12月に入り気温は低くなりつつあるものの、晴天が続くここ沖縄。太陽にあたると汗ばんでくるほどです。下写真は一昨日の空。きれいな青空ですねー。
しかし、そんな美しい青空が、最近うるさいのです。ゴーッ、ゴーッと爆音が降ってくるのです。もちろん原因は米軍の戦闘機。珍しいことではないのですが、ここ1週間というのはひどいっす。飛行場がある宜野湾市、嘉手納町ならずとも、県都・那覇市の上空すら爆音が響き渡っているのです。
マスコミ報道によると、山口県の岩国基地からやってきたFA18戦闘攻撃機(通称ホーネッ ト)が訓練をしているようです。しかも、地元紙の一つ琉球新報によるとクラスター爆弾なる非人道的な爆弾を装着したまま訓練をしているというではありませんか(右写真=12月11日朝刊社会面)。装着したまま離陸し、戻ってきた着陸時にはすでになかったというのです。どこで発射してきたのでしょうか。
クラスター爆弾とは、簡単に言えば、一個の爆弾の投下から、さらに内臓されていた小さな爆弾(子弾)が分散・落下するもので、主に地上の「人」を狙う悪魔の爆弾です。しかも地上に落下しても不発の場合も多く、そのまま不発弾として戦後復興に大きな障害となることが分かっているのです。国際的には禁止の流れにあります(当然ですな)。米軍はコソボやアフガニスタンでも使用し、非人道ぶりをあらわにしていますが、何と自衛隊も所持しているとか・・・。軍隊とは、何て悲しい組織なんでしょうね。どんな大儀名文があれ、人殺しの技術を高めるために一日一日費やしているのですから・・・。
それはともかく、OFFだったハチロー、一度見てみたいと思い、午前中に洗濯を二度すませ(妻は出勤日)、愛車カペラワゴンで嘉手納町の道の駅に向かいました。早速4階の展望塔に登りましたが、相変わらず修学旅行生の多いこと、多いこと。隙間をぬって柵の前にたち、待つこと30分。ごう音とともにFA18戦闘攻撃機1機が飛び立ちました(下写真)。耳をつんざくようなうるささに、修学旅行生たちの黄色いさわぎ声もかき消されましたよ。
望遠レンズでアップ目に撮ったのは下写真。うぅ~ん、クラスター爆弾らしきものは見えないっすねぇ。青っぽいのは恐らく模擬弾でしょうか・・・。左翼端にあるサイドワインダー(空対空ミサイル)は確認できますが。
ハチローがいた1時間弱の間に離陸したのは1機だけ。その他の機が装着していた可能性もあります。明日の新聞で確認するしかありませんな・・・。全くウチナンチュの空を何と考えているのだろう! プンプン!(久々にさとう玉緒風⇒ハチローと同い年という説あり)
さて・・・。帰宅して夕飯を作りにかかった主夫ハチロー。サバの塩焼きに挑戦しました。味付けは塩と泡盛(久米島の久米仙)のみ。30分以上も焼いたでしょうか。ちょっと塩味が強すぎましたが、まぁまぁの出来だったかなと・・・。妻もまるごと一枚たいらげました.。
そんこんなで部屋中をサバ臭さがただよったため、窓を開けると、何ともきれいな夕暮れ空がありました(左写真)。雲ひとつない美しいグラデーションですね!
海は誰のものでもない、とよくいいますが、空だって誰のものでもありません。あえて言えば、みんなのものです。戦闘機に我が物顔で飛んで欲しくないですね。
平和を願う小市民ハチロー。明日は久々に妻の両親との食事会を予定しております。頭はすでに、その時の会話のネタ探しで、いっぱいいっぱいでーす(笑)。
飛んでいるなんて、似つかわしくないですね(>_<)
日常、訓練・基地といったものから
離れているので、考える時間がどうしても
少なくなりがちなんですが(ごめんなさい)
沖縄に行くと、たまたま自分の周りが
平和であるだけ、ということを思い出します。
皆、のんびり空を見上げることが
できるように、考えていかなくちゃいけませんね・・・
アメリカぁの騒音は、まったく最近はひどいですね。嘉手納町や宜野湾市などは、このような状況が数十年続いているのですから、大変です。
そうそう、ニンジンシリシリー、おいしいですよね。ニンジンはこうも甘い食材だったのかっていう。ぜひaiさんの地元でも広めてください!
私は不参加ですけど。
美浜で集いがあるのですか?土曜日ですからたくさんの人が集まったでしょうね。D-51ファンにとって聖地のようなものでしょうからね。