沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

実行の2024年

2024年01月03日 | 年末年始

 あけましておめでとうございます🌄 。今年もよろしくお願いいたします。

 2024年最初の1枚は8郎家の初日の出。出不精ゆえ元旦に外出しなかったため、自宅ベランダ、いや絶景テラスから午前8時ごろに撮影。太陽光が雲に反射したことで、太陽の下に光の皿があるように見えませんか。縁起のいい空の鏡餅ということでアップいたします。今年もいい年にするぞ~! ブログチェッカーのみなさんにとっても素晴らしい一年でありますように。

 地球から戦争がなくなりますように。

※この初日の出は、長年乗り越えることのできなかった天井を今年こそ乗り越えて顔を出した8郎だ、という期待を込めてアップさせていただきました(誰ですか、カタチがそっくりだと言ったのは)。この件に関しては後ほど本題で。

 あらためて本年もよろしくお願いいたします。

 

【追記】2024年の正月は、かつていない悲惨なニュースが飛び込んできました。能登半島地震です。地震による津波と土砂災害等による甚大な被害が発生しております。帰省中の方のご不幸など心が痛みます。8郎は寄付等でしかサポートすることができませんが、被害者のご冥福をお祈りすると同時に被災地の一日も早い復興を祈念しております。

 

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 さて、本題に入る前に8郎家の新年つれづれです。

 年末年始、断捨離を行いました。まずは本と本棚です。2006年ごろ?に買ったこの本棚も17年かけて棚が曲がっていました。そして本もほとんど読まない状態が続いていました。部屋のスペースも狭くなってきたので、200冊ほど妻と10郎がブックオフさんに持ち込んでくれました。計2,940円でした(泣)。高いのか安いのか分かりません。本棚は粗大ごみとして廃棄します。

 どうしても捨てられない本だけ、残したつもりです。人生経験だけでは決して得られない知識、感動を本は与えてくれました。この数年、資格試験優先でほとんど本を読んでないなぁ~。

 断捨離第二弾は、去年泣く泣く廃車した日産エクストレイルT31の専用設計サンシェードです。家族との車中泊で利用しました(といっても5回くらいです)。

 もっと使えばよかったぁ。後悔先に立たず、ですね。幼いお子さんをお持ちの方には、思い出作りは行けるときに行ってほしいです(例え上司との休日ゴルフを断ってでも!)。8郎の目には幼き10郎の無邪気な笑顔が今も蘇ります。その美しい思い出だけ胸に収め、サンシェードはメルカリさんに1万2千円で出品しました(笑)。T31はとっくに製造停止になっているのですが、車中泊の王様として今も中古業界で人気があるようなので、サンシェードもまだ需要はあると思います。

 以上、断捨離でした。断捨離にこだわったのは、50歳を過ぎても常に脱皮する自分でいたいと考えたからです。古いものに執着していても未来は描けないですよね。もちろん寂しさが胸中を駆け抜けましたが、前を向きたいと思いました。

 

 正月2日は家族でドライブに出かけました。昨年購入した我が家の白いハリアーで出動。何度も書いていますが乗り心地は最高。高速ドライブも楽しいです。最近、洗車してないようですが、それでも太陽の光を浴びると、ご自慢の美白成分ホワイトパールクリスタルシャイン✨が輝くのです! ローン苦しいけど買ってよかったぁ~。

 お邪魔したのは中城村の高台に位置する「オキナワ グランメールリゾート」さん。古いホテルを買い取り、改築したようです。空港や観光地からのアクセスはともかく、中城湾を一望できる立地は最高ですね(もちろん近くに旧ラブホテル街やヤ●ザの総本山があることはウチナンチュなら知っています)。

 吹き抜ける風に去年の正月を思い出しました。平和な世の中に生まれ生きて、本当に幸せです。

 表玄関の左側にシーサーがたくさん配置されていました。70個くらい? どういう意味があるのか確認できませんでした。分かる方教えてください。

 ネットで高評価だったランチブュッフェ。ステーキも食べ放題です。10郎は4皿お代わりしたようです(驚)。50歳父8郎は1皿のみであとは炭水化物祭りでした。また83㌔の世界にカムバック。

 締めにはマイセレクトアイス!🍨(セレクトすな!)。はい、昨年末の減量を無駄にする究極の一品の完成です。おいしゅうございました。

 退館する際に妻子の記念写真を撮っていたら、優し気な女性スタッフさんが現れて3人を撮ってくれました(感謝)。ご覧ください。ザ・右肩下がり家族です。5年後には「の字」になっていることを期待しています。

 中城湾が一望できる庭にはなぜか赤ポストが。昔のホテルでは当然だったのかな?

