沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

ブレずに再起動

2018年09月17日 | スキルアップ

 沖縄が生んだ歌姫、安室奈美恵さんが9月16日に引退しました。ラストライブなど引退に関するイベントが多く開かれた沖縄はすごい盛り上がりでした。大型の懸垂幕が掲げられ、地元新聞の特別号が配布された那覇市内や、ラストライブや花火大会が開かれた宜野湾市内は、オリンピックでも始まったのかというくらいの人だかりでした。安室奈美恵さんはアイドルといういわゆる“偶像”ではありますが、日本を飛び越えアジア中に興奮を引き起こしたという意味で、ウチナンチュにとって戦後最大級のスーパースターといっても過言ではありませんね。カメジローでもカンムリワシでもこんなロス現象は起きません。「ブレずに生きていたい」という名言どおりの歌手生活でした。そして何より「本土コンプレックス」を抱えるウチナンチュに大きな自信を与えてくれました。こればかりは、どれだけの安室ファンでも、失礼ながらヤマトンチュの方には分からない功績だと思います。

 あらためて、沖縄の女性は強いっ。

 8郎も休日に、花火大会が行われたコンベンションセンターの会場をチラ見。入場無料、撮影可能なエリアだけぶらっと歩きました。会場中に安室LOVEがあふれていました。

 夜の花火大会は浦添市内の自宅マンションからも見えました。かなり遠かったですが、夜空を真っ赤にするくらいのスケールでした。翌日の朝刊にも載っていましたが、ド迫力のショーだったようですね。行きたかったなぁ~。仕方なく、愛機STYLUS TG-2で撮影。手持ちなのでブレブレです(謝)

 生粋のファンの方のロスは相当なものでしょうね。でも、これだけのイベントが展開され、何より安室さん本人が「最後は笑顔で」というメッセージを送ってくれたので、ファンの皆さん、25年間の思い出とともにその方なりの総括ができるのではないでしょうか。

 8郎も、バブルの余韻を残した華やかな時代の終わりを感じました。

 安室さん、本当におつかれさまでした。

 

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 さて、話は平成の歌姫の栄光の歴史から、右肩下がりの会社に勤める45歳サラリーマンの悲哀の現状に戻ります。

 惨敗を喫した中小企業診断士1次試験について、備忘録的に個人総括をしておきたいと思います。マニアックな話なので、興味のない方はページアウトしてください。

 試験の実施主管である中小企業診断協会の公式サイトによると、全国で1万6434人が受験し、3236人が合格しています。合格率は23.5%です。なんだ、4人に1人近くが合格か、と思わないでください。10月の2次試験でも25%程度で振り落とされるので、最終的な合格率は10%以下と司法試験並みになるのですよ(怖)。

 ちなみに那覇地区(つまり沖縄県内)では189人が受け、合格者は11人でした。ウチナンチュにとっては1次試験ですら6%の狭き門だということです。8郎が受験した2科目の科目別合格者(60点以上)はというと、「財務・会計」はわずか9人。相当手ごわかったようです。「経営情報システム」は25人でした。もっと頑張らねば。他科目は大体が20人前後でしたね。ちなみに今年の地雷科目だった「経営法務」は衝撃の2人。しかし、加算措置で8点上がるので、発表された数から事後的に上乗せされるのでしょうか? 10人近くになるのでしょうか。

 あらためて、長く険しい道のりだと痛感させられました。しかし、25年間信念を貫いた歌姫にならって、45歳8郎もブレることなく、勉強を再起動させたいと思います。50歳までにもう一度「HERO」を聞けるときが来ることを信じて。

 

【後記】 さて勉強をしよう、と思った矢先、安室引退に影響を受けた愛息10郎が、勉強部屋までコンサートチケットを持ってきてくれました。もちろん安室のでなく本人出演のステージです(笑)。安室のラストライブをひそかに申し込みながら見事抽選から外れた妻(悲)も喜んでいました。これから二人で畳間で鑑賞することになるので勉強は明日以降にします!

 もぎり用の切れ目を入れているところに愛息のものづくり精神を感じます(笑)。

 今日はこれにて。