お寺さんぽ Ver.03

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六芸神 (東京・浅草)

2007年12月15日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は東京は浅草の「六芸神」です。

えー、真面目に仏像が好きな方、仏像について勉強中な方、あらかじめ書いておきますが、実際にこんな仏像はありません。
くれぐれもお間違えないように。
そうですか、間違えませんよね。
でも、何年か経過した後とか、日本が劇的に変化した後とか、これが本気で経典とかに出てくるようになったらスゴイかもしれませんよ。
……ないか(笑)

こちらは浅草六区にて、道路が舗装された際に飾られたブロンズ像なのです。
江戸時代中期頃、浅草寺境内の奥山と呼ばれる場所は、”江戸の娯楽の場”として、その繁栄と共に栄えておりました。
明治時代に入ってから公園六区がつくられ、奥山から見世物小屋や芸人が移動。
さらに新しい興行(演劇・映画)も始まり、興行街として全国にその名が知られるようになるのです。
…そんな六区には、いつからか六人の芸達者な神が住みつき、芸人たちを見守ると共に芸の知恵を授けてくれるのでした。
説明というか、由来としてはそんな感じのようです。
まぁ、町興しみたいなものでして、現在のところ御利益はまったくの未知数。
それなりに知名度が上がってくれば、あるいは何らかの尾ひれがついて、本気で祀られることとなるのかもしれませんけれど。
ちょっと難しそうですね。
あ、ちなみに六名は↓こんなんです。

■ 特別企画:これが六芸神だ! ■
1) 唄神(うたいがみ)
2) 演神(えんじがみ)
3) 戯神(おどけがみ)
4) 踊神(おどりがみ)
5) 奏神(かなでがみ)
6) 話神(はなしがみ)

それぞれの神様にはモデルがおり、浅草に縁の深い芸人さんたちに似せているんだって。
でもねぇ…コレなんで六名なのか
日本人ってーのは、「七」という数字が好きなんですよ。
七福神とか、七草とか、七味唐辛子とか、北斗七星とか、七人の侍とか、ウルトラセブンとか、マイルドセブンとか、岡田奈々とか…(←だんだん怪しくなってきてますが)あるでしょう?
人が瞬時に記憶できる物事の数が「七」であるとも言われています。たしか。
とりあえず、もう一人追加して七芸神にしなかったのは企画サイドの大失敗だと思います。


[住所]
 六芸神 東京都台東区浅草1 付近

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※そんな訳で「7」ではなかった「岡田奈々」さんが出ているらしいDVDです。
 おっと、こちらには知る人ぞ知る「森永奈緒美」さんも出てますよ!!


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