お寺さんぽ Ver.03

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隠岐の国分寺本堂焼失(お寺さんぽニュース)

2007年12月16日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
こちらのブログ記事を書く際、お寺を調べるとやったら目に付くのが「焼失」という単語です。
自然発火なら…まぁ、仕方ないんですが、「応仁の乱」とか戦争のあおりで貴重な仏像が失われるのはなんとも惜しいです。
↓こちらをご覧下さい。

隠岐の国分寺本堂焼失、文化財の古典芸能面など焼く  [読売新聞] 2007年2月25日
 
 25日午後3時30分ごろ、島根県隠岐の島町池田、隠岐国分寺(重栖真快住職)の本堂から出火し、木造平屋約410平方メートルを全焼。国の重要無形民俗文化財の古典芸能「蓮華会舞(れんげえまい)」に使われる面9枚(平安―桃山時代)も焼失した。
 隠岐の島署の調べによると、本堂ではこの日午前11時半まで法事が営まれ、その後は施錠され、人の出入りはなかったという。
 同寺は奈良時代の創建。
 鎌倉幕府倒幕に失敗した後醍醐天皇が1332年に隠岐に流された際に滞在したといわれる。
 焼けた面は県有形民俗文化財だった。
 本堂は明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で取り壊され、1950年ごろに再建された。
 旧本堂跡地は国史跡に指定されている。
-------------------------------------------------------- 。。。


あああああ、燃えてしまいました。
もったいない。


タイミングがいいのか悪いのか。
つい前回、「薬師如来」は奈良時代に国分寺の本尊とされたんだよー、という記事を書いたばかりでした。
えーっと、建てた張本人は「聖武天皇」なんですね。
その頃は疫病から災害までが世間で流行し、それを憂いだ天皇が大仏建立したり、お寺建てたりしたんですよ。
仏教好きな方なのねぇ。

…そんな貴重なものが燃えてしまったんですよ。
(※本堂は再建されたもののようですけれど)
なんだかなぁ。
昔なら仕方ないと思いますよ。そりゃあね。
でも、便器から離れただけで水が出るよな、科学技術が発達した今の世の中。
それなら、国史跡に指定されたものをもっとうまく保護できないもんでしょうか?
形あるものいつか失われる、ってのも分かりますけどね。

とりあえず、せめて人による発火でないことを祈ります。


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