沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

年度初めのストーカー

2023年04月16日 | 中学野球(硬式)

  2023年も4月に入り、新年度がスタートしました。ここ沖縄は1年で一番過ごしやすいうりずんの季節。澄んだ青空を背に沖縄の県花であるデイゴもあちこちに広がりを見せています。散った花は芝生の上に赤いじゅうたんを敷いていました。台風イヤーになるのでしょうか。まだクーラーを付けなくても朝夕は涼しいです。怪しげなタイトルについては読んでいただければ分かります。

 せっかくなのでデイゴの写真数カットを。

 では、年度初めの8郎家をつれづれなるままに。

 愛息10郎がついに地元の硬式野球クラブに入団しました! 「10郎甲子園」シーズン2の始まりです。前回お伝えした通り、当ブログでは今後、プライバシー保護の観点から10郎と分かる写真を使うことはできる限りしませんが、最低限のことは記事として記録に残していくつもりです。ということで新カテゴリー「中学野球(硬式)を設けさせていただきました。今後とも〝小さな二刀流〟の応援よろしくお願いいたします。

 さて、父8郎が今年からもう野球に時間は割かないこともお伝えしてきたところです。しかし入団申し込みを終えた翌日に当チームの新代表(新3年生)の決勝戦があったので、最初の最初だからと10郎と観戦に行ってきました。北谷の球場です。中学校からもう大人の寸法となるので、バッテリー間はもちろん塁間も延びます。広く感じましたね~。

 試合は先輩たちが強敵YBを倒し見事に優勝! 2年後のこのマウンドに10郎がエースナンバーを背負って立ってくれるかな。楽しみです。父ちゃんはこれからほとんど応援に行けなくなるが、君の努力を陰で支えたいと思います。

 翌週の新入部員の初練習は妻が同行してくれました。新チ―ムメンバーは、先月までのU市選抜メンバーが大半を占めていたので、10郎も雰囲気にすぐになじめたようです。

 そんな10郎ですが、クラブ活動、塾へは自転車で通っています。先日、塾に初めて自転車で行くことになり、心配だった8郎も会社を早退して付き合いました。車の通りが多い経路なので心配だったのです(今月から直用が義務化されたヘルメットもまだ買っていないので)。どう付き合ったかというと、よろよろペダルをこぐ息子を、アラフィフおじさんが息を切らせながら走って追っかける、というスタイルです。息切らせながら後姿をスマホでカシャ!

 昭和の感覚で言えばかなりの過保護かもしれませんが、令和は昭和の感覚では防げないリスクの多い時代です。世の中が守ってくれると思っていたら取り返しのつかないミスを起こします。後悔しないように親としてそれくらいのサポートはやろうと思います。

 塾の授業は3時間近くあるので、その日は近くのマックで夕飯を食べ時間をつぶしました。会社帰りの妻も合流。夫妻ともスキマ時間を使っておのおのの勉強をしました。息子が勉強している時間は父も勉強をしようと決めています。親がやらなきゃ子もやらん! 何度も書いていますが、これが8郎家の家訓の柱です。受験勉強中の高校生たちも多くいたので、新鮮な気分で集中できましたね(笑)。

 もちろん帰りも8郎は走って付き合いましたよ。当然、途中でおいて行かれましたが、いい経験になりました。マンション1階の駐輪場で合流したときは安心しました。

 別の日は硬式野球クラブからの初めての自転車帰宅です。経路には歩道のない下り坂があるなど、塾よりさらに危険度が増すコースです。ただ本人が「友達が一緒だから大丈夫」ということで意思を尊重しました。8郎たちもそうそう会社は休めませんので。

 会社帰りに妻の車で向かいます。薄暗くなった球場の入口でスタンバイ。車の交通量は予想以上に多いです。その交通量に気を取られていたせいか、8郎夫妻、10郎らが出てくるのを見失ったので、慌てて追っかけます。なんてドジなストーカーなのでしょう!

