる。また佐倉の実験田ではほとんど肥料らしきものを施さず、収量も低いが猪が和田地区をあきらめたと考えられる。
一方多古の場合まず天井田で8月12日前後から入口の水田の1枚目からカメノオとコシヒカリの2枚目、さらに3枚目の満月モチと順繰りに遊ばれほとんど食いちぎられていった。池の上にある3枚の水田も稲の結実とともに狙われ、ミドリマイ水田もひばりというマッシュルームと馬糞の肥料と米ぬかを9月に入り施肥したら瞬く間に猪に入られてしまった。また公園側のt-s水田も昨年に引き継いで猪に荒らされはじめたが、こちらの水田はカメムシ被害で結実できず残念ながらイノシシも一部入られたがそれほど食われないで残っている。従来と異なり肥料のやり方を変えたことがカメムシを呼び込んだ可能性がある。いづれにしてもイノシシ騒ぎで多古のコメは壊滅状態で終了した。多古の場合すでに7,8年前から天井田で畦が壊され被害があったが見逃していたことが猪に居住権を許していたのではないか、最近になって2匹罠で捕獲されて猪汁をいただている。写真は天井田を出入りする1頭の親と5匹の子供です。
植木屋の畑から降りてくる
5匹のイノシシに遊ばれてその後実を食べられた。

稲塾、香取藤崎農場でのもみすり袋詰め体験

2024-10-07 14:10:22 | 日本不耕起栽培普及会
例年この時期藤崎,郷さんにお願いしてコメのもみすりと玄米の袋詰めの実習体験を行っている。
色選による選別を行って4.5キロの袋に詰める作業をおこなっている。
今年のコメ塾生は5人で神戸からも来ている。この後ゆうゆうで昼食を摂り福田宅で多年草化した紅染めモチの株を実際の水田で観察をおこなった。

昨日は佐倉も雨の予報で降ったりやんだりであったが塾生用の稲を刈り取った

2024-10-02 09:24:26 | 日本不耕起栽培普及会
3セの水田に5,6種類ほど植えてある。奥からイノチノイチ、カメノオ、ミドリマイ、イセヒカリ、ベニゾメモチ、イセヒカリ等である。桑山さんが畦周りの雑草を刈り、私がいせひかりを刈った。刈り取りの時期が少し遅れ気味であるが2時間、12時半まで行った。ところが脇の背丈が立派なミドリマイであるが穂の観察を行っているとモミの所々に白いものがあり、穂発芽している。ミドリマイは刈り取りが11月なのに、すでに穂発芽している。全くの異常続きです。100坪のコシヒカリも試しにもみすりを行ったら水分は14.5と基準どうりであったが玄米が砕けて品質が落ちていた。9月30日には食味値が出るはずであったが、待ち合わせ場所を間違えて空振りに終わった。私は9月10日ころおだづくり用の竹を切っていて膝を痛め、やっと動けるようになったが今までどうりとはいかない。年相応の動きしかできない。今日もこれから多古のt-s水田のイセヒカリの稲刈りをおこなう。夜は伊豆の武重さんか香取に来るというので福田さん宅に泊り交流を予定している。武重さんは多年草の稲でカメノオと脱粒性の品種(朝日)で田植えをしないで稲が育つという体験をしている。

裏庭で実をつけたホウズキ

2024-09-30 09:54:39 | 日本不耕起栽培普及会
7,8年前から我が家の裏庭で少しづつ株を増やし今年は20,30株に増えた。1カ月前にドライフラワーとしてトイレに飾っているが、珍しいので紹介します。今日撮影したのは残っていた株で7,8株はある。カメムシが葉にびっちりついてはいたが株は何とか生きて翌年も株で増えていくだろう。自然の力は強いもので毎年同じ場所で咲き続ける。同じ環境でツボスミレとか小判草、カタバミ、シランなども縄張りを守っている。化学肥料や農薬、除草剤も環境を汚すので使いたくない。近くのホームセンターでも入口近くに無造作にうず高くなべて販売している。若い人は雑草が1本でもあると気になるらしくコンクリ―トで固めてしまっている。私は雑草を芝生代わりに今はメヒシバが周りを覆っている。時々伸びてきたら刈ることで土が飛んでなくなることはない。実をつけたら刈るのが必要らしい。ある程度収量を上げるためにお米でも煙草に似た成分を含むニコチン成分を含むものを散布する。ところが以前の農薬は油性で飛散距離が狭かったがネオニコチノイドは2キロでも3キロでも遠くまで飛散しミツバチが自分の巣に戻れなくなる。ヨーロッパでは使用が規制されている。ここでもアメリカの基準に合わせる形で規制ができないでいる。これもアメリカとの安全保障上の問題だそうです。いずれにしてもメダカが繁殖できる水田を再現したいとおもう。
1カ月まえに切り取ったホウズキ
今日裏庭で切り取ったものカメムシがいっぱいついていた