沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

孤独の1100里

2020年05月30日 | スキルアップ

 梅雨が続いております。5月も終わります。みなさんはどうお過ごしでしょうか。

 我が家にもついに届きました。アベノマスクです。まじちっせ~。デカ顔の8郎にはまず無理です。こんなのに数百億円かけるなんて、忖度官僚たちのセンスにもあきれるしかありません。また政権交代させるしかない!(近年の低投票率では無理か)。

 7月半ばの試験本番まで、コロナはもちろん、インフルエンザなどの感染症にも最大限注意しなければなりませんね。と注意喚起してくれた、という意味ではこのマスクに感謝です。

 

 そんな5月ですが、8郎の資格勉強史上、月間の勉強時間が初めて100時間を超えました!(宅建時は一度も90時間にすら届かず)。と言っても、独学のおじさんにとって節目を喜び合う友もおらず。ま、何時間やっても合格しなけりゃ意味がないですからね。

 ただし、月100時間超えは、コロナによる外出自粛、大型連休の影響も大いにありました。つまり、ほかの受験生も一緒だということです。8郎だけにメリットがあるというわけでは全くないので、大事なのは、この追い風をしっかりと自分の背に受けられるか、です。油断してはいけません。

 どちらにしろ「実質最後の1カ月」として臨んだ5月は、時の運もあって、自信となる過ごし方ができました(模試の結果がめっちゃ怖いですが・・・)。6月はこの勢いを維持するだけです。そして無駄を省く努力を追求することも忘れずにいたいと思います。

 ところで、通算1000時間の意味合いに関してですが、ネット上には「(中小企業診断士に)わずか数百時間で受かりました!」と豪語する方々が散見します。もちろん2次試験合格まで含めてですよ。8郎個人的には、一種の炎上商法に近い、ほぼフェイクニュースだと感じています。煽ってPVを稼ぐ的な。もちろん、実際にそういう天才たちは少数はいると思います。ただ、間違いなく難関大学での基礎学力が脳内に刻まれたまま(つまりアドバンテージがかなりある状態で)、受験した高学歴エリートたちに違いありません。

 国立再安易のR大に2浪し、さらにバイトのため大学の講義をほとんど受けずに、ほとんどの科目が「可」で終わった(笑)、まさに基礎学力に欠陥のある47歳にとって信じてはいけない数字なのです。宅建でも痛感しました。正味の時間(実際に机に向かって勉強した時間)で千時間をはるかに超えるよう地道な努力を続けるのみです!

 本番までには1200時間は行けそうです。そこまでやれば、正味1000時間を超えられる・・・ような気がします。非効率な独学で難関試験に挑戦する47歳にとって、どれだけ周囲が応援してくれようとも、本番で問題用紙に向かい合った瞬間、信じられるのは自分の努力、すなわち積み上げてきた勉強時間だけなのです。

 捨てかけていた「企業経営理論」と「運営システム」もなんとか5割を超えるため、この2科目を中心に据え、あとは暗記3科目に全力を投入していきます。「経済学」「財務会計」は本番直前に振り返る程度にします。あの難問ぞろいの科目で得点を上積みしようとするのは非効率だと判断しました。

 

 資格勉強の気分転換にと漫画を1冊、アマゾンで購入しました。『ザ・ゴール』(エリヤフ・ゴールドラット著、ダイヤモンド社)です。アメリカの高名経営コンサルタントが、当時1980年代のアメリカ経済の停滞を嘆き、組織の効率化を訴えるために書き上げた世界的ベストセラー小説の日本コミック版です。中小企業診断士試験においては「運営管理」で役に立つのだとか。

 なんでも、作者が同書内で提言する思考が、当時の日本の工場生産管理システムでほぼ体現されていたそうで、作者自らが「これがJAPANで出版されたら余計JAPANに勝てなくなる」として和訳を禁じた、いわくつきの作品だとか(すべてネット情報)。まだ、読み出したばかりですが、漫画だけに読みやすいですね。8郎にとって、面白いかどうか問題ではありません。少しでも試験に役立ってくれたら、その思いだけで買いました。

 

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 最後に閑話休題的な話で恐縮ですが、漫画つながりということで。社会現象となった漫画『鬼滅の刃』が最終回を迎えたようです(8郎は一度も読んでおりませんが。笑)。作者は意外にも女性らしいですね。いい作品らしいだけに『ドラゴンボール』のように商業主義的にダラダラと続けてほしくありません。完成度の高い作品は散り際も美しいはず!

 10郎、人生を豊かにする面白い漫画に出会えてよかったね。そろそろ、とーとーの物語も卒業かな(何回言う?)。

 

 さて、当ブログも当面休止させていただきます。次にブログを更新するのは、かの恐怖の足切りに終わったファイナル模試の結果が発表される6月半ばになるでしょう。その時は、データを分析し(怖)、残り1カ月を切った最後の戦略を立てることになります。そして、その時をもって試験本番が終わるまでの間も、更新を休止いたします。ご了解ください。

 あきらめの悪い47歳のおっさん、7月半ばの美しい散り際(?)を目指して、今宵もあとちょっとだけ、孤独にもがこうと思いますので、今日はこれにて。