お寺さんぽ Ver.03

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鳳凰像 (平等院)

2006年07月22日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は仏像…ではないんですが、鳳凰についてです。
似たようなもんでしょ。


鳳凰ってよく聞く(…そうでもないか?)けど、あまり知らないですよね?
そんな訳でちょっと調べてみましたんでどうぞ。

鳳凰(ほうおう)ってーのは中国の伝説上の鳥です。
鳥の聖獣ですから、当然実在しません(笑)
日本では十円玉の「平等院」で有名ですよね。
この平等院の阿弥陀堂は、屋根の形が”鳳凰が翼を広げたよう”に見え、またその両端にも鳳凰が飾られているところから、「鳳凰堂」とも呼ばれているんですね。

この鳳凰、どんなんかってーと、首は蛇、尾は魚、背は亀などという、合体怪獣的な感じだそうです。
ウルトラマンAの最後の敵「ジャンボキング」みたいなもんです。
五色に包まれるという豪華絢爛な雰囲気で、声は五音を発するそうです。

名君の治世に登場するといわれてますから、おそらくひでるさんが目にすることはこの先もなさそうです。
…って伝説上の生物だってば。

名前のそれぞれ「鳳」はオス、「凰」はメスを指しているんですね。雌雄同体ですが、こんなところが神さまっぽいですよね?

この方、よくゲームとかで他の聖獣らとお揃いで四名で登場するのを見かけると思います。
ビールでお馴染みの「麒麟」、お寺の池にはかならずいる「亀(霊亀)」、手洗い口で水をだしてる「龍(応龍)」と揃うと「四霊」と呼ばれます。
ちなみに、不死鳥こと「フェニックス」とは別物です。
間違えないように。



[住所] 平等院 京都府宇治市宇治蓮華116

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※…と、いう訳で火の鳥ですよ。
 読むと気が滅入るので、くれぐれも気をつけて下さい(笑)
 火の鳥って聞くと「焼き鳥」を思い出すひでるさんです。タレより塩のが好みですね。

火の鳥 鳳凰編

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