 急いで走らせると、帰路最大の難所である「歩道なき下り坂」で、一人だけ自転車を手押しで歩く10郎を発見! その横をスピードを出した車が次々と通り過ぎていきます。「アブね!」と思いつつも、自らのよろよろ運転というリスクを鑑み手押しに切り替えた息子の判断に感動もしました。車両優先道なので8郎夫妻は停まることもできず、いったん通り過ぎて待機することにしたのですが、先行していた仲間たちは10郎を置いけぼりにせず待ってくれているではありませんか! のろのろ10郎が合流するとまた集団でスタート。仲間ってありがたいですね~。8郎夫妻は再び先回りして、待機することに。

 しかし、なかなか来ないので「チェーンが外れたのかな。まさか、車とぶつかってないかな」などと不安がよぎります。待つこと数分。来た、来た~! しかも仲間たちと縦列行進だぁ~。かっけ~。まるで隕石爆破の危険な任務を終えた宇宙飛行士の帰還ばりに感動しました。8郎の耳にはエアロスミスの『アイドヲナクローズマイアーイズ♪』が流れていました。親ばか御免(笑)。

 次の難所は交通量が多く道も斜めになっている交差点です。三度先回りして交差点を過ぎたところで待機し、そこまで無事に来ることを確認したら8郎夫妻は撤退することにしました。暗い道に車を停め自転車一行を待ちます。

 無事に交差点も通過できたようで、姿を現しました。しかし、8郎夫妻の手前の駐車場からバックで出てきた車をよけるために自転車一行は隊列が乱れ、いったん停車します。その際に植栽の枝に引っかかったり、チェーンが外れるなどプチトラブルがあったようです。しかし仲間たちは数分程度、わちゃわちゃ軽口をたたきながら協力しあってすべての問題を解決しました。団結力って素晴らしい! それを目の前(車内から)で見ることができた喜び! ストーカーしてよかったです。さぁ、家路へ再出発だ。

 父ちゃんが車窓から激写しているのを気づかずに、仲間に置いて行かれないよう一生懸命ペダルをこぐ愛息。ストーカーしているのが10郎にばれたら怒られる(12歳なりにプライドがあるはず)ので、週刊誌のカメラマン並みに気を使いましたよ(笑) さぁ、帰ったらあったかい風呂に入りな♨

 たかが2.5㌔の帰路ですが、愛息の初の自転車帰宅を車内から見学した8郎夫妻にとって、愛息が初めて歩いた1歳当時の感動に近いものがありましたね。これから野球クラブは週5日、塾は週3日、なかでも週2回は野球のあとに塾、というハードスケジュールも待っています。大変だけど愛車のペダルで乗り切ろうぜ。

 以上、親ばか夫婦のストーカー&パパラッチぶりを、親ばか御免でお届けしました。

※一応名曲のリンクを貼っておきます。懐かしさに浸りたい方はぜひ。

 それにしてもこの時のリブ・タイラーさんはハリウッドの歴代美女の中でもTOP3に入るくらいお美しいですね(8郎私見)。現在45歳だそうです。8郎もよく「似ている」と言われたブルース・ウイリスさんは失語症という病気を患い1年前に俳優業を引退しています。時の流れは早い。

 

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 ナカユクイです。おいしゅうございましたシリーズです。行きつけの食堂のトーフチャンプルー(650円)です。30代なら「家でも食えるのに金払ってまで注文するか」というメニューでしたが、劣化の著しいアラフィフおじさんとなった今では、胃に優しいこともあって定番メニューとなっています。これに沖縄が生んだ最高のスパイス、コーレーグース🌶をたっぷりかけます。残った汁をご飯にかけて食べるとこれまたおいしいんです。

 はい、体重が全然落ちません!

