史上3番目に短かった梅雨のおかげで、6月中旬というのに晴天が続く沖縄。チャンスだと思いダイビングを楽しんできました。今回は地形派垂涎の万座ドリームホールに初挑戦です。ダイビング雑誌ですごい美しい写真を何度か見ていたので、いつか潜りたいと思っていました。
ガイドは与那国で偶然再会したN本さんにお願いしました。心配していた風もほとんどなく凪状態でした。
N本さんには8郎のほかに、女性客が一人。N本さんのお友達で関東地方出身のAYAさんという方で、ここ2ヶ月で50本潜っているといツワモノでした。フィリピンでアドバンスを取得したのだとか。8郎が7、8年かかったことをわずか2ヶ月でやっているんですね(笑)。話題も豊富で3人のダイビングを終始盛り上げてくれましたよ。
1本目は普通のポイント。根付きの熱帯魚がたくさんいました。
まずはハタタテダイの群れ。ピントがいまいちですっ。
お次はオレンジがブルーに映えるチョウチョウウオ。これも群れていました。
警戒するとすぐ巣穴に入るため、なかなかペアが撮影できなかったハタタテハゼです。今回はなんとか収めました。といってもかなり望遠です。画像が粗いですね。
恒例ともいえる、ブルーに映える王様ヤマブキベラです。黄色は目立つな~。
ついでに3種そろい踏み。
ハナミノカサゴもいました。
トロピカルな縞模様の魚。ハゼの仲間ですかね。
サンゴの天敵オニヒトデもいました!
「特技をもったウミウシです」とN本さんのガイド。N本さんがそのウミウシをAYAさんの指の上に乗せると、そこからくるくると舞うように泳ぎ、また珊瑚にたどり着きました。まさに特技です。でもウミウシの名前は忘れましたっ(謝)。
1本目は無事終了。「地味だけどそれなりに楽しめた」とだけ思っていたら、帰宅後、ダイコンをチェックすると、なんと最深32.3㍍を記録しているではありませんか。与那国の30.8㍍を一気に抜き去り、8郎のダイブ史上最深を更新していたんです。記録に残るダイブとなりました。
2本目はついに万座ドリームホール。ダイナミックな地形を想像するだけで胸がわくわくしました。N本さんが入り口を指示します。意外にちっちゃい。
人一人が入れるほどの穴を垂直に潜行します、見上げると確かに美しい青でした。
洞窟の常連さんあ、アカマツカサがお出迎え。
最後のホールではリュウキュウハタンポの群れがいたのですが、なぜかピントが合っているものが一枚もなく(泣)。不完全燃焼と相成りました。そもそも、雑誌などから夢想していた万座ドリームホールのイメージと違うなーというのが出てからの感想(苦笑)。想定していたスケールの10分の1でした。
しかし、梅雨を早めに終わらせてくれた神様は、またしても8郎を見捨てることはなかったのです。
N本さんが、ふとばたばたと上のほうを指差します。そして、水中ノートになにか書こうとするのですが、途中でやめてカメラ片手に急浮上! これはなにか大物の被写体を見つけたに違いないと8郎も改めて、上に目を凝らしました。すると、大きなエイが舞っているのが見えるではありませんか!
右に急浮上するN本さんの姿が。客をお置いてきぼりですかーっ。
8郎もなるべく早く浮上し、望遠ズームでなんとか撮影に成功。おそらくトビエイかと。尾がかなり長いですね。石垣のマンタスクランブルで見たオニイトマキエイほどの感動はありませんでしたが、うれしいプレゼントとなりました。
船へ戻る途中、サンゴや岩の隙間から空気の泡が出ているところに遭遇。珍しい光景だったので、写真には収めましたが、なんという現象なのかN本さんに聞くのを忘れました。まさか温泉ではないでしょうが。
満足の2DIVEを終え、N本さんとAYAさんに別れを告げました、愛車エクストレイルで国道を南下します。最高のドライブ日和だったなぁ。
途中、おんな道の駅により、ジューシーと野菜天ぷら、そしてスタバのアイスカフェオレで腹を満たしました。おいしかったです。
生まり島の青い海と空を満期できた一日でした。決済してくれた妻にも感謝です。
あとは宅建の勉強をリスタートだ!