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のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は言葉をよく耳にしたり、実際使ったりしているものの、なんだかよくわからない「曼荼羅(まんだら)」について軽くさらりと簡単に。
だって、きっちり書くとやたら長くなっちゃうんだもん。
なお、毎度のことながら、ひでるの怪しげな理解から文を起こしていますから、微妙なところもあるかもしれません。
ちょっと注意ね。
そんな訳で、今回は「ひでる仏教講座」をお送り致します。
(※写真は東寺が誇る「立体曼荼羅」です。いいなぁ)
さて、「曼荼羅」という言葉は「核心を所有するもの」というサンスクリット語・パーリ語の「マンダラ」から音写した言葉。
「マンダ」までで「核心・真髄・本質」、「ラ」は「所有・得る」という意味があるのだそうです。
えー、転がして遊んだ経験ある方は昔なつかし金属の輪っか、若い方はフラフープでも想像してみて下さい。
あれってーのは、完全な円でないとうまく転がりませんよね。
でこぼこだと曲がったり、倒れたりするじゃーないですか。
そんな訳で、幅もつくりもバランスを欠いては回らない車輪こそが、過不足ない理想とする充実した境地そのものなのですよ。
訳語として「輪円具足(りんえんぐそく)」と呼ばれるのはそんな理由から。
これこそが”宇宙の完全なる本質の有様”でして、それを視覚化したものが「曼荼羅」なんだって。
…この説明で分かったかしら?
理解できたような、そうでないような……難しいですね(笑)
そう、難しいんですよ。
密教の心理というものはとにかく言葉で表現しずらいものであるため、ぐだぐだ説明するよりも図で示そう、というのが曼荼羅が生まれた理由なの。
これを見れば全てわかるらしい、って…そう?
わかんないと思うけど。
大曼荼羅(だいまんだら)というのは諸仏・諸神があちこち描かれたもの。
「大日如来」を中心とし、その周囲に五仏ほか諸仏・諸尊を配したもののことです。
本質として”大日さまが中央なんですよー”というのが密教思想ですから、「大日如来」が中心にいるのがあくまでも基本。
ですが、中央に座するのは「文殊菩薩」だったり「不動明王」だったりと、実際には様々あるのです。
これを「別尊曼荼(べっそん・まんだら)」といいます。
例えばね、「文殊菩薩」が中央にいる場合は単に「智」という面をピックアップして描かれたものってことでして、あくまでも中心は大日さまなのでした。
ほか、物品・印相によって表現される「三昧耶曼荼羅(さんまや・まんだら)」、梵字による「法曼荼羅(ほう・まんだら)」なんてのもあります。
なお、最も発達したものが両界曼荼羅の「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかい・まんだら)」、「金剛界曼荼羅(こんごうかい・まんだら)」なんですが…こんなん説明すると長くなるのでまた今度。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
[関連記事]
⇒ 如来 (お父さんのための仏像講座)
⇒ 座り方編 (お父さんのための仏像講座)
⇒ 印相編 (お父さんのための仏像講座)前編 後編
⇒ 大日如来
⇒ 五大明王 (お父さんのための仏像講座)
⇒ 四天王編 (お父さんのための仏像講座)
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【 特別企画 曼荼羅いろいろ(笑)】
夢芝居/演歌みたいな別れでも/恋曼陀羅 / 梅沢富美男
※必殺でも流れていた「恋曼陀羅」
曼陀羅華 / TVサントラ、水谷優子 他
※これは…。
※実相寺カントクの「曼陀羅」
※黒岩センセのまんだら。
※水木センセの…ってきりないからもうやめ。
本日は言葉をよく耳にしたり、実際使ったりしているものの、なんだかよくわからない「曼荼羅(まんだら)」について軽くさらりと簡単に。
だって、きっちり書くとやたら長くなっちゃうんだもん。
なお、毎度のことながら、ひでるの怪しげな理解から文を起こしていますから、微妙なところもあるかもしれません。
ちょっと注意ね。
そんな訳で、今回は「ひでる仏教講座」をお送り致します。
(※写真は東寺が誇る「立体曼荼羅」です。いいなぁ)
さて、「曼荼羅」という言葉は「核心を所有するもの」というサンスクリット語・パーリ語の「マンダラ」から音写した言葉。
「マンダ」までで「核心・真髄・本質」、「ラ」は「所有・得る」という意味があるのだそうです。
えー、転がして遊んだ経験ある方は昔なつかし金属の輪っか、若い方はフラフープでも想像してみて下さい。
あれってーのは、完全な円でないとうまく転がりませんよね。
でこぼこだと曲がったり、倒れたりするじゃーないですか。
そんな訳で、幅もつくりもバランスを欠いては回らない車輪こそが、過不足ない理想とする充実した境地そのものなのですよ。
訳語として「輪円具足(りんえんぐそく)」と呼ばれるのはそんな理由から。
これこそが”宇宙の完全なる本質の有様”でして、それを視覚化したものが「曼荼羅」なんだって。
…この説明で分かったかしら?
理解できたような、そうでないような……難しいですね(笑)
そう、難しいんですよ。
密教の心理というものはとにかく言葉で表現しずらいものであるため、ぐだぐだ説明するよりも図で示そう、というのが曼荼羅が生まれた理由なの。
これを見れば全てわかるらしい、って…そう?
わかんないと思うけど。
大曼荼羅(だいまんだら)というのは諸仏・諸神があちこち描かれたもの。
「大日如来」を中心とし、その周囲に五仏ほか諸仏・諸尊を配したもののことです。
本質として”大日さまが中央なんですよー”というのが密教思想ですから、「大日如来」が中心にいるのがあくまでも基本。
ですが、中央に座するのは「文殊菩薩」だったり「不動明王」だったりと、実際には様々あるのです。
これを「別尊曼荼(べっそん・まんだら)」といいます。
例えばね、「文殊菩薩」が中央にいる場合は単に「智」という面をピックアップして描かれたものってことでして、あくまでも中心は大日さまなのでした。
ほか、物品・印相によって表現される「三昧耶曼荼羅(さんまや・まんだら)」、梵字による「法曼荼羅(ほう・まんだら)」なんてのもあります。
なお、最も発達したものが両界曼荼羅の「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかい・まんだら)」、「金剛界曼荼羅(こんごうかい・まんだら)」なんですが…こんなん説明すると長くなるのでまた今度。
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※これは…。
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