 ホテルを出て同村の吉の浦公園まで移動し、球場のブルペンをお借りしてピッチング練習をしました。ピッチング練習を最後にしたのが昨年の正月だったので、まさに1年ぶりです(時の流れは速い)。当たり前ですが息子の球は速くなっていました。コントロールは相変わらずまだまだですが、所属するクラブチームが短距離のキャッチボールばかりさせているらしく、それが功を奏しているようで、まとまってきていました。これまでの右バッターの頭部を超える(怖)すっぽ抜けなど一球もありませんでした。「ショートバウンドは全然OKだからたたきつけるように投げるんだ」と星8徹は超プラス思考で教えていますよ。

 しか~し! そのショートバウンドを8郎が捕球できず、硬式球⚾が右脛(すね)を直撃! 球速は余裕で125㌔はあったと予想。5秒ほど動けないほどの痛みでした。息子のモチベを下げないために「ショートバウンド全然OK」と繰り返し強調した強がり父の気持ちをいつか分かってくれる時が来るかな。でもあまりの痛さにピッチング練習はこの正月で終わりだ、と痛感した次第です(マスクやプロテクター装着ならともかく・・・)。

 帰宅後、ズボンをめくってみると、右脛にもふくらはぎができたのではないかと思うくらい腫れていました! 硬式球⚾おそるべし。

 あわてて冷却材で冷やしました。そのおかげがブログを更新している翌日には腫れはひいています(痛みは多少残っていますが)。おじさんの汚い足ですみません。

 以上、2024年、8郎家のささやかなお正月でした。

 

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 はい、本題です。本来なら夢や目標を語るはずの新年正月ではありますが、宣言撤回をさせていただく場となります。

 昨年5回目の挑戦も叶わなかった中小企業診断士1次試験ですが、除夜の鐘を聞きながら(聞こえませんがイメージで)考えに考え抜いた結果、こう決めました。

 

 まだ、あきらめない。

  ていうか、受かるまで受け続ける!

 

と。

 つまり「これで終わり」と宣言して戦った昨年12月の試験でしたが、翻意して挑戦継続を決めたのです。「期間限定の挑戦」という背景にご配慮いただき、これまで応援いただいてきたブログチェッカーの皆さんにお詫び申し上げます。すみません。宣言を撤回させてください。まだ挑戦を継続します!

 宣言撤回する理由はいくつかあります。それらをどうしても一つに絞るとするならば、

 

 50代前半をこの会社の仕事だけして過ごすのは怖すぎる。

 

 という心理です。つまり現実から来る恐怖心です。落第した悔しさ、宣言を撤回する恥ずかしさよりも、数年後への恐怖心の方が断然上回るのです。

 ひるむことなく右肩下がり⤵を続けるわが会社。もはや会社のカタチを変えるしかないというデッドラインをすでに下回ったという感触があります。本年度決算は、役員がありとあらゆる手段を尽くしたことから(会計士、税理士に言われたとおりに)経常収支が黒字になる見通しのようですが、8郎的にはこれは全くもって意味のない黒字だと思っています。売上が落ち営業利益も赤字という状況で経常利益は黒字、なんていうのは何の健全性も示していないからです(社員に適正な給与を払えばとたんに赤字でしょう)。

  つまりは、役員再選をはかる株主総会に向けて「何とかして辻褄をつけろ」という偉大なるご下命があっただけでしょう。

 自分が籍を置く会社のそんな現状を冷徹に直視しなければなりません。そもそも日本国内で倒産する中小企業の56.5%がいわゆる〝黒字倒産〟ですよ(これも診断士試験を学ぶ上でデータとして再確認しました)。

 愛息10郎は4年後には大学受験を迎えます。その時8郎は55歳です。わが会社が無事存続していたとしても収入は間違いなく下がっているでしょう。その5年間、給料はもらえているだけマシでしょうが、いつか人生を振り返るとき、何らか(例えば転職)のラストチャンスをみすみす失っていたと後悔する可能性も捨てきれません。退職金なんて国が補填する分しかないと思います。同じ仕事をしても、年代によって生涯賃金に大きな差が出ることがほぼ確定で会社への貢献意欲は衰える一方です。この経営陣である限り若い社員がどんどん辞めていくという流れは止まらないでしょう。大量に残るのは退職金、雇用延長だけが目当てでしがみつく、働かない、考えない、怒らない、の「3ないおじさん社員」です。言葉は悪いですが現実です。8郎もそうならないよう気をつけなければなりません。