 

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 久しぶりに辛口映画評論家水野8郎の映画紹介です。2本とも宅シネマです。

 まずは『ドリームハウス』(2011年、ジム・シェリダン監督)です。6代目ジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグが主演で、脇を固めるのはレイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツというハリウッドの2大美人女優という豪華な配役です。

 サスペンス、ミステリー仕立てですが、ジャンルはホラーになりそうです。とはいえ、エログロはほとんどないのでご家族で楽しめます。どんでん返しの作品ですが、どんでん返しの先にあるのは家族愛です。ハッピーエンドとはいきませんが、けっしてバッドでもありません。10郎も最後まで「で~じ面白い」と見入っていました。それにしても娘二人が可愛すぎますね! こんな姉妹が待っていたら父ちゃんは毎日急いで帰宅しますね。

 

 2作目はもう20年前の作品ですが、劇場版 名探偵コナン ベイカー街の亡霊』(2002年、こだま兼嗣監督)です。妻がネットで高評価だと推薦してきたからです。結果、8郎家も高評価です! 

 精密に練られた脚本、伏線回収も素晴らしく、高い完成度です。元祖名探偵シャーロック・ホームズの時代にタイムトラベルする設定もいいです。アニメだからこそできる世界観ですね。友情、親子愛も含まれており大人でも十分楽しめます(ていうか子供向けだけで終わらすにはもったいないですね)。ちまたで話題の「ChatGPT」の危険性を先んじて警告するテーマも含まれています。そういう視点でも面白いです。

 あと2週間に迫った大型連休にでもご鑑賞ください。以上辛口映画評論家水野8郎でした。では、さいなら×3。

 

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 8郎の長年の持病である副鼻腔についてもこれまで何度かお知らせしてきました。それに関して訂正があります。病院でCTスキャンなど精密検査を受けてきたところ、医師からなんと「副鼻腔はきれいです。なんの異常もありません」という想定外の診断を受けたのです! とはいえ、鼻周りの症状は確かにあります。結果、重度のアレルギー性鼻炎だという診断結果となりました。ハウスダスト(主にダニの死骸)に弱い体質だそうです。掃除機等には気を使っているつもりですが。。。医師は「アレルギー性鼻炎の手術をしても頭痛の改善は約束できない」と言います。その日は手術の可否の判断をやめ、いったん帰宅したのですが、結局また薬を買わされることになり、薬局で出されたものは、またもやほぼ一緒! 噴霧液に関しては在庫が4本も追加される状態。

 「今、だめもとで手術をしなければ、この服用生活はあと10何年も続くだろう」と思い、手術を決意しました。ネットでみるとアレルギー性鼻炎でも顔面痛、頭痛は生じると書いてあります。近く、医師と話し合いをします。手術はなるべく早く、できれば連休前に受けたいのですが、予約もいっぱいだそうなので連休明けかなぁ。

 

 最後になります。愛息10郎がついに中学校に入学しました。入学式には8郎も仕事を休んで参加してきました。でも特段の感動はありませんでしたね。義務教育である中学校は行くのが当然なので(笑)。苦難を乗り越えての入学という喜びは、大学の入学式まで待とうと思います。

 とは言え、中学生は思春期の入口であり、「中二病」という言葉も生まれるほど成長期においても一番難しい時期であることは疑う余地もありません。男の子は成長ホルモンが不安定なまま激しい競争にさらされ、誰でも多少暴力的にもなります。10郎も理性では抑えられない悔しさ、怒りで壁を殴ったりすることもあるかもしれません。しかし、それは父がすべて受け止めようと思います! そのために腹回りの皮下脂肪をたっぷり付けているのですから(そういうことにしてください)。間違った方向にだけは行かさない、それだけは親として心がけようと思います。10郎、中学校時代の酸いも甘いも経験して、大人への階段を上ってほしい。

 以上、息子へのストーカー&パパラッチで始まった8郎家の年度初めをお伝えしました。

 今後、当ブログが更新されない場合、善良市民からの「昨夜、怪しい男が車内から子供たちを撮影していた」という通報でブログ管理者が警察に検挙されている可能性があります。その際はみなさんで署名を集めブログ管理者を釈放してやってください。冗談はさて置いて、今日はこれにて。


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