沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

最北の島でプロ根性を知る

2010年06月20日 | ダイビング

 沖縄の最北端、てるしのの島こと伊平屋島へ行ってきました。2泊3日で半分はプライベートです。せっかくの機会だからと、ジュウロウの育児に悪戦苦闘する妻を実家に置いて(酷)、いざ2年ぶりの伊平屋ダイビングの旅に出陣!

 一年ぶりの野甫大橋からみえる海は相変わらず「バスクリンを入れた海」でした。近くに「いへや愛ランド米崎」という素晴らしいビーチキャンプ場が完成しています。恒例過疎化に悩む伊平屋島。みなさんも夏休みを利用してぜひ足を運んでみてください。まさに最後の離島です。ハチローもいつかジュウロウを連れて行くつもりです。

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 そういえば今日(19日)、沖縄地方は梅雨明けしましたね。夏が近づいています

 仕事一本だった初日の夜は、同じ同業他社の後輩と居酒屋で交流。ふだんはライバルでもシマに渡れば、ざっくばらんに。楽しい夜でしたなぁ。

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 さ、一夜明け、ダイビングへ。波高し

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 シマに二つあるダイビングショップのうち、前回とは違った店を選びました。何と、偶然にも、県内一の水中カメラマンであるN氏と一緒に。在京テレビ番組の取材ということでした。お友達にもなれ、ラッキーでしたなぁ。

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 最初はミニアーチというポイントへ。お魚さんたちが無数に群れていました。しかし、前回衝撃を受けた透明度はありませんでした。1万本は潜っているというプロカメラマンN氏のお邪魔をしないようにと、頑張りましたが、さらりと砂をまきあげてしまった50本ダイバーのハチローです。失敬失敬

 さらに一本目はミューに不具合(勝手にISO感度変更。もう寿命か…)が生じ、ほとんどが低速シャッタースピードとなりブレ画像に。ミニアーチの絵もお届けすることができません(謝)。

 早速2本目へ。イソバナというポイントです。まずは巨大なテトラポット群に圧倒されました。海底遺跡のようです。しかも折れてます。

Tetora

 遠くにツバメウオのコンビが…。彼らが現れるとき、必ずと言っていいほどミューに障害が発生するのです。今回も何らかの怨念を持ってきたか?

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 タコも発見。体色を変えながら逃げていきました。

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 そして本題のイソバナへ。潮流の激しいところにしか生息しないイソバナ。真っ赤な色が海中によく映えます。

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 逆光もまたいいものです。ワイドコンバーターレンズを持ってこなかったのが残念。

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 イソバナは左肩の「8 Fhoto Album」にもUPしたのでご覧下さい。

 2日目の夜はショップで夕ご飯。短い時間ながら、N氏から撮影活動について聞かせてもらいました。温和な口調ながらプロとしてのプライドと自覚を教えていただきました。「頼まれてもスチールは撮らない。本職じゃないから」という言葉。かっちょいいっすね。ハチローのようなサラリーマンにはマネのできない生き方でごわす。ありがとざんしたぁ。

 ちなみに料理が自慢というこのショップ。夕飯はかなり豪勢でした(下写真)! まさにカニざんまい。このほかにも夜光貝チン(ミナミクロダイ)丸ごと一匹の刺身が出てきました。すごいっす。 

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 しかし。料理以外のホスピタリティーという点では、前回のショップのほうが真心があったかと…。ウチナンチュの客になれていない雰囲気がかなり出ていました。宿も中途半端に離れていて、非常に使いづらかったっす。別の旅館を借りたほうが金銭的にお徳だと後から気付きました(泣)。ま、しばらく行けないからいいか~。

 振り返れば、かなり金を使ってしまったこの旅。反省を踏まえつつ、仕事に頑張ることで妻から許しを得たいと思います。年間500本もぐるというN氏(ハチローより10歳も年長)の体力を見習って、早く寝ようっと。


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