沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

梅雨の合間のプレゼント

2018年05月13日 | 風物詩

 梅雨入り後初めての週末です。さぁ、平日の分まで勉強するぞ、と意気込んでいた8郎は、あまりの青空に「午前中だけでも10郎とキャッチボールをしてこよう」と気持ちがガラリと変わりました。気圧の急激な変化なのか、かなりの頭痛があったのですが、成長が止まらない10郎との時間を捨てることだけは避けたいのです。

 妻の運転で今年開通したばかりの浦添北道路(2㌔)を走ります。これまで人目につく機会の少なかった米軍関係者の居住施設が見えてきます。オーシャンビューで、娯楽施設も充実。この道路の開通によって、これからは多くの市民の目にさらされるでしょう。安保法制という大儀名分の下、日本政府が米軍にどれだけのプレゼントを贈ってきたか、多くの市民に見てもらいたいものです。米軍が日本のために命を懸けている代償だという意見もあるようですが、米軍が沖縄県民のために、いつ戦ったというのだ! 

 下写真は浦添のカーミージを過ぎたあたりでしょうか。絶景でした。潮干狩りに行ってもよかったなぁ~。

 サイドミラーに写るは8歳になった愛息10郎。親ばか御免の一枚。

 宜野湾市のトロピカルビーチに到着。雲一つない青空です。こんな日に勉強なんてできませんね。

 水着ギャルやバーベキューを楽しむ集団を横目に、生粋のウチナンチュ父子は早速、キャッチボール。

 妻が撮ってくれた写真で、息子の投げ方がシュート回転している悪い癖を見つけました。まさか、ジャイロボールか!?

 じぃじとばぁばから買ってもらったバットで素振りも。アリゾナキャンプに来たプロ野球選手のような絵になりました。

 最近慣れてきた炭酸飲料でのどを潤します。妻は炭酸が飲めないので、嗜好も父に似ているね。暑さもあって20分程度しかいませんでしたが、いい汗かきました。

 一休み後、10郎は自分の母を撮影。母の日のプレゼントになるかな。 

 8郎は自分の母を撮影したことなんかないなぁ。そもそも写真すら残っていないし。面影がどんどん薄まっていきます。今、どこかで偶然会ったとしても気づかないでしょう。10郎、母ちゃんに親孝行しろよ!

 帰路は再び浦添北道路を利用。そのまま、同じく今年開通した臨港道路浦添線(2.5㌔)を乗り継ぎ、安謝の「あけぼのラーメン」でランチです。お品書きの多さにも迷うことなく、妻と二人、「ガーリックステーキ」を注文。

 ニンニクがたっぷり入っており、平日には絶対頼めないメニューです。肉もいい肉なので、700円が安く感じます。両隣のお客さんもこれを頼んでいました。キャベツもたっぷりなのがうれしいです。

 10郎はギョーザ。半ライスを頼んだところ、1・5人前のご飯が来ました! もちろんほとんど残しました。頼まなくてもよかったね。

 あ~、おいしかった。また行きます。

 公園ではキャッチボールが終わると、ベンチにグローブを投げたので、父から説教を食らった10郎。帰宅後は、父の指導の下、グローブにオイルを念入りに塗ります。道具は大事にしろよ!

 さあ、午後は勉強だ、と意気込んだものの8郎は頭痛が激化。勉強を始めてわずか10分で断念、横になるとあっという間に3時間ほど爆睡してしまいました。起きてもズキズキ痛むのでバファリンを飲みました。梅雨の合間は、こんな日が続くのかな~。

 窓から入ってくる西日の眩しさに廊下に出てみると、ごらんのような美しい夕日が!

 5分間隔で飛行機も通過。絵になります。

 水平線に沈むまで見られるかと期待しましたが、やはり雲が。撮影はここで終了しました。19時半ごろでした。

 部屋に戻ると、名探偵コナンの映画に影響を受けた見た10郎が最近ハマっているカルタを作りました。右橋のカルタでは夕日を見た感動がお題になっていました! ほかの二つも親としては書いた理由がよくわかるので爆笑。とにもかくにも、感受性の高い子どもには美しい景色を見せておきたいものです。美しいものを見たら心も美しくなる、というのはその通りだと思っております。

 それにしても夕焼けは大満足のショーでした。頭痛に悩むおっさんにとって梅雨の合間のプレゼントとなりました。ということで最後にもう一枚。

 明日からは頭痛に悩まされないことを願って、今日はこれにて。