 ・・・そんな会社の運命はさておき。そもそも8郎世代は70歳まで収入を得る手段を確保していなければならないのです。年金もあてになりませんからね。

 という悲しいサラリーマン窮状が背景にあるのが、挑戦継続を決めた最大のトリガー(きっかけ)です。自分で決めた「今年で最後にしよう」なんていうお約束ごとは、近未来への恐怖心の前で軽くぶっ飛んだのです。

 ほかの理由も多々ありますが、あと一点だけ述べるとすれば、息子との約束を果たしたい、いや、必ず果たす、ということです。5回もだめだった試験にしがみつくのは親としてかっこ悪いという気は今もしています。しかし「計画の5年かけてもだめだったから合理的に撤退する」という令和のタイパな父より、「6年もかかって周囲にも笑われたけど、受け続けて結局合格したよ」という昭和の熱血父のほうがかっこいいと素直に思えたのです。その方が、生きざまとして父から息子に伝えたいことがダイレクトに伝わるとも思います。そうです、「父ちゃんは絶対受かる」という有言を「受かったよ」と実行するのです。

 もちろん厳しい環境は承知しています。試験の難易度は年々上がっています。有名Youtuberや大手予備校講師は「合格率は変わっていない」ことを理由に難化をなかなか認めませんが(当然です。あまり難しいと強調すると受講生があきらめて金を払う前にいなくなるからです。彼らの目的は合格させることではありません。多くの受験生から金を取ることです)、回答選択肢の増加や、受験生が過去最高を更新し続ける現状を見れば、合格率は維持されていようが、難化傾向は素人目にも明らかです。

 そんな厳しい戦いに6度臨むおっさんは6度目の戦略を立てなければなりません。戦略は後日固めるとして、とりあえず毎年恒例(笑)のSWOT分析をさせてください。(強味)(弱み)に絞ります。

 S(強味)

 ・「財務」「企業経営」がゾンビ復活し、今回合格した「情報システム」が免除となるので、6科目受験になる。今回の5科目より多く負担はさらに増加するが、得意の「財務会計」「企業経営」が得点源となる(はず)ので、合格まであと一歩まで迫った2021年のときのような戦略を描ける。一番苦手の「情報システム」の爆弾化(この科目が難化すれば足切り可能性大)を心配することもない。

 ・毎年そうだが、年数を重ねた経験値は大きい。受ければ受けるほど合格する確率は高くなる。そう、あきらめたらそこでゲームセット。

 ・今回再試験となった沖縄地区受験生は12月までモチベーションを保てたので、新年早々、ハイテンションでスタートダッシュを切ることができる。本番は8月なので走り切れるだろう。

 ・沖縄再試験は「情報システム」を除けば超難化していたようだ。2024年はそれに比べると多少は易化するはずだ。本番でのストレス度は低いだろう。

 

 (弱み)

 ・今年51歳になる。年々記憶力やモチベーションは低下していく。

 ・昨年に比べると仕事が忙しくなりそう・・・な気がしている。

 

 以上にしておきます。(弱み)はあえて少な目にしました(笑)。

 前回も書いたように「資格沼」という言葉が胸の奥にありました。なるべく客観的に自分を見つめようと思っていたからです。5回目でだめだったとき「もう資格沼から出なければヤバい」という思考回路になっていました。

 しかし、近未来への恐怖心から考えると、今はまだ「資格沼」に浸かっていたほうがいいのではないかとすら思えてきます。近未来の真の修羅場(解雇なのか勧奨退職なのか何なのか分かりませんが)に放り出されたときに、己を救ってくれるのは、社畜のように生きた経験値(すでに無意味な業務で一生懸命ご奉公ぶりをPRすること)ではなく、資格沼を「虎の穴🐯」状態にして地道に努力を続けて得たチカラだと考えます。

 ブログチェッカーの皆さんの「いつまでやってんだ」というご指摘はごもっともです。それに対するアンサーは「息子との約束を果たすまで」ということに代えさせていただきます。

 以上、長々と書きましたが、宣言撤回へのご理解のほどお願いいたします。もし、引き続き長い目で応援いただけるなら幸いです。

 さぁ、今日から勉強の再開です。まずは受験した5科目を総復習し、その後、免除科目だった「財務会計」と「企業経営理論」をやってみようと思います。昨年クリスマスイブのモチベーションの火種🔥はまだ体にくすぶり続けていますので(一度折れた心は時間が癒してくれそうです)。

 

 そんなこんなで、また新しい一年が始まります。2月に開設19年目を迎える当ブログを今年もよろしくお願いいたします(来年20年目だなんて信じられません。来年以降も無事続けていたら何らかの企画も考えたいと思います)。とりあえず節目に向かって、つれづれなるままに更新を続けていきたいと思います。

 では、みなさん、苦楽を乗り越え、頑張っていきましょう!